2014年4月30日水曜日

2014春 湯原クライミングウォール

湯原リード壁
①日時:2014.4.30(水)
②行先:湯原クライミングセンター(岡山県真庭市)
③メンバー:N,O
④行動概況(5時間のクライミング):
休日の合った2人でクライミングに行ってまいりました。
今回は講師陣がいません。緊張のリードクライミングでした。
私Oは初めて訪れる湯原ウォール,予想以上に立派な施設で驚かされました。リード壁の角度を調整することもできるようですね,すごい施設です。
着いて早々2人で壁を見上げながら「一番上まで行かないと終了点ないんだね」と半笑い・・・
冬期ずっと名和ジム通いをさぼっていた2人ですが,まずは私Oがトライ。一回目10m地点までで終了。Nもチャレンジするが9mからのかぶりが辛いようで「おろしてくださーい」との声。
オンサイト?
これはヌンチャクかカラビナ2個捨てていかないといけないかもしれないと2人で悩む。
私の番12mまでロープを伸ばすことができたが,腕の消耗がきつい。

プライドを捨て(そんな物は持っていないが)セルフビレイを取り,ビナとスリングを使いワンピッチをぷちエイドで通過,このあとはセルフビレイ休憩と「テンションお願いしまース」を駆使しつつなんとか15mを登り切り登攀成功!
このあたりが核心?
ビレイしてくれているNから「やったなー」との声,爽快でした。この間30分近く壁井張り付いていたでしょうか疲れました。
ホールドはほとんどガバですが,調べると(11-)だそうでよく登れたもんです。Nは左の壁にも挑戦しましたが,やはり難しいとのこと。ホールド悪そうです。
(右端のルートは下から全部かけるとヌンチャク15本必要です)

その後も交代しながらのロープクライミングや2階のボルダー壁で壁登りを楽しみました。
名和に通って,トップロープ簡単にかけれるくらいにならないといけないねと,NとOは決意を新たにしました。私はクリップの自己練習もしないといけません。

2014年4月29日火曜日

2014春 大山春山パトロール

雨ニモマケズ,風ニモマケズ,大山春山パトロールに行ってきた。
体感風速は20m!?

①日時:2014.4.29(火)
②行先:大山(夏山登山道)
③メンバー:N,Y,I,警官2名
④行動記録:
駐在所(8:50)→(10:50)大山山頂(11:35)→元谷→治山道路→駐在所(13:20)
⑤行動概況:
駐在所で身支度を整えている間に雨は止み,昨春のパトロール以来皆勤賞の私が先頭を務めスタートする。3名の下山者とすれ違い,軽快に6合避難小屋に到着する。ここから大雪渓が出現するも,難儀なく順調に木道まで出る。木道からは突風にあおられ緊張したが,特記すべきアクシデントはなく無事に山頂に到着。この時点で小屋に登山者はいなかったが,下山開始と入れ違いに4名入ってきた。突風はおさまらず,8合目付近ですれ違った親子連れ(3名)に注意を促し,登山未経験という若き警官のために,紹介がてら元谷経由で下山し,本日の任務は終了した。
⑥その他:
・ユートピア登山口付近の治山道路のカーブミラーが老朽のせいか?ミラー部分が落ちていた。
・絶好調の足取りでペースを上げて先頭を歩く私に対し,管制Nより「調子のいい時ほど慎重に」との助言があり,6合目からは一歩一歩を丁寧に心がけた。歩き方のコツを質問していた登山未経験の若き警官にも,背中で伝わったことだろう。

