2014年5月30日金曜日

2014春 蒜山往復

絵画のように美しい縦走路
夏の遠征に向けてボッカトレーニング。今回のテーマは「完全」往復。山頂で引き返すのではなく登山口まで下りてから引き返す。

①日時:2014.5.29(木)
②行先:蒜山
③メンバー:Fu,会員外(S)
④行動記録:
往路:下蒜山登山口(6:00)~下蒜山山頂(7:14)~中蒜山山頂(8:32)~上蒜山山頂(9:29)~上蒜山登山口(10:34)
復路:上蒜山登山口(11:05)~上蒜山山頂(12:45)~中蒜山山頂(14:00)~下蒜山山頂(15:51)~下蒜山登山口(17:18)
⑤行動概況:
犬2匹に先導されながら
御来光を見ようと4時出発を予定していたが,蒜山麓で車中泊していると3時過ぎに雨が降る。一気にやる気がなくなり出発時間を遅らせる。4時過ぎにもまた雨が降り空を見るととても御来光が期待できる空ではなかったので結局6時出発となった。朝の冷たい空気と気持ちのいい風に吹かれながら下蒜山を上っていると犬2匹が目の前に現れる。早くおいでよ,と言わんばかりに私達を何度も振り返りながら先導してくれる。下蒜山を越えると草むらに隠れてしまいサヨナラした。上蒜山登山口までは順調に歩き,休憩と補給をして再出発。1度下りきった山をまた上るのは気持ち的に気合がいりますね。上り始めは木陰で気持ちよく歩けたが,陰かなくなり日差しに照らされながら歩くと暑さでどんどん体力が奪われていく。気温は30度,雲1つない炎天下のなか重たいザックで歩くのはかなりしんどい。上蒜山山頂まで上り,遠くに見える下蒜山を見てげんなりする、どうにもこうにも暑い。熱中症に気をつけながら持ってきた氷を食べて体を冷やしながら足を進める。苦しいながらも中蒜山までは予定通りに歩け,今回の踏ん張り所の中蒜山から下蒜山に突入。
つらくても下山したら楽しい思い出
中蒜山下り始めの段差をドタバタ下っていると2年前に痛めたきり忘れていた右膝に覚えのある激痛が走る。そこからは右膝を曲げると痛みがあり足がなかなか進まない,もう大失速。いつまで続くんだと思う長い中蒜山を下り終えると今度は下蒜山への上り。傾斜はあまりないがこの往復で1番しんどい箇所になる。上りだと膝は痛くならなかったが日陰の少ない縦走路,暑さに苦しめられ何度も休憩しながら下蒜山山頂に到着。あまりの疲れに寝転がって休憩してしまった。後は下るだけだけど,下るのが辛い。膝の痛みに耐え脂汗をかきながらなんとか日が沈む前に下山。予定よりだいぶ遅れて11時間もかかってしまった。気温もあったけど往復でボッカ,私の力量以上の山行に思いました。心底疲れた。下山後はしっかりアイシングで翌日の痛みはありませんでした。筋肉痛だけど。
最後に,下蒜山で見た犬2匹。帰りに出会った登山道整備の方が首輪もしてないし捨て犬だと捕獲され役場へ連れて行くと言われていました。先日Kwより紹介された出雲北山の一般道を外れたとこで小鹿を追いかける野犬数匹に遭遇したことがありますが,あまりの凶暴性に恐怖したのを思い出しました。山にゴミを捨てるなと言いますが動物もです。
そういえば,ササユリが1輪つぼみをつけてました。もうすぐですね。

4 件のコメント:

  1. 毎日暑い日が続きますね。「蒜山完全往復」厳しさが伝わってきました。ちょっと羨ましかったで~す。この前、水無しボッカ訓練というおかしなことを思いついてやってみたら、右足のふくらはぎが肉離れしました。これからの季節、水分補給が大事ですね。こんなに暑いと、もう甲川に行けるんじゃないかと、右足を引きずりながら考えてます。どんどん暑くなってほしいですね。

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  2. 水無しとは昔の部活みたいですね。曇っていたらもう少し楽に歩けたんでしょうが、暑さにやられました。目の前に沢があったら身投げしてたかも。。甲川待ち遠しいです!

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  3. トレーニングとは言え,奇想天外の「蒜山完全往復」,こんなユニークな山行でやったことのある人知りません。今,歩けない私にとって羨ましいかぎりです。
    昔,YCCでは鏡ヶ成~烏ヶ山~ユートピア~船上山をやっていました。やってみたら。
    次のステージは北鎌か槍・西穂縦走かな。まだ若い人には負けないと思っていたのに・・・

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  4. ユニークな山仲間が多いので刺激されてます。鏡ヶ成~船上山もそのうちしたいです、大山完全縦走もやりたいですが崩落が進む今の大山では難しいですね。北鎌、槍・西穂縦走は時間と体力があれば1回でやってみたいです。
    の前に、甲川周辺の探索です。お付き合いお願いします!

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