2014年12月29日月曜日

2014冬 西毛無山~毛無山~白馬山

今年1月7日のブログ(2014新春 西毛無山~毛無山~白馬山)によると,O,Nコンビは4時間で周回している。
本日も晴天なり,装備はスノーシュー&ワカン,条件は同じ。果たして結果はいかに・・・
即席のゆるキャラ「西毛無くん」と
①日時:2014.12.29(月)
②行先:西毛無山~毛無山~白馬山
③メンバー:T,N,I
④行動記録:
 田浪登山口P(8:10)→西毛無山(10:40)→毛無山(11:45)→白馬山(12:55)→田浪登山口P(13:35)
⑤行動概況:
本日はNの計らいにより,私が先達を務めることとなった。
稜線に近づくにつれ,雪をまとったブナの間から,青空が飛び込んできた。
 
晴天をスクリーンにブナ林を行く
冬の青空は,何と深くまぶしいことだろう。足を止め,見とれながら,さりげなく急登の先頭をNに代わる。
稜線に出て西毛無山へ向かう途中,宝仏山へ続く尾根を確認し,宿題を思い出す。
西毛無山まで前回は1時間45分,今回は2時間30分。Oのとてつもない速さを思い知る。
パウダースノーを何とかまとめ,雪だるま?を完成させ記念撮影。
毛無山へ向かい徐々に下ると,広く真っ白な稜線には流れる雲の影が映り,その中を歩くTとNの姿が格好良かった。再び急斜面を登り返し,毛無山に到着する。
雪と影の演出!?
大休止を済ませ,カタクリ広場を通過,雲隠れしつつある大山を眺めながら白馬山へ向かう。
先頭はNになったりTになったりしながら,トレースを上書きし,下山した。
⑥その他:
今年も残すところあと2日。
数年前に初スノーシューを案内してもらったNと,「歩き方」の指導者Tとご一緒できたことは,私にとって最高の登り納めとなりました。

2014年12月27日土曜日

2014冬 大山(元谷)

今回の山行のテーマは自分なりに決めていた。Fuには山スキーの魅力,機動力を感じてほしく,Mtには弥山尾根の取り付きと雰囲気を知ってほしかった。Mt曰く「これで北壁は任せなさい」とのことだ。
取り付き目指し上ります
現在うちの会員で一番やる気のあるのはFuだ。私が何十年もかけて歩いた大山周辺を数年で歩いてしまう勢いだ。あと残っているのは,甲川の沢登りと北壁の登攀らしい。これってどういうこと?大山周辺を一番知っているなんて自負しているYCCってたいしたことないな!やる気のあるメンバーには,できるだけ付き合ってあげて経験を伝えたい。結局,今年は会員の中でFuと行くことが1番多かった。
別山は任せろのポーズ
今回のコース,最初はユートピア,天狗ヶ峰,剣ヶ峰方面での冬山トレーニングも考えたが,山スキー特訓中のFuの希望で,大山元谷に決めた。
あ~しんど
もちろん私も雪をまとった北壁を間近に見たかった。いつ見ても北壁は荘厳で美しかった。引き込まれるように弥山尾根1ピッチ登ってみる。メンバーのためと言いながらも,実は私の北壁のモチベーションをあげるための山になった。来年早々北壁に行ってみるか。
今年も生き急ぐように山に向かった。どこに行きたいの?体が喜ぶから歩く?メンバーが喜んでくれるから歩く?行きたい所を熟成させるため歩く?ようわからん,そんなところだ。
猛烈ラッセルで1ピッチ登ります

①日時:2014.12.27(土)
②行先:大山(元谷)
③メンバー:Fu,Mt,T
④行動記録:
大山モンベル(7:10)→元谷(8:30)→(10:40)弥山尾根西稜取り付き(12:10)→大山モンベル(13:30)
⑤行動概況:
メンバー各自,ピッケル,アイゼン,3種の神器の装備を持ち(仰々しく),大山モンベル横を歩き出す。山スキー2(T,Fu),ワカン1(Mt)のパーティだ。
今回の山の最高到達地点
山スキー組は大神山神社まで,山スキーを担ぎスキーブーツで歩き,大神山神社からはシールを付け,山スキーで元谷に向かう。この一連の行動はFuにとって初めてのことで,きつかったに違いない。
元谷にはそこそこの積雪あり,直上,滑降できそうだ。前回の山(7合尾根)はラッセルに苦しんだが,今回は山スキーなので深雪ウェルカムだ。
元谷からFuに山スキーの操作を教えながら,ストレートにジグザクに,北壁目指し上がって行く。Mtはワカンで先行するが,いつものように追い抜く。最近はMtを追い抜くことに快感を感じる。
北壁を眼前に望みながら進む。なんて気持ちがいいんだろう。弥山尾根取り付き直下(正確には直下の木)でアイゼン,ピッケルに装備を変え,弥山尾根側面から1ピッチ登ってみる。最初は胸まで埋まるラッセルだが,素晴らしき景観なのか,何故か苦にならない。尾根に出ると,正面に別山が大きく現れ,気持ちも高ぶってくる。雪はしっかり着いており,これなら弥山尾根行けそうだった。どうしようか?一瞬頭をよぎる。私が行こうと言ったら行ったかもしれないが,欲求を我慢することが大切である。これで,メンバーにとって北壁のモチベーションアップになったのは間違いないだろう。
短時間に上達したFu(まだまだだけど)
帰りはシールを外し,かっこよく?スキー滑降だ。FUは山スキー始めて今シーズン3回目で北壁直下から元谷まで,滑り降りた(途中頭から突っ込んだことあったが)。ゲレンデ以上の滑りを見せた。嬉しかった。たいしたもんだ。少しだけ教えた甲斐があった。
元谷からは林道,中ノ原スキー場経由で帰着した。
短い時間だったけど,密度の濃い内容と楽しさを共有でき,毎度の事ながら,メンバーに感謝する山になった。