2014年4月28日月曜日

2014春 矢筈谷~船上山縦走

先週教えていただいた矢筈谷の復習と新緑が美しいであろうブナの林に癒やされたく,船上山まで縦走してきた。
心が洗われる新緑
①行先:矢筈谷~船上山
②日時:2014.4.28(月)
③メンバー:Mk,(会員外)N
④行動記録:
香取(6:00)→矢筈のコル(8:30)→甲ケ山(9:30)→船上山(12:30) 
甲ケ山を登る?
⑤行動概況:
月曜日は一人で山に行くことが多く寂しいが,今回はたまたま地元の後輩が珍しく声を掛けてくれた。自転車で船上山から香取まで帰る予定だったが,助かった。車一台を船上山にデポして香取でテント設営し,朝早く取り付き,雨が降る前に終わらせる作戦だ。香取,甲川,矢筈谷,全て雪が先週より少なくなっていた。矢筈谷は,この前歩いた真中のルートは,途中で雪が切れているように見えたが砂礫がかぶさり黒くなっていた。矢筈谷の雪の量は,少なくなっているが,まだまだ消えそうにない。小矢筈,甲ヶ山に雪は全くない。甲ヶ山の狭いピークから眺めるアルプスを彷彿させる風景は,何度来ても魅力的だ。コルには残雪があり,一般登山道は明瞭ではない。
まさにエンジェルフォール
勝田ヶ山から船上山にかけては,新緑のブナ林が作りだす新鮮な酸素をいただきながら,冬靴でトレランをする。最後のデザートに千丈のぞきに立つ。億,兆,京?一生かかっても数えきれない枚数の新芽が創りだした春の景色に,感動して足が震えた。デポしてあった車に乗り,鶯橋に近づいたころ,フロントガラスに,春の雨が弾くのを確認した。29日のパトロールは雨になりそうだ。全員無事故での帰還を大山に祈り,帰路についた。

2014春 クライミング講習会

淡々と登るFu
先週に引き続き,顧問Mjによるクライミング初心者講習を開いていただきました。

①日時:2014.4.26(土)
②行先:船上山屏風岩
③メンバー:Mj,Fu,I
④行動概況:
念願の岩デビューとなるFuは,練習岩・カンテルートともに危なげなくクリア。
一歩も踏み出せない私


千丈覗き凹角も実に軽やかな足取りで登っていく。
次々とトップロープを外して進んでいく姿に迷いはなく,とても安定感があった。一方の私は足取り重く右往左往し,ピン2本目で降参。再度挑戦したが同じ箇所で往生し,それ以上突破できなかった。


どうにかこうにか12m地点
クライミング講習二日目。本日は講師が2名。この貴重な機会を逃すまいと,背中を押してくれたYと参加しました。

①日時:2014.4.27(日)
②行先:湯原クライミングセンター(岡山県真庭市)
③メンバー:Mj,Y,I,会員外(To)
④行動概況:
先輩方の所作を観察し,想像しながら挑戦するが,見るのとやるのとでは大違い。高度が上がるにつれて足がおざなりになり,腕力に頼る癖がなかなか抜けない。
Toのアドバイスや途中テンションに頼りながらもなんとか12m地点まで到達できた。
ラストの1本
クライミング同様,ビレイも回数を重ねるごとにコツを掴み,ロープの送り出しやテンションの掛け具合,緩めるスピードなどタイミングよく行えるようになった。
MjやToのようにしなやかに登れるように,これからも回数を重ねていきたいと思います。
華麗なMjの姿に観客が集まる

ご指導くださったMj,Toありがとうございました。

2014年4月26日土曜日

2014春 朝鍋鷲ヶ山~金ヶ谷山

金ヶ谷山で合流する
①日時:2014.4.26(土)
②行先:朝鍋鷲ヶ山~金ヶ谷山
③メンバー:T,会員外(I)と子供たち
④行動記録:
朝鍋登山口(8:56)→朝鍋鷲ヶ山(10:00)→(10:53)金ヶ谷山(12:10)→朝鍋鷲ヶ山(12:45)→穴ヶ乢登山口(13:41)
⑤行動概況:
子供たちは毛無山から朝鍋鷲ヶ山に向かうので,私は車を朝鍋側に回し,反対側からスタートする。
三平山林道は,途中(三平山登山口から,数100m行った地点),大規模な土砂崩れで,道が流れている。手前に車を止め,あとは林道を朝鍋登山口まで2時間歩く。朝鍋鷲ヶ山,金ヶ谷山と,のんびり歩き,本隊を待った。合流後,帰りは穴ヶ乢経由で林道に出た。道中,コシアブラが出ており,採取し師匠Sに届けた。

