2015年4月30日木曜日

2015春 大山縦断スペシャル

お花見とコゴミを収穫した地獄谷の河原
定例会では,別の山行計画を発表していたが,雪上歩きが名残惜しくなり,南北横断しようということになった。話はさらに発展し,「大山縦断スペシャル」を開催することとなった。
6時過ぎで,大山情報館の温度計は15℃を表示しており,今日も暑くなりそうだ

①日時:2015.4.29(水)
②行先:大山(鍵掛峠~振子沢~大休峠~川床)
③メンバー:Y,E,Sz,I
④行動記録:
鍵掛峠P(7:00)→鳥越峠(9:10)→(振子沢)→振子山(13:00)→野田ヶ山(14:20)→大休峠避難小屋(15:20)→川床(17:00)
振子沢の様子
⑤行動概況:
木谷の賑やかな小鳥たちに元気をもらい,雪上歩きをスタートするが,文殊越からは雪と枯葉を交互に歩く状況となった。
鳥越峠の斜面を下り,地獄谷では青空と山桜の下,コゴミを収穫した。新芽はどれも美味しそうで,山菜を見分けるのは難しかった。
振子沢を滑走するスキーヤーを見送り,稜線に出たところで,雪上歩きは終了。
胡麻和えでいただきました(Sz)
景色を眺めながら尾根を歩き,親指ピークに1人ずつ順番に立ち,記念写真を撮った。野田ヶ山では,各自持ち寄ったおやつをおすそ分けして食べ,大休峠避難小屋を経由し下山した。
⑥まとめ:
ゆっくり10時間かけてのロングラン,変化に富んだコースで,雪を歩いたり,沢を渡ったり,山桜のお花見もできました。
素晴らしい景色のおかげで,時間の流れがゆったりと感じられ,あまり疲れを感じることなく,充実の山行となりました。
今回参加できなかったメンバーと,次回ご一緒できることを楽しみにしています。

2015春 北アルプス(唐松岳)

剱岳をバックに
ただただ北アルプスの景色を眺めたくて,より沢山の山々を眺めたくて,なかば強引に心を静めアルプスの山容を眺めてきました。
①日時:2015.4.29(水)
②行先:北アルプス(唐松岳)
③メンバー:N(単独)
④行動記録:
八方ゴンドラ(7:30)→リフト→八方池山荘(8:00)→唐松岳(10:40)→八方池山荘(13:00)→リフト→八方ゴンドラ(13:30)
⑤行動概況:
左の槍から右の剱
28日の10時半に米子を出発し,八方無料第3駐車場に20時半に到着,早々に車中泊を整え22時には就寝。29日の4時過ぎには目が覚めるがゴンドラは7時半まで動かないので,白馬3山のシルエットから夜が明けるまでの移ろいを楽しんでゴンドラの始発に乗車した。兎平,黒菱とリフトを乗り継ぎ八方池山荘まで。若かりし頃滑ったき記憶が甦るが,今は滑りたい気持ちは湧いてこない。
山荘から歩き出すが身体が重い。重くて重くていきなり3人位に追い越される。快晴の気持ち良い山だか,気持ちを抑え一歩一歩大切に歩むことに専念しペースを作り直した。八方池は雪に埋まっているが,登山道の雪は途切れ途切れで急斜面の雪も腐り,アイゼンは必要なかった。頂上山荘まで登りきると今までの景色は一転し,剱岳がどっしりと構えていた。そこからひと下りし唐松岳山頂へ足を運んだ。
白馬連山
山頂からは,剱,別山,立山,薬師,黒部五郎,針ノ木,野口五郎,槍,穂高,向きを変えれば白馬連山,妙高,火打,どれだけ見渡せるんだ。晴天のこの景色,さぞかし満足してくれたことだろう。厳冬の北アルプスに足を運ぶ,そこまで辿り着けるかわからないけれど,この景色は今までもこの先も,大きくは変わらない。景色を楽しみ予定通り下山し,30日を4分だけ使い帰宅となりました。
さてさて大山アルプスで地道に鍛えていきましょう。
今回もいい山歩きができました。

2015年4月29日水曜日

2015春 勝田ヶ山東尾根(仮称)