2014年12月23日火曜日

2014冬 大休峠避難小屋①

山行案内では甲ヶ山北西尾根でしたが,積雪状況から大休峠へ変更し気持ちの良い純白の森の木漏れ日を歩き大休峠避難小屋まで行ってきました。
甲を眺める
①日時:2014.12.23(火)
②行先:大休峠避難小屋
③メンバー:N(単独)
④行動記録:
香取除雪最終地(7:20)→甲川分岐(9:00)→大谷ポール(10:20)→大休峠避難小屋(11:05)→香取除雪最終地(14:30)
⑤行動概況:
林道を歩き北西尾根の甲川下降ポイントを覗きに向かい,北西尾根を眺める。
積雪1m以上になれば向かってみよう。林道舗装終点付近からワカンを履き歩くがスノシューにしなかったことを後悔する。
小屋横から
トレースの全くない純白の森歩きは気持ちよく清々しい。
アカゲラが樹をツツク姿を眺め,写真を撮ろうとするも立ち去られてしまい残念。雪の大谷を越え息を整え一歩きすると避難小屋が現れる。小屋で大休止し,来たトレースを使いピストンとした。帰路はあまりにも気持ちよく何度も昼寝をしたくなる衝動に駆られるが,理性を保ち下山予定時間の15時には間に合うことができた。
森で見つけた人工物



⑥その他:
YCC冬山計画で大休峠は初級です,夏道キックステップ,大休峠とステップアップしてきましたので次は中級かな?北壁?カッコいいけど今は冬の甲ヶ山に心が奪われて,攻略したい。

2014年12月21日日曜日

2014冬 大山(7合尾根)

8合沢を上がる(登るではない)
前日は,新規会員のAsとOeの顔見世を兼ね,忘年会をいつもの山小屋でやる。11人の寂しい忘年会でしたが,心安らぐ時を過ごしました。ビーコン購入をめぐっての議論の時は少々ヒートアップしましたが・・・ 現在,会として,ビーコン,プローブ,スコップの3種の神器を8セット保有しており,冬山行かれる人は使用して下さい。冬山の夏道でも3種の神器の携帯が会として義務付けられました。
翌日の山行は,北尾根を計画するメンバーや8合尾根を計画するメンバーもいたが,せっかくだから一緒に行こうということになり,折衷案で7合尾根に行くことにした。7合尾根,なめてました。寒さとラッセル,今の私にとって少々きつい山でした。
交代しながら進むきついラッセル
①日時:2014.12.21(日)
②行先:大山(7合尾根)
③メンバー:Mk,Mt,E,Y,Fu,I,T
④行動記録:
南光河原P(7:30)→元谷(8:30)→7合尾根取り付き(10:40)→夏山登山道(14:15)
⑤行動概況:
出発予定時刻7時,遅れること30分,南光河原Pを出発する。7合尾根だし,時間に厳しい私がイライラしない。一時が万事,こういう山に対する姿勢が失敗を招く。反省する。
7合尾根を登る(上がるではない)
元谷まで,前日のと思われるトレースを進む。元谷からは案の定,トレースなし。まだ雪少ない12月,こんな所に行こうとするパーティいないだろう。実際はけっこう雪はあった。スノーシュー2,わかん1の先導で,上がって行く。
上部の堰堤は氷結している箇所があり,アイゼンを装着する。
7合尾根に入ってからは,新雪ラッセルの連続で遅々として進まないし後ろは寒い。誰か撤退を言わないのかと思ってました。
ラッセル先頭には「2番手が控えている,力一杯,泳ぎながら進め」と激を飛ばす。
こういう状況では絶対ひとりで行くのは嫌だ。大人数でワイワイガヤガヤ進めば,きつさも半減する。大人数のメリットだ。
やっと夏山登山道に出ました
夏道が近づき,登山者や声を確認できるようになり,もうラッセルしなくてもいいと思いほっとし,7合尾根上部でトラバースし夏道に抜けました。
今回は(も)メンバーにお世話になり,楽しいというか厳しい体験させてもらい感謝しています。
⑥その他:
また新たにAs,Oeの2人の仲間が加わった。忘年会で聞いた2人の横顔というかエピソード紹介をします。
福山から来てしてくれたAs,当初は伯耆大山駅から大山寺まで,歩いて来る予定だったらしい。雨だったのでバスでどんぐりPまで行き,そこからはスキーを担ぎ,ブーツを手に提げ,歩いて小屋までやって来た。たいしたもんだ。
青谷から来てしてくれたOe,2年間YCCのブログをチェックし続け,勇気を持って加入の意思を表明してくれた。ブログをコツコツ更新していた甲斐があり,嬉しかった。彼はマラソンもしているとの事,見るからに体力がありそうだ。
最近新規会員が増えた。会に対して過剰の期待をしないでほしい。みんなが自主的,主体的に会を盛り立てていけたらと思っている。