2014年4月25日金曜日

2014春 船通山①

代表Sから山行記録が届きました。
水平道分岐店
①日時:2014.4.24(木)
②行先:船通山
③メンバー:S,Si,会員外(F)
④行動記録:
亀石登山口(9:00)→水平道分岐点(9:55)→(11:15)船通山(12:15)→亀石登山口(13:50)
⑤行動概況:
今日の登山は,烏ヶ山ドボンコースの予定が参加者がないためのんびり山行に変更した。急遽,Siに連絡し誰か行く人を探してもらった。
カタクリ
米子を7時30分に出発するが,県境付近のラッシュに遭いかなりタイムロスとなった。今日のコースは昨年マーキングした東尾根コースとし亀石登山口を出発する。登山道周辺に咲く山野草を見ながら登行を続けるが,今年は数が少なく,まだ大きくなっていない。登山道と斜面の一部には残雪があり,ステップカットで上る箇所もあった。水平道の入口から尾根を目指し,軽い藪こぎの開始であった。尾根のルートは周辺を見渡しながらの登行ができ,ちまき笹のため視界は明瞭で尾根筋を進む。1000メートル付近にはカタクリの小さな群落があり,踏まないように注意して歩いた。まもなく頂上直下となりFを先行させ頂上に無事着いた。
ヤマエンゴサク
船通山の頂上は,カタクリがちらほらと咲き出しており,区域の保護のためロープが張り巡らしてある。カタクリシーズンの幕開けかたくさんの登山者がいる。頂上での休憩後,亀石コースでの下山を開始する。途中のカタクリを撮影しながらのんびりと下降を続け,水平道にいたり所々に残雪があり,縁を歩ける状況である。山野草はまだ一切なくタムシバの花のみである。水平道から下降しながら観察を続けるが数種類のものしかない。高度が下がってくるとハシリドコロ,ネコノメソウなどが中心となり登山口に到着した。

2014春 三鈷東谷②

YCCに入会する前からずっと気になってた三鈷東谷。代表Sよりアドバイスをいただきレッツトライ!連れて行ってもらうのも楽しいけど,自分で地図や地形を見ながら考えて悩みながらワイワイ歩くのも楽しい。
阿弥陀川
①日時:2014.4.25(金)
②行先:大山(三鈷東谷~振子沢~木谷)
③メンバー:Fu,会員外(T,G)
④行動記録:
川床(7:07)→東谷分岐(8:31)→最深部取り付き(10:22)→東谷源頭部(11:43)→地獄谷出合(13:02)→鳥越峠(14:04)→木谷(14:40)
⑤行動概況:
今年は残雪が多いみたいだしまだ雪あるかな?と川床を出発するも見事に雪がない。東谷は無理かと思いつつ阿弥陀川を右に左に渡渉しながら進んでいくとありました,雪。あるんだけど,緩くて頼りないスノーブリッジを横目に踏み抜き注意な道のりを慎重に進む。

初めて入る東谷。雰囲気の良さに思わず足が止まる。
左から取り付きへ
でも落石注意と聞いたので重たい足を進めるも,目の前に広がる初めて見る角度の三鈷峰に親指ピーク,その美しい空間に入るとやはり足が止まる。
落石には遭遇せず
雪がすっかりグレー
そして予定してる東谷最深部を見ると途中雪が切れてるのが見えた。難儀したがなんとか通過し,切れている所を見ると暗くて深いなかなかスリリングな空間だった。
振子沢へ
取り付きに出たらユートピアには寄らずにそのまま振子沢へソリを持って飛び込む。あんなに苦労して登った振子沢も滑れば一瞬,振子沢出合に着き駒鳥小屋経由で鳥越峠を目指すのも面倒だったので,雪が上までついてる斜面を地図を見ながら位置を確認しよじ登り鳥越峠へ。
東谷の残雪を楽しむには少し遅かったけど初めて見る景色ばかりで楽しめました。

2014年4月23日水曜日

2014春 大山南北縦断

晴天の森
11月からシーズンインした雪上歩き,その締めくくりに残雪を求めて大山の南北を縦断してきました。

①日時:2014.4.23(水)
②行先:大山(振子沢~ユートピア~剣谷)
③メンバー:N,O
④行動記録:
鍵掛峠P(7:45)→駒鳥小屋(9:00)→(振子沢)→ユートピア(10:20)→(剣谷)→大山寺(11:35)
地獄谷
⑤行動概況:
鍵掛峠登山口からなんとも言えない綺麗な森の中を歩く。雲ひとつない晴天で,いつも以上にOの足取りは軽やかで,半袖を着た中年は汗をにじませながら付いていく。程なく鳥越峠に上り詰め,駒鳥小屋までの下りを楽しんだ。一時,水の流れと最高の景色を楽しんで,振子沢へ汗を流しに侵入した。振子沢の景色は,大山アルプスにしかたとえようがない。ユートピアからは,剣谷へグリセード,途中から1ピッチだけヒップそりで下り,下宝珠越,大山寺と歩き,午前中で山行を終わらせた。
大山アルプス

