2014年7月21日月曜日

2014夏 甲川(下の廊下~中の廊下)②

ブログタイトルは「甲川(下の廊下~中の廊下~上の廊下,完全遡行)」と決めていたが,私の力不足で中の廊下までになり,メンバーには申し訳ない気持ちでいっぱいです。あらためてパーティ力というかメンバー,パーティの大切さを痛感しました。
それでも私にとって今夏最初の甲川はメンバーに助けられ,充実した楽しい,そして勉強になる沢登りになりました。若いメンバーがぐいぐい引っ張ってくれて頼もしかったが,昨年と違う自分に少し寂しさを感じる沢登りでもありました。
天王滝(これから泳ぎがスタート)
①日時:2014.7.21(月)
②行先:甲川(下の廊下~中の廊下)
③メンバー:T,Mj,N,Mk
④行動記録:
鶯橋(8:10)→冑滝(12:30)→牛飼尾(14:00)
⑤行動概況:
いつものように前日から上の廊下をどうフリーで突破するかシュミレーションし,集合場所の香取Pに向かう。 
天王滝からの泳ぎ
車を終了点に配車する段になってメンバーと私のコースが違うことに気付く。メンバーは上の廊下だけ行くものと思っていたようで,せっかくやるのだから下から行きましょうと私の我儘を聞いてもらい鶯橋からスタートすることになった。コースが徹底されていなかったことは反省材料だ。
鶯橋から入渓,甲川は思った以上に水温は低く,体が暖まるまで,なるべく胸まで浸からないように歩く。最初のF1は巻き,ノーロープで天王滝まで行く。
核心もNとMkが一発突破
この奥の淵の奥にある滝はMkが突破を買って出る。私はフォローで続き,ショルダーで越えたかったが,フックをかけ突破。私はここで10分ほど全身,水に浸かっていたせいか,突破後,寒さで歯はカチカチ,体はガタガタ震え出した。
メンバーは心配してくれて,Nはジャケットを貸してくれ,Mkは暖かいコーヒーと味噌汁を作ってくれた。30分ほど休憩しただろうか,何とか生き返った。
冑滝(いつものようにシャワークライミング)


冑滝までは,厳しい箇所はMj,N,Mkが代わる代わるトップで突破し,私は引っ張ってもらいました。私は1回もトップで行くことはありませんでした。冑滝を越えた時点で,私がそういう状態だったので,上の廊下は諦め,牛飼尾に抜けました。
今回の沢登りはメンバーにおんぶにだっこで,楽をさせてもらい,お世話になりました。

2 件のコメント:

  1. 私の不甲斐なさに反省してます。今日の甲川はしょっぱい味がしましたが,勉強になり,又,大好きな仲間と難しいことにチャレンジでき嬉しかったです。帰り道,ラーメン屋に目が行きましたが,我慢しました。

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  2. 甲川いつも楽しい,行く度に表情を変えてくれて,飽きるまで行ってみたいものです。アルプスに行くためにYCCに入会したんじゃない,師匠とその弟子のレクチャーを大山で受けるために入会した私にとってTやMjの居る山は安心でき,また有難い。弱気なメンバーにTだけが完全遡行に意欲があった,まだまだ手の届かない存在です。低山10連発に一度も付き合いませんでしたが,上の廊下はわがままですが,お付き合い下さい。

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