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大ナメラ |
大山から蒜山を繋げてみたい。藪が雪で埋まったこの時期限定のルート(YCCなら無雪期でも行くかな?)蒜山を歩くというNとOに会えることを期待して出発する。
①日時:2015.3.11(水)
②行先:蒜山(鏡ヶ成~上蒜山縦走)
③メンバー:Fu,会員外(1)
④行動記録:
鏡ヶ成(7:18)→擬宝珠山の肩(7:46)→五五郎のコル(8:30)→大ナメラ(9:33)→皆ヶ山の肩(10:20)→アゼチ(10:57)→蛇ヶ乢(12:09)→上蒜山スキー場P(13:37)
⑤行動概況:
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大丈夫と思い歩いたら・・・ |
鏡ヶ成を出発してすぐ地吹雪でお出迎えされた。前日に45cmは積もったという新雪にまみれながら蒜山まで行けるだろうかと不安になるも,尾根まで登ればラッセルはところどころで新雪は強風に吹き飛ばされ固い雪面がむき出しになっているところが多く思ったより歩きやすい。とはいえ、急な降雪で落とし穴がそこらじゅうにありはまると胸あたりまで沈むこともあり慎重に歩く。
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胸まではまる |
蒜山方面は時折太陽が見えたりしていたが大山方面は暗い雲に覆われ期待していた景色は1つも見えず。とにかく風が強く地吹雪のたびに耐風姿勢で凌ぐ。大ナメラ直下の急斜面に苦戦しながらも登りきるとあとは歩きやすい尾根が続く。当初は皆ヶ山でエスケープも考えたがラッセルもそこまでなく時間も余裕があったのでアゼチへ向かい蒜山を目指すことにした。時折の晴れ間に上蒜山が見え,2人の姿が見えないものかと探してみるも見えず。
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ちょうどこの時2人は山頂にいたようだ,見える? |
アゼチを越えたら細尾根があり雪庇に気をつけながら通過し蛇ヶ乢を目指しブッシュの中を隙間をぬって下っていく。下りきったとこら辺で暗い雲が一気に晴れ快晴になり歩いてきた山々が綺麗に見えた。蛇ヶ乢から林道までが繋がっておらずGPSを見ながら合流しあとは林道を歩いてスキー場へ戻る。2人の行動記録を見ると私たちが30分ほど遅かったようで蒜山で会うことはできなかった。結構頑張って歩いたのに残念。帰りは大山の温泉に入りに行くとスキー帰りのMtsuに会い,モンベルにOがいたと教えてもらい駆け付けるもすれ違いでまたもや会えず。諦めようとメールすると温泉にいたようでやっと会うことができMtsuと3人でお茶をして帰った。同じ年のO,相変わらず目がキラキラしたいい山男だった。今回は大山の端から蒜山の端を歩いたけどいつかは完全縦走をしてみたい。
大山から蒜山までの縦走,私には懐かしいというか苦い思い出があります。体力だけしかない10代の頃計画しました。時期は5月,計画したコースはユートピア~槍尾根~烏ヶ山~鏡ヶ成~蒜山だったと思います。稜線に出たあたりでメイストームのような天候になり,昔のユートピア避難小屋の2階に2晩沈殿し,蒜山諦め逆縦走して下山しました。嵐の過ぎ去った大山は綺麗でした。それ以来計画すらしていません。
返信削除リベンジを果たせなかった人,これから計画する人,時代は回るのですね。