2014年4月21日月曜日

2014春 船上山(屏風岩:クライミング)①

かろやかに登るMjの姿にうっとり
風の冷たさは感じたものの天気に恵まれ,船上山でクライミングを楽しみました。講師Mjの指導の下,先輩Mtは復習を兼ねて,岩デビューの私は体験レッスン。ギアの種類や使用方法,ロープワーク等たくさんのことを教わりました。
伸びあがった時の”ふわり”とした感覚は,何とも心地よいものでした。これからもっと教わりながら,上達していきたいと思います。
①日時:2014.4.19(土)
②行先:船上山(カンテルート,アクエリアス)
③メンバー:Mj,Mt,I
Mt,Mjガイドで登る私です
Mtは2本チャレンジ




2014年4月20日日曜日

2014春 矢筈谷~甲ヶ山~甲ヶ山北西尾根

今回のメンバー(甲ヶ山にて)
1週間前の天気予報,雨の確立60%,参加者はないだろうと思っていたが,5人も集まった。I は2日連続の山で,昨日は船上山で岩トレをやり,アクエリアスを完登したそうな,たいしたもんだ。本物の山女になる日もそう遠くないね。
私は雨でも行くつもりであった。雨の情緒があると自分を納得させるが,そりゃ雨より晴れがいい。
ラッキーなことに,直前の天気予報で雨マークが消え,晴れマークが出現した。どうもメンバーの中に,晴男,晴女がいるようだ。
今回のコース,谷あり,尾根あり,ピークハントあり,藪こぎあり,沢あり(I が甲川で・・・)で,それなりに充実感のあるものだった。これがほんとのバリエーションというのだろう。体力が落ちた私のせいで,目的の機動力ある速攻登山とはいえなかったが,私のペースに合わせてくれたメンバーには感謝しています。

矢筈谷をおもいおもいに進む
①日時:2014.4.20(日)
②場所:矢筈谷~甲ヶ山~甲ヶ山北西尾根
③メンバー:T,E,I,N,Mk,Y
④行動記録:
香取林道(6:25)→甲川(7:50)→矢筈のコル(9:30)→甲ヶ山(10:45)→甲川(14:30)→香取林道(15:30)
⑤行動概況:
車を雪の残る林道,上がれる所まで上げ(昔チェーンゲートがあった所から50m上がった地点),そこからスタートする。結構,雪は豊富である。
コルを目指し,小矢筈直下を行く I
(彼女は行く度に成長している)
甲川フェンスから進路を南東に変え,目指す矢筈谷をまっすぐ進む。遠望がきくので,目指す方向が明確でよい。雪上を各自,自分の道を作りながら進む。甲川を渡り,矢筈谷からコルまでも同様。コル直下は雪は若干硬く,安全のためピッケルを使用した。
コル直下では,17日のブログ記事「途中ピッケルを放してしまい止まれないMiを代表Sが急いで追いかける・・・」地点の現場検証?が行われた。2本あるトレースの様子からきっとここだろうなんて,勝手に想像,納得する。
後半戦の甲ヶ山北西尾根に向かう
(バックは小矢筈,矢筈谷,親筈,大山東壁)
この山行の前半部分の矢筈谷は終了し,後半部分の甲ヶ山北西尾根に向け,再スタートする。稜線上はほぼ雪がないが,東斜面にはまだある。雪を求め,コースを東斜面側に取りながら,甲ヶ山,甲ヶ山北西尾根と進む。
北西尾根の下り口は雪が豊富で,尚且つ広い急斜面で滑るにはもってこい。おもいおもいのスタイルで滑り落ちる。すぐに雪がなくなり,藪漕ぎが始まる。甲川まで藪漕ぎを楽しみながら?のんびり下った。春の陽気に誘われ,昼寝付きのおまけもついた。
一足早い,甲川の沢遊び
甲川では,渡渉の際,I がドボンし,一足早い沢を体感する。
今夏,NとMkは甲川完全制覇(下,中,上の廊下)を目論んでいるらしい。ということで,上の廊下終了点から林道に抜ける最短の道を紹介し,林道に出て今回の山行が終了した。
おまけの写真(甲ヶ山から大山東壁を望む)