2014年12月16日火曜日

2014冬 琴引スキー講習会

昨シーズン始めた山スキー。たくさん転んで思ったことは,ゲレンデで練習してから山に行ったほうが良いということ。琴引フォレストパークの山荘に1泊して,スキー集中特訓を受けてきました。SAJ1級のMtuとTに講師をお願いし,ご指導いただきました。いつものことながら親切に,また,熱心に教えていただき心から感謝しています。
天気も良くしっかり上達しました
①日時:2014.12.15(月)
②行先:琴引フォレストパーク
③メンバー:T,Mtu,Fu,Mk
④感想:
朝早くに松江道吉田の道の駅に集合して,9時には琴引でスキーを開始する。講師陣の後ろにぴったり付いて何回も滑降する。板に乗る感覚と言うか何というか,うまく言い表せないが何かを掴んだような気がする。この冬は,自分の立てた課題の多さに早くもどうしようかと心配しているが,スキーの練習を優先して,しっかり身につけたいとも思った。もう少し早い歳で山と出会えたら,もう少し早くYCCに出会えていたらと,最近つくづく思う。
そんなことを考えながら黙々と続け,気がつけば4時半のリフト終了時間まで滑った。
Mtuの指導を受けるFu
その甲斐あって,私もFuも,成長の手応えを感じることができ大満足だった。そのあと温泉に浸かり,MtuとTから山の体験をじっくりお聞きすることができ,とても貴重な時間を過ごさせていただいた。YCCの仲間や先輩方と語り合えるこの貴重な時間は,私にとって,大好きな時間だ。寛容な優しさの中に,泣きたくなるような厳しさもあり,それを乗り越えた時のスカッとする笑顔がそこにある。後厄の歳になった私にも,岩,沢,雪そしてスキーと,それぞれの分野でエキスパートな師匠がいることが,こんなにもありがたいことかと,あらためて心より感謝した1日となった。

2014年12月9日火曜日

2014冬 大山(夏山登山道)②

山頂碑で一枚
Tのブロードキャストだけを頼りに7時にどんぐりPへ,Tが待っていてくれた。Tには物足りないと思いますが,夏山登山道で今シーズン初の雪道を歩いてきました。
①日時:2014.12.9(火)
②行先:大山(夏山登山道)
③メンバー:T,N
④行動記録:
南光河原P(7:30)→山頂→南光河原P(11:30)
⑤行動概況:
HPの冬山計画の一番上段に記載のある,雪上歩行,これができて中級へ。基本に忠実にキックステップで山頂を目指す。クラストした雪面に数センチの新雪があり,キックステップを効かすには,ちゃんとした蹴り込みが必要で基本歩行の習得には好条件でした。登行時は終止ガスに包まれ足跡一つない状態でしたが,頂上避難小屋に人影が・・・ 前日から泊まりで視界不良で下山を躊躇していた,イラストレターで山岳ガイドの橋◎歌○さん?(だと思いますが)が独り居られ,山小屋の撮影に訪問されていました(ブログ見られたらコメントください)。下りはイラストレーターの方を追うように下りましたが,この方の足取りは速く,走るように下っていました。上り下りとも終止後ろからTに見られドキドキの雪上歩行となりました。
⑥その他:
Tと2人での山歩きは久々でしたが,一緒に歩くことができ,すごくスッキリしました。ありがとうございました。キチンと雪上歩行の習得はできていましたでしょか?
山渓の,それ行け避難小屋?に掲載されるようです。TNの小屋風景で掲載されれば良いですね。

2014年12月8日月曜日

2014冬 大山(一ノ沢~弥山~桝水高原)

老若男女6人,冬山シーズンのスタートを大山で切り,雪の感触を楽しんだ。大山ってやっぱり素晴らしいね。大山が近くにあることに(近くに生まれたことに)感謝せんといけんね。
大ノ沢という話もあったが,また私の我儘に付き合ってもらい,一ノ沢になった。それでも環状道路からのプチラッセル,一ノ沢からはピッケルを使用した登行,頂上ではビーコンの使い方講習,内容の濃い山行でした。皆さん次に繋がる山行になりましたか?
安易に次はバリエーションなどと言ってはいけません。それ相応の力つけてからね,と言いながらもMkの北壁企画期待してます。
紺碧の空に向かって一ノ沢を直上する
①日時:2014.12.8(月)
②行先:大山(一ノ沢~弥山~桝水高原)
③メンバー:Mk,Mr,T,Ya,Ys,Fu
④行動記録:
桝水高原P(7:40)→一ノ沢林道(8:36)→一ノ沢(9:20)→(11:33)大山山頂(12:43)→(正面登山道経由)→桝水高原P(14:30)
⑤行動概況:
ビーコンを各自装着し(うーん,ビーコンねぇ?訓練,訓練!)桝水高原環状道路ゲートをスタートする。
環状道路には轍,ボードのトレースが残り,思った以上に歩き易く,ラッセルを期待していたので少し拍子抜けする。バージンスノーは,一ノ沢に入ってからだった。
一ノ沢からは沢のど真ん中をピッケル片手に紺碧の空に向かって直上する。気持ち良い上りなので,途中コースを右に取り,筍岩にも寄った。もう少しクラストしたらピッケル,アイゼントレーニングに良いだろう。
途中,筍岩に寄ってみる
山頂避難小屋で昼食後,ビーコンを埋没させ,ビーコン捜索訓練のおまけまでしてきました。
帰りは正面道経由で桝水高原に下る。シリセードには最高の斜面で,いい年した大人達が子供のように歓声を上げながら滑り下る。調子に乗って登山道を外しブッシュに突入,YCCは冬山でも藪漕ぎをするのかと苦笑する。再び登山道に合流し,スキー場を走り下り,駐車場に計画通り14時半に帰着した。
老若男女6人