しばらくは歩きやすい
船上山に行く途中に見える勝田ヶ山に伸びる尾根。観察すると緑が繋がっている,最後ちょっと切れてる?草があればどこへでも,な代表Sの教えを胸にチャレンジしてきました。
①日時:2015.4.29(水)
②行先:勝田ヶ山東尾根(仮称)
③メンバー:Fu,会員外(My)
④行動記録:
鱒返滝橋(7:19)→岩峰取付(10:02)→勝田ヶ山(12:25)→船上山(13:58)→船上山少年自然の家(14:31)
⑤行動概況:
勝田ヶ山東の岩壁,どこを登りましょうね
藪漕ぎが予想されるルートなので始めくらいは藪漕ぎを避けようと杉林を選択。ただ急登で尾根に出るまでにくたびれる。尾根に出ればなだらかで膝くらいの笹薮が続く。864ピークまでは快適に歩けるがそこからは別世界。さっきまでの可愛い背丈の笹薮はどこへやら。ブッシュを掻き分け潅木を跨ぎ,まぁいつものです。1070ピーク辺りまではブッシュに阻まれ景色は見えないが、ピークに立つと急に景色が広がる。矢筈・甲・勝田の山々が初めて見る角度で目に飛び込んでくる。縦走路を歩くだけだと特に特徴もなく通り過ぎてしまう勝田ヶ山も東側にはこんなにかっこいい岩壁がそびえ立っている。その岩壁に見惚れると共にどこが登れそうなのか眺めただけでは検討もつかず。
とりあえず岩峰下まで行ってみることにする。左右をうろちょろして1箇所だけ登れそうなとこがあったので取り付くも岩が脆く,手を置けば岩が剥がれ足を置けば崩れる。まともに体重をかければ岩ごと滑落してしまいそうだ。下は崖。ロープを出し慎重に登っていく。岩峰を登りつつもその先がどこからも見えない。登った先で撤退も考えられたがとりあえずピークまで上がってみる。平坦な岩尾根が続くがブッシュが視界を阻み先が見えない。脆い岩場を頼りないブッシュを掴み少しづつそっと歩き,先を見ると1箇所左は崖,右はスラブが下まで続く切り立ったらくだの背のような岩の箇所があった。ここまでの不安定な岩を思うと岩に乗った途端岩ごと落ちてしまうのではと怖かったのでそこだけは支点をしっかりとり通過した。幸い岩峰ピークの下降はしっかりしたブッシュがありさほど難しいことはなく,その先の小さなピークはブッシュに覆われ空中藪漕ぎのような感じだったが,脆い岩場よりは安心感があったので絡まるロープはしまい,後はフワフワとブッシュの上を掻き分け進んでいった。
空中藪漕ぎ
岩峰下降から縦走路に出るまで地面に足をつくことはほぼなかった。いつもなら何も思わず通り過ぎる勝田ヶ山山頂がとても素晴らしい場所に感じた。去年秋に行った三鈷東壁の簡易版のようなルートでした。ロープはいらない難易度ですが,岩が非常に脆く何かあった時のことを考えたらやはりロープがほしい。東から眺めた勝田ヶ山は最高でした。次は冬に行ってみたいです。

2015年4月27日月曜日

2015春 山菜&岩魚

まずは火を熾す
BC,沢,岩,縦走etcこれだけが山の遊びじゃないよ。同じ山ばかりして楽しいかい。たまにはのんびり焚火でも囲んで,贅沢な時間過ごしてみたら。
山で火を熾して岩魚を塩焼きにして食べたのは何十年ぶりだろう。岩魚が焼けるまでの時間は焚火を見つめながらの至福の時間でした。

①日時:2015.4.27(月)
②行先:大山周辺
③メンバー:T,Mk
岩魚を捌く(血合いも取る)
④メモ:
Mkから「明日空きました,どこかお願いします」の連絡,Mkと最近一緒に行ってないので,行かねばならないだろう。
私の山の引き出しから,釣山行を提案する。
??川(甲川ではない)をルアーと餌釣りで入渓。
岩魚の塩焼き(ジグザクに串を入れ,化粧塩もし,強火の遠火で焼く)
最初は全くあたりがなく,今日はボウズかなと思いながらもルアーを本命のコメットデホーに変えると,ルアー,餌釣り両方釣れ始め,岩魚をルアーで2匹,餌釣りで3匹ゲットする。2人で5匹は十分だ。
これで釣りは終了,甲川に移動しウド採り。
収穫した山の恵み,ウドは天ぷらで,岩魚は塩焼きでいただいた。本当に美味しかった。山の精,命を感じながら感謝して食べた。元気にならなければ申し訳ない。
楽しい散策でした。声をかけてくれたMkに感謝します。マットで横になっている私を尻目に,岩魚を捌いてくれたり,薪を集めてくれたり等お世話になりました。
収穫したウドと今日使用したリール
⑤その他:
・コメットデホーはフランス製のルアーの名称,ルアーもやっぱり欧米かな。
・魚の活性は高かった。30cm級の岩魚が出てきた時は,胸がときめいた。
・大きさを求めるならルアー,量を求めるなら餌釣りかな。
・甲川のウドは今が一番いいのが採れる。コシアブラはこれから,コゴミは終了。
・5月に山菜パーティ企画してますが,希望者ないので中止にします。やりたい人は各自で実施してください。