2014年4月18日金曜日

2014春 矢筈谷②

右に小矢筈を見ながら矢筈谷を行く
ジェラシーに押しつぶされそうなNがまさかの前日フライング。うっすら残ったNの形跡を辿る,わいわいのんびり山行です。

①日時:2014.4.17(木)
②行先:矢筈谷
③メンバー:S,Mi,Fu
④行動記録:
香取上部P(7:30)→甲川(10:10)→矢筈ヶ山(13:45)→香取上部P(16:10)
⑤行動概況:
例年よりも雪が多いね,と香取を出発しショートカットしながら甲川分岐へ。案内ポールはまだすっぽり埋まっている。今日はわいわいガヤガヤで行きましょうとの宣言通り,花があれば鳥が鳴けば山が見えれば都度立ち止まり,甲川に下るまでかなりの頻度で代表Sのプチ講演会が行なわれる。見えてきた矢筈ヶ山方面へ伸びる谷を眺めながらこれから自分達の歩くところを確認する。甲川までの急斜面,ブッシュがあればどこでも下りれるとの代表Sの言葉通りココ!?という所を駆け下りる。途中で掴むとこがなくなっても下は雪,ジャンプで解決!

矢筈谷で沢に顔を突っ込むワイルド給水
甲川を超え,谷へ突入。かっこよく矢筈ヶ山北ルンゼと言っていたが,ルンゼにしては広すぎる,矢筈谷と呼ぶべきか,正式名称は決まっていないらしい※今回は矢筈谷とします。矢筈谷は地図上では沢は確認できないが,歩くと雪の下を豪快に水が流れている。林野庁の地図には記載あり。

烏をおつまみ
登っていると先頭を歩いていた代表Sが足が痛いとのことで小休憩をする。太ももの痛みと,なにやら中敷を2枚入れたらしく足指が痛かったようだ。困った時の漢方68番と問題の中敷を1枚抜いて軽く補給をして再出発。思えばずっと先頭,足指が痛いのにキックステップではしんどいだろうと先頭を交代する。先頭を歩いていると,後ろにピタリと付かれる。さっきまでしんどそうに歩いていたのに,漢方と中敷ですっかり回復したらしい。回復はやっ!あと少しで稜線という所で私がモタモタしていると,颯爽と代表SとMiに追い越されて大山東壁の絶景を1番乗りされる。
今日もこんがり
矢筈ヶ山へ上がると雪はなく温度計を見ると22度。暑いけど風は冷たい。上がれば後は楽しみにしていた矢筈谷滑走!と言いたいけど,スキーはできないのでシリセードです。小矢筈の下まで行き滑って下りていきます。下り始めは急斜面なので滑らないようにとの事だったけど,Miが足を滑らせ思いがけずシリセードで下っていくが,途中ピッケルを放してしまい止まれないMiを代表Sが急いで追いかける。そんな横を持ってきたソリで滑って遊んでいると,安全確認!と注意されるも,大山縦走路から竹の棒1本持ちシリセードしたという代表Sの話を聞いた後だと説得力が・・・シリセードを楽しんだら自分達のトレースを辿り香取までのんびり歩いて帰着。

2014年4月16日水曜日

2014春 矢筈谷①

目指す矢筈谷
山行案内に矢筈谷,代表SとTが行きたいところが一致したと言うことだ。なんとしても参加したい,しかし木曜日は休めない,20日は天気が崩れそうだ。このままでは山行ブログを見てジェラシーに押しつぶされるだろうと思い,本日行ってきた。

①日時:2014.4.16(水)
②行先:矢筈谷
③メンバー:N(単独)
④行動記録:
香取上部P(7:00)→甲川(8:30)→小矢筈直下コル(9:45)→香取上部P(11:45)
⑤行動概況:
香取上部の直線最終の退避所に車を止めスタートする。甲川分岐まではトレースは沢山あるが,ショートカットショートカットで甲川分岐まで。甲川分岐からは大休方面へは人気のようでトレースは沢山あるが,甲川方向はノートレース。矢筈ヶ山へ方向を定め白い森を進んで行き甲川へ降り立った。静寂の中で雪解けの水流は綺麗で,仕事がなければここで明日来るであろうSのパーティーを待ちたいくらいだった。
雪解けの甲川
甲ヶ山を眺める