⑥後記:
全行程,大山の雪景色は,いつものことながら美しかった。メンバーもそう感じたはずだ。想定通りなどと生意気なこと言わず,大山の素晴らしさを素直に感じたい。
今の自分の力じゃ,厳しい山はできないし,大山のここに行きたいという気持ちもない。どこでもいい,仲間と体験,感動を共有できる山ができたらいいと思っている。

2014年12月7日日曜日

2014冬 大山(夏山登山道)①

山頂碑と一緒に
雪に誘われて大山に行ってきました。晴れはしないものの,天候は安定していました。

①日時:2014.12.7(日)
②行先:大山(夏山登山道)
③メンバー:Y,E,St
④行動記録:
大山寺P→頂上避難小屋→大山寺P
⑤行動概況:
今日の大山は駐車場が一杯になって,止めるところがないのでは?と思っていたが,駐車場はガラガラでびっくりした。今年も22日までは駐車料金無料だ。今回も登山届を現地で記入し出発した。Stは雪の大山が初めてのようで不安だったらしいが,私はそんなことは全く知らず,淡々と歩き始める。立ち止まってみると,風も無く静まり返った登山道は,とても神聖な場所に思えてきた。やはり,雪の大山はいい。のんびり歩いて,2,4,6合目で休憩する。そのたびに体温調整のために着替えるStは,頂上の石碑と一緒にカメラマンEに写真を撮ってもらい満足していたようだ。今回はアイゼンを履かなったが,次回はピッケル,アイゼンの練習をしようと話しながら,忘年会をするいつもの小屋の場所を案内して駐車場に着いた。

積雪情報:登山口30cm,山頂付近50~75cm

2014年11月30日日曜日

2014秋 大山(三ノ沢~剣ヶ峰)

冬山,先のことはわからない。秋山は可能な限り,生き急ぐように山に向かった。
今年最後の秋山にふさわしいのかわからないが,剣ヶ峰に行ってきた。無積雪期は数年ぶりだ。剣ヶ峰が初めてのメンバーがいたり,大山の最高峰ということで無理やり納得させる。
6名の会員が集まった。この人数の多さが最後の秋山にふさわしいのかもしれない。
また新たな仲間が増えた。わざわざ広島から参加してくれたAsだ。新入会員Asを歓迎しながら,晩秋の大山の風情を楽しんだ。
落葉の積もった道,遠くまで見渡せる地形,そんな雰囲気だから女性4名もいると華やかさが目立つ。いつものIの独り言も山に抜けていく。あれ,Mtがいないけど,どうしたんだろう?
厳しい冬を迎える前の穏やかな秋山でした。仲間から,山からパワーをもらい,寿命が少し延びた。冬山も行きたいね。
三ノ沢(先頭Asがガンガン引っ張る)
①日時:2014.11.30(日)
②行先:大山(三ノ沢~剣ヶ峰)
③メンバー:As,I,Ya,Ys,Fu,T
④行動記録:
文殊堂P(7:25)→稜線(9:15)→剣ヶ峰(9:35)→キリン峠(11:40)→文殊越(13:20)→文殊堂P(13:40)
⑤行動概況:
今日のコース,どうしようかずっと悩んでいたが,昨日のFuのブログ(2014秋 キリン鉄柱)の影響で,三ノ沢~剣ヶ峰~キリン峠に決めた。
ガッツポーズの剣ヶ峰
高い所が苦手な人,このコース初めての人いるけど,何とかなるだろうと思いながら,文殊堂をスタートする。正面に青空バックの南壁,目指す剣ヶ峰のケルンも微かに確認でき,軽やかに足が動く気がする。それに魅力ある?女性も多いしね。実際,最終堰堤を越えたのが8時だったので結構なペースである。先頭はAsがガンガン引っ張る。Mrに続き,体力ある有望な新人が加入してくれた。
稜線に出ると風があり,寒い,慎重に剣ヶ峰を往復する。これからキリン峠を目指す。Fuは二度とそっちには行きたくないと言っていたが,諦めてもらう。キリン鉄柱(標識かと思っていたが,遭難者のケルン)の下部は数箇所,ガレているところがある。先日,Mtが落石に当たりそうになった所では,Iの体が固まってしまった。声も出ない。YaとFuに近づいてサポートしてもらい,何とか脱出する。
縦走路(ビビリ嬢 I,頑張りました)
キリン峠,キリン峠直下と進む。キリン峠直下は積雪期,私の好きな場所だ。今冬Mkが雪洞を掘り,Yの誕生パーティをやるらしい。
ここから文殊越まで,鳥越峠経由で行くか,ショートカットで藪突入するか,メンバーに聞いたところ全員後者を選ぶ。流石YCCの会員だ。私は最後の秋山,キノコ採りも入れたかっただけなんです。ボタヒラをゲットし,代表Sに届けました。
登山道に合流し,のんびり文殊越経由で文殊堂に下った。下山した直後,雨が降り出した。なんてグッドタイミングな!
⑥後記:
・今回の山行も楽しかった,何か私の我儘に付き合ってもらっているようで申し訳ない。
・計画したコースをオンタイムで歩く,私の山のスタイルのひとつだ。簡単なようで難しい。
・皆さんの体力と歩きをしっかり見させてもらいました。YCC女性陣,侮ることなかれ。

