2014年11月20日木曜日

2014秋 九州_くじゅう連山(大船山~中岳~久住山)

2日目は快晴
たまにはのんびり温泉山旅。本気ののんびり計画をTに見せたら指摘があり,きちんと九重の山々を歩く計画に修正しました。ミヤマキリシマに紅葉,人気の季節が過ぎたいま,白い景色を期待してたのは私だけではないはず。期待を込めて軽アイゼンをしのばせておく。

①日時:2014.11.17(月)~18(火)
②行先:九州_くじゅう連山(大船山~中岳~久住山)
③メンバー:T,Ys,Fu
④行動記録: 
【11/17】大曲P(11:32)→諏蛾守越(12:19)→(13:05)法華院温泉山荘(14:15)→大船山(15:41)(17:20)法華院温泉山荘
【11/18】法華院温泉山荘(8:00)→白口岳(9:25)→中岳(10:29)久住山(11:30)諏蛾守越(12:34)(13:16)大曲P
⑤行動概況:
霧氷の中を登る
九重へ近づくと硫黄の匂いが漂ってきた。最短で法華院温泉へ行ける大曲Pから出発。気持ちはのんびりだけど,冬はもうすぐ。トレーニングはしておかないと。2つの流星群が見えるピークの日らしいので,期待して撮影機材やその他諸々詰め込みボッカで頑張ります。1日目は天気予報通り曇り。濃霧注意な場所では真っ白。丁寧すぎるマーキングに沿って温泉へ向かうと1時間半で到着。山荘の受付を済ませれば,大山より少し高い大船山へ。樹林帯の中は穏やかだったが,稜線へ出ると冷たい強風に吹かれ一気に冷える。山頂付近にある池は凍っていた。
ガスが一気に引いていき九重の全容が見えた
記念撮影をし,平治岳へ向かおうとするも山荘の食事の時間に間に合わなそうだったのでそのまま下山し,冷えた体を今回の目的の温泉で暖める。湯の華が浮いてる気持ちのいいお湯だった。熱いと思っていた温泉も五右衛門風呂世代?のTとYsはぬるかったと言っていた。1日目は酒の話しかしなかったな,と言うくらいの酒好きで同級生な2人と酒や山の話題で楽しい夜を過ごす。夜中に何度か外をのぞいたが期待していた流星群は雲がかかっていて見えなかった。2日目は朝はガスっていたけど登るにつれてガスが薄くなり,白口岳に到着すると一気にガスがひき九重連山の全容が目の前に広がる。
中岳
中国地方では見れない山容に「Mkなら泣いてるね」と皆で景色を眺めた。次は九州本土最高峰・中岳へ。霧氷に包まれた道を登り,中岳へ着くと青空が広がった。以前Tに「Fuと一緒だと大体,雨」と不名誉な称号を頂いたが,挽回できたかな。二日酔いなYsもこの頃には元気になっていた。酔っていた時の記憶がないようで(いつもの事らしい)2日目の会話の一言目は「もう話したかもしれないけど・・・」でした。久住山へ行けば,前日とは違い人がいっぱい。そういえば山でたくさんの人を見るのは久しぶりだ。硫黄山から吹き出るガスを横目に諏蛾守越経由で大曲Pへ下山する。優しいルートだけど,ボッカのお陰でいいトレーニングになりました。急な思いつきで実現した今回の九重。急な誘いだったのに同行してくれたYs,Tに感謝です。

9 件のコメント:

  1. まだ旅の余韻に浸っている。10数年ぶり法華院温泉,帰り道,寄った筌の口温泉,チャンポン店,2日間があっという間の密度の濃い山旅でした。朝湯に浸り,朝食食べて,8時に出発,優雅だね,こんなのも初めてだ。
    法華院山荘の宿泊者は我々含め,3組のみ,貸切状態。坊がつる賛歌をバックミュージックに夕食,歌詞の中に「~涙を流す山男~」とある。その理由は何故だということで盛り上がるが,Mkに聞けばわかるかなということで一件落着。
    何故かこの山旅は山以外の事で楽しめた。Ysの違う一面も見させてもらいました。
    山のトピックスは大船山に向かう途中,Fu,Ysに「先に行くからゆっくり来てね」なんて言っておきながら,Fuはどこをどう歩いたかわからないが,いつのまにやら,抜かれていたことかな,少しショック。大船山の御池は凍り始めていました。
    ここ数年,会員が増え,単独でない山が増えた。仲間と体験を共有するのもいいもんだなと感じている。YCCには行動力のある,愉快なメンバーがたくさんいて面白いわ。

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    1. こんなのんびり山旅をTに提案するのは気がひけましたが楽しんでもらえたようで良かったです。
      私にとって初めての九州の山。見える景色全てが新鮮で、あっという間の2日間でした。
      大船山で道を外れ藪をかき分け駆け上がり知らないうちにTを抜かしたのも代表Sとの藪こぎ山行の成果ですかね。
      厳しい雪山の前にのんびりと山を楽しむことができました。さしずめ飲んだくれ両親との温泉旅でしょうか・・・
      T,Ysありがとうございます。次は山スキーです!

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  2. いいなぁ~。
    数年前に訪れたとき,私は涙しました。
    その頃の感受性,今も残っているかしら・・・
    腰と首のメンテナンスをしているうちに,もう冬ですね。
    愉快な先輩方と三嶺の旅へ行ってきます。

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    1. Iも涙もろいですよね。
      三嶺でも涙がでるような充実の山行になるといいですね。
      しかし私は山で感動こそすれど涙を流したことは一度もないような。私の感受性はどうなってるのやら。

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  3. Ysです。「飲んだくれ」とかえらい言われよう^^;「五右衛門風呂世代」でわるかったな! Tは私やFuに配慮してゆっくり歩かれてるのに、音も無くスイスイと速くすぐに遠くなる。観察して見習いたいのに足元を注意するのに精いっぱいでドタバタ無様に追いました。日頃「重荷を担げない」と言っているFuは今回重いザックでも普通に歩いて。私は「のろまな亀です」(これ懐かしい人は五右衛門)と焦りました。
    繊細な霧氷と硫黄の香りに包まれた二日間を一生忘れない(by涙を流さない山女) 

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    1. いつか甲川の五右衛門風呂で熱々のお風呂をYsの為に用意してあげたいなと思いながら2人の会話を聞いてました。
      朝の脱衣所、シーズン外して来て良かったなと1番思った瞬間でした。
      来年の遠征に向けて膝の調子を整えておきましょう、お互いに。。次はのんびりなんてしませんよ!

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  4. 手先は器用にして人間関係は不器用である。真面目さが過ぎ、一つを見ると外が目に入らず、耳に入らず。人に喜ばれる事が好きだが、感謝されるのは恥ずかしい。良かれと思いながらすることが、いつの間にか人に不快感を与え和を乱してしまう。日常の哀愁をそのままザックに詰め込んで山に上がる。道なき道を進み自分の山に立つ。重たいザックから解放される心の喧騒。心が空っぽになり爽快な山風が吹き抜ける。眼下に広がる大山の、尾根、沢の一つ一つに、仲間との思い出がある。そんな時に普段は眠っている本能が揺さぶられるように感動し、涙が込み上げてくる。こんなドラマティックな大山を、私はYccで知った。実は、涙もろいのは昔からで、先日は妖怪ウォッチの「じばにゃん」の話で涙を流した。

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    1. 涙が出なくても,ワクワクドキドキする山,動けるうちはいくらでも付き合うよ。
      今冬,履くことができるかどうかわからない山スキー,メンテに今日菊信に持って行きました。泣ける話でしょ。
      Fuも山スキーデビューするし,MkをYCC山スキー隊長に任命します。

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    2. 坊がつる賛歌ならぬ、YCC賛歌の誕生かと思いました。

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