 

小矢筈
矢筈谷も静かな雪渓歩きでなんとも言えない気持ちよさがある。一人の山歩きもいいがここは,わいわいがやがや隊で楽しく来るのが良いかもしれない。小矢筈直下のコルまで20mくらい残してコルには上がらなかった。
バリエーションも創造力もない私にはそこがちょうどよい,そこから先はまた案内して頂きたい。20日が雨ならまた来年,その先の課題を宿題に残して谷を下り,甲川の天然水で喉を潤し午前中で山行を終わらせた。

2014年4月15日火曜日

2014春 大山(春山散歩&サイクリング)

春の大山にふさわしい景色を選ぶとすれば,大山「三ノ沢」の山容はどうだろうか?鬼女台からの眺望も捨てがたい。行きたいところはたくさんあるが,休みが少ない私には限りがある。天気の良い休みを使ってバタバタ動き回り,大山の春山を巡ってきた。
日帰りでアルプス気分を楽しめる
①日時:2014.4.14(月)
②行先:大山(三ノ沢・眉山・蒜山)
③メンバー:Mk(単独)
④行動記録:
鍵掛峠(08:10)→三ノ沢(09:00)→鍵掛峠(10:00)→烏ケ山展望駐車場(10:30)→眉山(11:30)→烏ケ山展望駐車場(12:20)→鏡ケ成スキー場(13:00)→蒜山休暇村(13:30)→鬼女台(15:00)→鏡ケ成スキー場(15:30)
⑤行動概況:
三の沢落石注意です
車の中に,スキー板,ブーツ,アイゼン,ピッケルそして自転車を積み込んで鍵掛峠に向かう。環状線に雪はないが,奥大山の林の中はまだまだ雪がある。板にシールを貼り気合が入る。ザックに板を装着しロードバイクにまたがり,三ノ沢に向かうイメージでいたが,スキーブーツが一足しかない。昨晩,息子がロボットのマネをするために私のブーツで遊んでいたのを思い出す。ひとり苦笑しながらザックの中身を詰め直す。取り付きまで自転車で上がり,三の沢の喉まで一気に上がる。
落石の雨にビビりながら写真を撮り,スキーブーツを忘れたのを悔みながら尻セードで一気に下る。取り付きに戻ると,後輪がパンクしていた。タイヤがすり減っていて不安になるが,急いで修理し次の目的地「眉山」へ車で向かう。 
爽快な景色に心を奪われた
先日代表Sに連れて行っていただいた時,ここからの展望は素晴らしいと聞いていた。締まった雪は心地よく,展望の良い山頂まではあっという間であった。高速尻セードで下り,スノーランで車まで戻る。鏡ケ成スキー場から,不安が残る自転車を取り出し,蒜山休暇村まで一気に駆け下りた。ちょうど蒜山に着いた時,案の定再び後輪がパンクする。いろんな対処法を考えてみるがどれもお金が掛かりそうだ。まだ時間はたっぷりある。水と食料,シュラフカバーにコンロまである。「私も山屋の端っこの端くれ。いざとなれば一泊くらいなんともない」と強がって不安を隠す。自転車を側溝に隠,,のんびり歩いて上がった。なんのことはない,通行止めの道路は貸し切りで気持よい。鬼女台からの烏&大山の眺望は爽快だ。
春の大山・満喫でした。
天気の良い冬の夜,星空の下で幕営してみよう。来シーズンここでやりたいことが,またひとつ増えた。不安はよそに,意外と早い2時間で到着する。蒜山まで車を回して相棒の自転車を回収する。できるかどうかは別にして,犬挟~船上山が頭の中で繋がった。心地よい疲労感と新鮮な空気と景色で心は満たされた。大山よありがとう!帰路,日野川から振り返ると夕日に染まる大山に満月が浮かんでいた。 冬と春とのツンデレな大山の様相にメロメロになった一日だった。

2014春 大山(振子沢BC)