2014年11月29日土曜日

2014秋 キリン鉄柱

YCCに入会し,代表SやTに自分の力では行くのが難しい色んなルートを案内していただいた。初めて見る景色に感動しながらも,どこかすっきりしない。私は山の中で2人の背中を追いかけけるのに必死でろくに山を見ていなかったように思う,もったいない。雪が積もる前にすっきりしようと以前から気になっていた三ノ沢からキリンの鉄柱に一直線に緑が伸びる尾根を歩いてきました。
尾根まであとちょっと
①日時:2014.11.28(金)
②行先:キリン鉄柱
③メンバー:Fu,会員外(T)
④行動記録:
文殊堂P(6:10)→三ノ沢最終堰堤(6:48)→尾根取付き(7:05)→キリン鉄柱(9:35)→文殊越(11:23)→文殊堂P(11:49)
⑤行動概要:
さすがにカメラを閉まった
暗いうちに出発し,三ノ沢のモルゲンロートを期待するも出発するとすぐにガスで視界がなくなる。最終堰堤まで行くと多少ガスが引くが展望はいまいち。目的の尾根の下まで行き取付けそうな場所を探す。いつもなら代表SやTがいい場所を見つけささっと登られる。自分で探すのも楽しいものです。上部がガスでいまいち見えず,目星をつけた2箇所で悩んでいるとガスが引き尾根の上まで見えたので登るところを決めよじ登る。傾斜はあるが,しっかりした木が良い間隔であり安心感があった。最後は木がきれたので土を押さえながらゆっくりと登り尾根へ出た。尾根は片足が乗るくらいの幅くらいしかなかったが,ブッシュがすごいので安定感はあった。先日の三鈷東谷とまではいかないが,ものすごいブッシュを掻き分け時には乗っかり時には迂回し距離はないはずなのになかなか鉄柱まで辿り着かない。
鉄柱と
腕を使わずには前に進めない,クライミングをしてるわけでもないのに腕がパンパン。腕がだるいと思い始めたくらいにブッシュから抜け、ガスの向こうにうっすら鉄柱が見えた。到着だ。喜びもつかの間。稜線上はガスに強風で立つのがやっと。初めてのキリン鉄柱と記念撮影をして文殊越へと下っていった。ガスと強風は上だけだったようで、少し下ったら穏やかだった。尾根を上がって沢を下る,ただそれだけだったけど充実した数時間でした。すっきり。

2014年11月28日金曜日

2014秋 大休峠(巨木探索)

晩秋の最後の山歩きに,巨木を求めて大休峠周辺を歩いてきました。
ブナの巨木
①日時:2014.11.28(金)
②行先:大休峠周辺
③メンバー:N(単独)
④行動記録:
香取(9:10)→大休峠→最終巨木(10:40)→大休峠→香取(12:40)
⑤行動概要:
ミズナラ
大休峠避難小屋 から急斜面に分け入り巨木を探す。何本か幹周り4mに満たないであろうブナを見つけながら進んで行くと,少し下のほで大きそうな影が視野に入ったのでさらに急斜面を下ってみる,すると4mは越えるであろうブナが現れてくれた。そこは急斜面でセルフ撮影に苦労した,撮影しようとカメラのシャッターを押し樹木に駆け寄ろうとすると,見事にカメラが大休谷に向かって転がって行ってしまったのである。2~30m位落ちた所で止まったようなので回収に下り,何とかホムセン作業ズボン姿の自撮りに成功することができた。そしてもうひとつ大きなミズナラの巨木も撮影に成功できた。どちらの樹も撮影面の裏側は傷みが激しく,永い年月大地に根を張り生きてきた証を感じることができ,パワーを頂きました。また,小さな人間が自然を相手に遊ぶことがどんなことか,教えられたような気がします。

2014年11月26日水曜日

2014秋 四国(三嶺~西熊山~天狗塚)

昨年11月11日のMkのブログ(2013秋 三嶺縦走)では,「霧氷が一面に広がるメルヘンの世界」とある。Yが2年間温めた山行計画,冬が来る前に実現しなくては・・・

