2015年3月23日月曜日

2015春 甲川:猪鍋&岩魚パーティ

早春の甲川
Ysから山行記録が届きました。
複雑な気持ち?でアップしました。

高温と雨で大山は白くなくなり『とうとう北壁に行けなかった』と悲哀を感じていたところ,古い山友Okが「それより甲川で焚火キャンプやるけど来ん?猪鍋と岩魚の骨酒で…」の誘いに一も二も無く付いて行った。
①日時:2015.3.21(土)~22(日)
②行先:甲川(中の廊下)周辺
③メンバー:Ys,会員外(Ok,M)
④行動概況:
香取農協奥で2人に落ち合うと大きなザックの他に大根や葱の突き出た袋やビール他の入った重そうな袋やら提げている。バリバリのクライマーの筈だが妙に生活感満載…。大鍋は私のザックに括り付け彼岸中日のうららかな陽気のなか大荷物の3人は汗まみれで幕営地を目指す,「墓参りもう行った?」「墓は逃げん。いつでもいいんだ!」そんな話をしながら。
のんびり過ごします
(Fu曰く,Tの別荘地だそうです)
小ブロック雪崩など眺めつつ到着,雪沢だが気温が高いので私は別テントを張る。取り敢えずビールで乾杯もそこそこに,彼らはフェルトソールに履き替え竿を出して川を釣り上がってゆく。私は鋸を手に薪集めに励む。2時間でOkは5匹,Mは大型を2匹持ち帰る。香取奥でゲットしたエノキダケを洗って黒い足を切っているとMは牛蒡や大根を綺麗に切って煮始めた。特に話し合わずともテキパキと事が進む。岩魚を焼く香ばしい匂い…持ち寄ったあれこれを出し大鍋を囲む。狭い空に鮮やかな星が瞬き夜は果てしなく更けていった。
道中ゲットしたエノキダケ
遅い朝,テントを干して2人はまた竿を出し川に降りる。Ysでも釣れるよ?やってみるか?しかし登山靴なので見学だけにする。だんだん遠くなったので私はテントのフライにくるまって昼寝。沢の水音が空間を満たしシジュウカラの声…。風が出てきた頃「全部リリースした」と言って戻ってきた。
こうして,早春の甲川で,のんびりと穏やかな時間を過ごしていると,もう北壁のことなど,どうでもよくなりました。

2 件のコメント:

  1. 早春の甲川,楽しい時間すごされましたね。その一方,私のテリトリーを侵されたされた気持ちもないことはないのですが・・・
    この憎たらしさ,思うように体が動かない男のジェラシーだと思って許して下さい。私だけの甲川でもないしね。

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  2. 今シーズン、何度画策しても北壁の神様は私が立ち入るのを許しませんでした。皆さんの記録を読み何度ジェラシーに苛まれたことか・・・。(山屋は嫉妬深い生き物ですね)
    捨てる神あれば拾う神あり。春の女神が導いてくれました。
    Tの別荘地を無断借用してスミマセン!遠からず山菜&岩魚天麩羅パーティでまたお借りします(予約)

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