振子沢上部
2週間前にMk,Nと行った振子沢BC&剣谷BCの楽しさを忘れることができず単独BC強化合宿を行いました。

①日時:2014.4.13(日)~14(月)
②行先:ユートピア小屋,振子沢
③メンバー:O(単独)
④行動記録:
【4/13】博労座P(9:30)→ユートピア小屋(12:00)昼食→スキーピストン×4回→撤収ユートピア小屋泊(16:00)
【4/14】起床(6:00)→スキーピストン×4回→朝食→スキー×3回(12:30)→元谷→林道→中の原スキー場スキー2時間→博労座P(15:30)
⑤行動概況:
強風の中,夜景を眺める
朝9時博労座を出発,久しぶりの冬季幕営装備とスキーの重さが肩にずっしりとこたえる。
大山寺からはシールを装着し元谷を越えいつのもルンゼを登る。今日は装備が重いことも有り念のためアイゼン装着。
昼食の後,宿泊装備を小屋にデポ,身軽になって1636m地点から振子沢にアタック標高600m程を一気に滑り下りる。上部10mは砂礫が雪面に有りあまり良い状態ではないが他は気持ちの良い春のザラメ雪。2分ほどで滑り降りては30分以上の登り返しという辛くも楽しい行動を繰り返す。
烏ヶ山を眺めつつ
16時に行動終了,水作り用の雪をポリ袋に集めてユートピア小屋にこもり,持ち込んだ小説や音楽で一人の山を楽しむ。夜の気温は0度で強風だったが小屋内は快適,弓ヶ浜の夜景も見えた。
朝6時起床,雲一つない晴天です。すぐにスキーブーツを装着し小屋すぐ前の朝のカリカリバーンを攻めに行く。
短距離2本滑って朝ごはん。その頃には雪もゆるみ始めてイイ感じ,あとは春の陽気の中Tシャツ一枚でスキーです。
午前中には登ってきた岳獅会の2人と一枚外れたままだったユートピア小屋の窓を修理。
春の陽気で半袖です
帰りは上宝珠ルンゼを元谷へ滑りましたが狭い石だらけの斜面で板の裏にいくつも傷を作ってしまいました(泣)。元谷から林道経由でスキー場へ,名残惜しく中の原スキー場に残った雪で数本滑走。
振子沢以外にも三鈷峰南面・西面,剣谷,振子山,元谷等いろいろ滑り充実。楽しいバックカントリーでした。
ここを大山ユートピアスキー場と勝手に名づけます。大山はまだ雪が楽しめますね。

2014年4月12日土曜日

2014春 三瓶山&三瓶青少年交流の家

Fuから山行記録が届きました。三瓶山もすっかり雪が少なくなったようですね。

すっかり雪が消えた三瓶山頂小屋
①日時:2014.4.10(木)
②場所:三瓶山&三瓶青少年交流の家
③メンバー:S,Si,Mj,Mi,O,Fu
④行動記録:
駐車場(8:51)→男三瓶(10:19)→女三瓶(11:20)→駐車場(12:27)→三瓶青少年交流の家・体育館
⑤行動概況:
クライミング講習の予定も,集まったメンバーを見て歩かない訳にはいかないね,とのことでお茶をして待ってるという代表Sとは一先ず分かれて名号コースで男三瓶までのんびり散策。花や鳥の鳴き声に春の訪れを感じながら登っていくと景色が広がり男三瓶山頂台地に到着。あいにくガスで真っ白。風もあり寒い。すぐに女三瓶へ向かい下山していると林道でお散歩中の代表Sとばったり。聞くと800人の学生が研修に来ているらしい。
何でも入っているザックを背負って下山
施設に入ると夏休みの大山夏道のような挨拶攻撃を受けつつ,やっと食堂へ辿り着き遅めの昼食。その後,施設内の体育館に移動しクライミング講習。まずは2Fのボルダリング壁にて初心者2人簡単に説明を受け,ひょいひょい登る講師陣を横目に壁に取り付くも・・・ドテッ,ドスン,登れない,掴めない。1Fのリード壁に移動しハーネスとロープの使い方を教えてもらい壁に取り付くも,少し登るとブラーン,再び取り付くとすぐにブラーン。帰る頃には腕や指が痛い,初めての洗礼を受け帰途につく。
この施設,事前に予約をしておけば無料で利用できるようでありがたい。