三嶺ヒュッテと池
①日時:2014.11.23(日)~24(月)
②行先:四国_三嶺~西熊山~天狗塚
③メンバー:Y,E,Si,Sa,I
④行動記録:
【11/23】(10:40)名頃登山口(10:50)→(13:00)ダケモミの丘(13:20)→三嶺ヒュッテ(14:25)
【11/24】三嶺ヒュッテ(5:00)→三嶺山頂(5:10)→大タオ(6:30)→お亀岩(7:35)→天狗塚(8:45)→西山林道登山口(11:15)
⑤行動概況:
エメラルドグリーンの渓谷と紅葉に彩られた祖谷街道を進み,名頃Pには10時過ぎに到着した。満車状態であったが登山客の姿はなく,すでに入山しているものと思われた。
駐車場横の土手から四ツ小屋谷の林道を歩いてしまい,引き返しルートを確認後,再出発する。
SiとSa
小休止で息を整えながら急登を終え,緩やかな樹林帯を歩きダケモミの丘にて腰を下ろし大休止。
ここから小屋までの約1時間は,ウラジロモミとシラビソの林からダケカンバ,そして笹原へと変わる植生と剣山の遠望が楽しめた。
ほぼ計画通りの時刻に小屋に到着すると,Yは早速ビールを飲んだ。
小屋の清掃と寝床の準備を整えた後,Y,E,Iは三嶺山頂へ向かった。
三嶺山頂
小屋へ戻り,各自夕飯と晩酌を少々,時刻は18時半,就寝にはまだ早いようだが,別パーティーが就寝体制に入ったので,我々もシュラフに包まり長い夜を過ごした。
2日目は5時に小屋を出発。空にはまだ星が残っており,オリオン座に向かって上っているようでロマンチックな感じがした。
期待していた霧氷は見られなかったが,澄みきった空気の中を気持ちよく歩くことができた。
朝焼けの稜線漫歩
お亀岩で2班に分かれ,天狗塚へはY,E,Iが行き,Si,Saとは天狗峠で合流することにした。
落葉に覆われた登山道に秋の終わりを感じながら,西山林道登山口へ下山する。
計画では,ここからバス停まで林道を1時間ほど下る予定にしていたが,別の登山者が呼んだタクシーにEが便乗することができたため,他メンバーは名頃Pからの回送を待つことにした。
 ⑥その他:
・朝日に染まる雲海と,西熊山までの深山熊笹の稜線漫歩は,Siにとってこの旅一番のお気に入りとなった。
・Saは今春,三嶺山行を経験しており,新緑とは違う表情に喜んでいた。
・またこのメンバーで山旅がしたい。そのためにも,しっかりと実力をつけていきたい。

2014年11月24日月曜日

2014秋 大山(一ノ沢&三ノ沢)

一ノ沢右岸を上がって行く
当初の計画は一ノ沢から大山山頂までのんびり歩く予定だったが,昨日のクライミングの際,Mtが何気なく言った一言,「明日の山行は2時間でしょ」どういう意味で言ったのかわからないが,少しカチッときた。確かに頂上往復だけでは,3時間そこそこの行動になってしまう。今回のメンバーはそこそこ体力ありそうなので,三ノ沢も付け加えることにした。
老体にスイッチが入った。Mt付いて来れたかい?
降雪期前の一ノ沢,正面道の登山,あまり勧められないが,1年に1回,登山道調査,冬山モチベーションアップということで許して下さい。
アルプス級景観の三ノ沢上部
①日時:2014.11.24(月)
②行先:大山(一ノ沢&三ノ沢)
③メンバー:Mk,Mt,T
④行動記録:
【一ノ沢】一ノ沢P(7:30)→大山山頂(9:30)→(正面道経由)→桝水高原(10:40)
【三ノ沢】文殊堂P(11:00)→槍ヶ峰(13:20)→(文殊越経由)→文殊堂P(15:20)
⑤メモ:
・一ノ沢で以前Mkが所属していた山岳会を追い抜いた。一ノ沢で確認したパーティは我々含め2パーティ。
・弥山登頂後,桝水高原に下り,文殊堂Pへ移動。
・三ノ沢は昨年より,ガレが進んでいる。
・三ノ沢から縦走路に出て槍ヶ峰まで行く。剣ヶ峰は次回にとっておく。
雪の残る槍ヶ峰
・帰りはキリン峠方面に歩き(キリン峠までは行っていない),途中,ガレ場,文殊越経由で下山。
・キリン峠上部にある標識ポールから伸びる尾根,Fuが興味があるらしい。少し下ってみる。
・標識ポール下のガレ場,Mkが頭大の石を落し,Mtを直撃しそうになる。小さい石はたくさん当たってました。あわててMt,ヘルメット被る。
・行動時間8時間弱,オンタイム,密度の濃い,機動力ある山ができ,満足しました。
・今思うとMtの余計な一言に感謝する山行になりました。

2014年11月23日日曜日

2014秋 船上山(屏風岩:クライミング)④

今の私にとって山は一期一会,船上山のクライミング,それなりに格調高く有終の美を飾りたかったのだが・・・それでも仲間と体験を共有できたこと,それが嬉しい。
Yaが参加してくれたことも嬉しかった。女性が加わることで華やいだ雰囲気になる。彼女は我々のために手作りの「ブラウニー(アメリカの伝統的ケーキらしい)」をわざわざ作ってきてくれた。私はイメージしたように登れないので,「ティファニーで朝食を」ならぬ「岩壁の下でブラウニーを」が今回の目的?,テーマ?にした。遊び心というか余裕のあるクライミングは大切ということで,他のメンバーも納得。ブラウニー効果か,Mjは男性陣そっちのけで,Yaの指導に熱心になる。
今年はMjのおかげでクライミングを定期的,系統的に実施することができた。来年はこれを若い人たちが継続して行ってほしい。
また最近YCCが賑やかなのは,魅力ある女性陣の加入があるのかもしれない。
今シーズンYCCのクライミング山行の総括をMtがします。
登る人(Ya,Mr)
①日時:2014.11.23(日)
②行先:船上山屏風岩
③メンバー:Ya,Mr,Mt,Mj,T
④クライミング総括(文責Mt):
2014年YCCのクライミング山行を総括してみました。
「出会い」と「別れ」
昨年夏ごろに入会したスーパーボーイOが新星のごとく現れて各ルートをことごとくクリアーしていったものの,今夏の終わりに新天地へと飛び立っていった(寂しいねぇ)。しかしその一方で,今月に入り地元にUターンしてきたMrが新たなメンバーに加わり,仲間が増えた。いろいろな人物が集まり刺激しあうことで,会が活性化していくと思う。
確保する人(Mj,Mt)

