当初はリフトアクセスで宝珠山から大谷でも滑ってみようかと考えていたが,良きメンターからのやりがいも雪質もより期待出来るであろう6合西沢滑降という提案にすっかりその気になり予定を変更,今季初めてまともに山を滑られるのではという期待を胸に大山に向かった。
①日時:2016.2.7(日)
②行先:大山(6合西沢)
③メンバー:Sk,As
④行動記録:
情報館(9:30)→北尾根930地点(10:15)→夏道登山口(10:45)→6合目避難小屋(12:30)→西沢滑降→石の大鳥居・環状道路(14:30)→情報館(14:50)
⑤行動概況:
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ようやく色づいた北壁 |
前日までとは打って変わりすっかり雪道に様変わりした24号線は立ち往生車輌多数の大混乱,槙原駐車場から博労座まで40分近くもかかり,ただでさえ遅出なところに出鼻をくじかれる。気を取り直してお互い装備を確認し,南光河原から北尾根を使うルートで出発。当日のものと思われるスノーシューご一行様のトレースをありがたく使わせてもらい歩き出しは快調に進むも斜度が増すにつれて太腿までのラッセルとなり埒が明かない状態に。早くも敗退の2文字が脳裏をよぎるが,景気よく送り出してもらった手前このままおめおめと引き下がるわけにはいかないと弱気を振り払い,時間と相談してルート変更を決断。本日二度目のタイムロスに折れかけた心とともにたった今登ってきた踏み跡を下り,夏道から再び6合目を目指す。
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Skのターンに舞い上がるスプレー |
幸い夏道もよく踏まれており特に難しい箇所はなく,めまぐるしく変わる空模様の中,ゆっくりペースで避難小屋に到着。小屋は階段までしか埋まっておらずブッシュで滑走をためらわざるを得ない元谷側斜面の状況に今季の小雪ぶりを改めて実感する。それでも一晩で真っ白になった北壁の雄姿はやはり大山だなと思わせるのに十分な迫力であった。大休止と滑降の準備を済ませ小屋から少し上がったところから西沢にドロップイン。序盤のやや急な斜面は降雪直後ということで横滑り気味に慎重に下り,傾斜が緩んでからはやや重めパウダーランを満喫。所々で深すぎる雪と全身で戯れ,最終盤では沢筋を下り過ぎたため再びラッセルを余儀なくされ,板で下ったとは思えないほど時間はかかったが,おおむね計画通りの場所に下山,6合西沢バックカントリー山行を無事終了とした。
⑥その他:
・雪の多さで引き返すことになるとは思ってもみませんでした。装備の取捨選択は慎重に。
・今回は踏み跡ありきだったので,次は自ら道を作るような山行を。反省。
・Sk,最後のラッセルは頼もしかったです。お疲れ様でした。
太腿までのラッセル?もしかして常行谷?そこまではリコメンドしてないけどな。
返信削除Asがきついと言うからなら,相当きつかったんでしょう。お疲れさんでした。予期できる?きつさは山の楽しみです。
大ノ沢BCサポート頼みます。あと別山も。
買いかぶりです。
削除今回の転進は自業自得,良い経験になりました。キツさを楽しみより山の懐深くに。
大ノ沢BCやりましょう。
「出鼻をくじかれ」たり「心が折れそうに」なったりしながらの不屈さ前向きさに敬服。Skつよつよなのですね。
返信削除昨日の広島県民の森でBCめちゃ気持よさそうなので『私も参入したいなぁ…』的なコトを呟いたところTに「Kwを見ろMtを見ろ。簡単じゃないぞ!」と一蹴されました。かくなる上はグリセード練習して大の沢を登山靴で滑るを目指します。
奥出雲BCお疲れさまです,うどんがあるなら行けばよかった。BC参入お待ちしております。
削除すっかり延び延びになっている剱打ち上げ山行企画します。