限界に達したときに果敢に挑戦する
かねてから「クライミングは脚が重要」と口酸っぱく進言しているMjが「何本か登って腕や手が限界に近づいてから,数本登ることで(手に頼らず)脚の使い方を覚える」とメンバーを叱咤激励する。「あー,腕がパンパン,もう無理。撤収しようぜー」などと言っているようでは上手くならない。

Yaに始まりYaに終わる
シーズン初(確か5月だった)の船上山クライミングで入会直後のYaがエレガントに参加し,そしておそらく年内最後と思われる今回,Yaが半年振りに参加するという「大物ぶり」を発揮した(噂によるとメンバーの半年間の成長を確認するために来たらしい)。
男性陣はYaの黄色い声援に応えようと意気込むものの,逆に力んで「空回り」するという情けない姿を見せてしまった(なお,Yaはブラックフェイスを参加者のなかで一番高いところまで登った)。男性諸君,カッコつけるもんじゃないね!来年は邪念を捨てて取り組もう!

2014年11月20日木曜日

2014秋 九州_くじゅう連山(大船山~中岳~久住山)

2日目は快晴
たまにはのんびり温泉山旅。本気ののんびり計画をTに見せたら指摘があり,きちんと九重の山々を歩く計画に修正しました。ミヤマキリシマに紅葉,人気の季節が過ぎたいま,白い景色を期待してたのは私だけではないはず。期待を込めて軽アイゼンをしのばせておく。

①日時:2014.11.17(月)~18(火)
②行先:九州_くじゅう連山(大船山~中岳~久住山)
③メンバー:T,Ys,Fu
④行動記録: 
【11/17】大曲P(11:32)→諏蛾守越(12:19)→(13:05)法華院温泉山荘(14:15)→大船山(15:41)(17:20)法華院温泉山荘
【11/18】法華院温泉山荘(8:00)→白口岳(9:25)→中岳(10:29)久住山(11:30)諏蛾守越(12:34)(13:16)大曲P
⑤行動概況:
霧氷の中を登る
九重へ近づくと硫黄の匂いが漂ってきた。最短で法華院温泉へ行ける大曲Pから出発。気持ちはのんびりだけど,冬はもうすぐ。トレーニングはしておかないと。2つの流星群が見えるピークの日らしいので,期待して撮影機材やその他諸々詰め込みボッカで頑張ります。1日目は天気予報通り曇り。濃霧注意な場所では真っ白。丁寧すぎるマーキングに沿って温泉へ向かうと1時間半で到着。山荘の受付を済ませれば,大山より少し高い大船山へ。樹林帯の中は穏やかだったが,稜線へ出ると冷たい強風に吹かれ一気に冷える。山頂付近にある池は凍っていた。
ガスが一気に引いていき九重の全容が見えた
記念撮影をし,平治岳へ向かおうとするも山荘の食事の時間に間に合わなそうだったのでそのまま下山し,冷えた体を今回の目的の温泉で暖める。湯の華が浮いてる気持ちのいいお湯だった。熱いと思っていた温泉も五右衛門風呂世代?のTとYsはぬるかったと言っていた。1日目は酒の話しかしなかったな,と言うくらいの酒好きで同級生な2人と酒や山の話題で楽しい夜を過ごす。夜中に何度か外をのぞいたが期待していた流星群は雲がかかっていて見えなかった。2日目は朝はガスっていたけど登るにつれてガスが薄くなり,白口岳に到着すると一気にガスがひき九重連山の全容が目の前に広がる。
中岳
中国地方では見れない山容に「Mkなら泣いてるね」と皆で景色を眺めた。次は九州本土最高峰・中岳へ。霧氷に包まれた道を登り,中岳へ着くと青空が広がった。以前Tに「Fuと一緒だと大体,雨」と不名誉な称号を頂いたが,挽回できたかな。二日酔いなYsもこの頃には元気になっていた。酔っていた時の記憶がないようで(いつもの事らしい)2日目の会話の一言目は「もう話したかもしれないけど・・・」でした。久住山へ行けば,前日とは違い人がいっぱい。そういえば山でたくさんの人を見るのは久しぶりだ。硫黄山から吹き出るガスを横目に諏蛾守越経由で大曲Pへ下山する。優しいルートだけど,ボッカのお陰でいいトレーニングになりました。急な思いつきで実現した今回の九重。急な誘いだったのに同行してくれたYs,Tに感謝です。

2014年11月15日土曜日

2014秋 船上山(屏風岩:クライミング)③

千丈のぞき,初めてとは思えないYsの登り
もしかしたら,今シーズン船上山でのクライミング,最後になるかもしれないと思い参加しました。正直,寒そうだし,どうしようか迷っていたが,暖かい物をご馳走するというシンプルな餌にかかってしまった。Kw曰く,「それはブラックフェースを完登した者のみの特権」なんて茶茶が入る。私の今日の目標ルートが決定した。
今日のクライミングで嬉しかったのは,YCCのHPの山行案内を見て,Ysが参加してくれたことだ。コツコツHPの更新をしてきた甲斐がある。
彼女は千丈のぞき,初挑戦に関わらず,綺麗な登りを見せてくれた。たいしたもんだ。
豚汁の準備をしています
Mt,会員外(Y)は確実に,力をつけてきており,千丈のぞき,赤壁はノーテンで登る。次の目標はリードクライミングとのこと。それに比べ,私は全然進歩がない。それでも暖かい物をご馳走になろうと,インチキしながらもブラックフェース登り,豚汁を頂いた。
最後にMjがグリムゾンで模範クライミングを披露して,今日のクライミングが終了した。

①日時:2014.11.15(土)
②行先:船上山屏風岩
③メンバー:Ys,Mt,Mj,T,会員外(Y)

2014年11月14日金曜日

2014秋 甲川(二の谷)~甲ヶ山

代表Sからの山行案内,甲川(二の谷)~甲ヶ山。また知らない名前が出てきました。「二の谷」は甲川遡行の際に使う,とある場所の名前らしい。(二の谷にはTの別荘があります,綺麗に掃除してあるからどうぞ使ってね,だそうです)
下の廊下~一の谷~中の廊下~二の谷~上の廊下。YCCメンバーなら知ってて当たり前?そう,今年私は甲川!と意気込んでる割に他の沢に夢中になり甲川へは1度も行けなかった。
甲の大滝(仮称)
甲の大滝(仮称)
①日時:2014.11.13(木)
②行先:甲川(二の谷)~甲の大滝(仮称)~甲ヶ山
③メンバー:STFu
④行動記録: 
牛飼尾P(6:29)→二の谷(6:51)→甲の大滝(仮称)(8:14)→甲ヶ山(11:54)→牛飼尾P(15:06)
⑤行動概況:
甲ヶ山
「久しぶりに行くのを躊躇った」Tのその一言から朝の天候が予想できるかな。雪が降るなか出発,歩けば体も温まるだろう,そんな考えも吹き飛ぶ寒さ。大山に冬がやってきました。甲川を二の谷経由で甲谷(仮称)へ入り,甲の大滝(仮称)へ向かう。今回の目的はキノコ,Tがここ最近で1番の笑顔を向けてきた。今年1番の上物ナメコを見つけた模様。甲の大滝(仮称)の左岸より甲ヶ山北西尾根へ,雪が積もった尾根までの斜面には難儀した。やっと尾根に出ると強風で風の音しか聞こえない。雪を纏ったブッシュを掻き分け凍ったキノコを収穫しながら,このブッシュが雪で埋まった時の事を考えながら意外と遠かった稜線へ向かう。稜線へ出ると白い縦走路が目の前に広がる。粉雪を浴びながらの甲ヶ山へ登頂。先日Mkが単独で突破した矢筈源流を眺め,Mkを称え甲ヶ山を後にする。
右に見えるのが矢筈源流,Mkお疲れ!
後は甲川へ急降下。ただでさえ急なのに,雪が積もった急斜面にも難儀する。甲川を見てホッとし一休みし雪の大山のイメージを膨らませながら牛飼尾Pへ戻る。

※正式な名称のない甲谷,甲の大滝と仮称で記載しました。正式名称をご存知の方はYCCまでご一報ください。よろしくお願いいたします。

2014年11月12日水曜日

2014秋 大休峠

前日,Tに叱られ涙で枕を濡らして就寝となり,ただでさえ腫れぼったい瞼をさらに腫れさせて目覚た。白山ブログから先日のブログまでの間,アルプスから大山山系,等々ほとんどを独りで歩いていた。山は強い人に合わせて行かないと成長しない,Tに叱られますが,Tが元気なうちは連れて行ってもらいますよ。できの悪い私には,まだまだ入会特典のレクチャーが足りていません,と思いながら先日親指ピークから撮影した写真を基に,巨木を探しに行ってきた。
ミズナラの巨木
①日時:2014.11.12(水)
②行先:大休峠
③メンバー:N(単独)
④行動記録:
香取(10:20)→大休峠→最終樹木(11:30)→大休峠→香取(12:20)
⑤行動概要:
朝のスタートが遅くなったので,ただただ目標の場所を目掛けて歩き到着した。その場所にはミズナラの木が立っていた,ミズナラは巨木が多く幹周り5㍍位の木はポツポツあるらしい,ブナは4㍍以上から巨木?と言われる。あったミズナラは4㍍に満たない大きさで,思ったより大きくなかった。
時期はずれの・・・
この樹元にはなんと時期はずれの産物が。大粒の雨が降ってきたので早々と退散しました。写真で他にも大きそうな樹を確認していますので,近いうちにまた探しに出かけます。
⑥その他:
帰路の途中,美味しい焼き芋をTに頂き,車の中も焼き芋の良い香りに包まれて,癒されて帰ることができました。
皆さん冬が来ますよ,準備は出来ていますか?
冬はアプローチも長く荷物も重たいですよ。