2015年4月26日日曜日

2015春 船上山(屏風岩:クライミング)②&甲川散策

Mtの千丈のぞき初リード
Mtの初めてのリードクライミング。結果はいかに?午後はそのままクライミング組と甲川散策組に分かれました。
①日時:2015.4.25(土)
②行先:船上山屏風岩&甲川
③メンバー:Mj,Mt,T,Ys,Fu
④メモ:
今回のメインはMtの千丈のぞき初リード。いつも通りMjがトップロープをセットしてくれMtの肩慣らし1本目。余裕を感じる登り姿に皆の期待が高まる。
本気の赤Tシャツにて
続けてT,本気の赤Tシャツでやってきた。相当やる気だ。山だとどんなとこでもさっと登るがクライミングは勝手が違うようで核心でだいぶ苦戦し越えれず降りてから2本目のためMj,Mtに質問攻めだった。Fu,Ys共に核心で苦戦,正規ルートから左にそれた易しい旧ルートで登ってしまう。2人揃って何をしてるんだか。次はお待ちかねMtのリードだ。背中から気合と緊張を感じる。ビレイをするMjもロープから緊張が伝わってくると言われていた。核心下まで順調に登っていくも,そこから苦戦。リードだといつも通りに体が動いていない。何度も落ちるMtが「どこが悪いですか」とMjにSOS。「気持ちだ!」と的確?なアドバイスをもらい何度かチャレンジするも腕が限界なようでひとまず撤退。次は予習バッチリT。速攻で行ってきますとスタートし,見事核心を超え完登。Tの必死な姿を見るのはどこか楽しい。次はFu。
甲川冷たい
核心を超えるのにいいガバがあると去年から言われ続けそれを持ってるつもりが勘違いなとこを持っていたようで正しいガバが持てるとその先に行くことができどうにかこうにか完登,と言っていいのか分からないが登り方は分かったので乞うご期待。
一応目的のルートを登ることができたのでMtのリードも気になったけどT,Fuは甲川散策へ。Tの秘密の場所やルートを案内してもらい多少の収穫物も手に入れ,帰りにSのとこに寄りおすそ分けすると代わりに蕎麦をいただき夕食のメニューは天ぷら蕎麦に決定。

2015年4月16日木曜日

2015春 三徳山&羽衣石城

投入堂にて,I の足元に注目
三徳山は昨年の夏,冠巌から上がったので今回は表?から,羽衣石城は先週行った竹田城との城つながりと低山10連発の候補で行けなかったので,その片付けと無理な理由をつけ行ってきた。
登山というより遠足気分で参加する。「遠足」この言葉の響き,子供時代を思い出し何とも懐かしい。いつもの山のような緊張感はない。
遠足の楽しみのひとつは弁当である。コンビニ弁当も考えたが,メンバーに食べてほしく,とんかつ(前日の夜のおかず)と自作自慢のポテトサラダを持参する。Siはキスの団子,卵焼き,ウコギ飯,I はホットドック,ポンデケージョを作って来てくれた。豊かな昼食になり,これだけで十分満足な山となった。
昼からの山はおまけにして,羽衣石城往復でお茶を濁そうと思っていたが,メンバーには,そんな雰囲気はなく三角点,十方寺としっかり歩き帰着した。遠足でなくなった。
豊かな昼食,何が何だかわかりますか?

①日時:2015.4.16(木)
②行先:三徳山&羽衣石城
③メンバー:Si,I,T,会員外(To)
④行動記録:
【三徳山】観音院P(9:30)→投入堂(11:00)→観音院P(12:00)
【羽衣石城】登山口P(13:30)→羽衣石城(14:00)→三角点(15:00)→十方寺(16:00)→登山口P(17:10)
⑤行動概況:
登山参拝事務所で受付を済ませ,六根清浄の襷をかけ出発する。I は靴を草鞋に履き替える,念の入れようである。
羽衣石城にて
名古屋から来ている観光客(前日は竹田城に行ったとのこと,考えていることが一緒である)の一団が先行しており,鎖場では大渋滞になったが,イライラすることなくのんびり歩き投入堂に到着,渋滞に巻き込まれないようすぐに引き返し下山して昼食を取ることにする。
観音院Pの桜吹雪の舞う木の下で,弁当を広げる。豊かな昼食となった。食後は桜吹雪の中,昼寝をしたいぐらいでした。
昼食後,羽衣石登山口に向け出発する。前述したように,羽衣石城往復ではなく,三角点,十方寺と歩き帰着した。誰1人会うことなく,静かな尾根歩きでした。
ちなみに羽衣石城付近は羽衣天女伝説の場所があります。

2015年4月13日月曜日

2015春 大山(剣谷~三鈷峰~ユートピア)

ユートピア避難小屋へ行きたいと考えていたところ,Yより剣谷の提案があった。
過去のブログを読み返し,地形図でルートを確認,積雪量や雪質,天候,落石など,夜な夜なイメージトレーニングを重ねた。
三鈷峰にて

①日時:2015.4.12(日)
②行先:大山(剣谷~三鈷峰~ユートピア)
③メンバー:Y,E,I,Sz
④行動記録:
大山寺(7:30)→下宝珠越(8:35)→剣谷(9:00)→勝間ケルン(11:00)→三鈷峰(11:35)→(12:10)ユートピア避難小屋(13:00)→勝間ケルン(13:15)→下宝珠越(14:50)→大山寺(15:35)
⑤行動概況:
天気は曇り時々晴れ。視界は良好。下宝珠越から剣谷に下り,地形をよく観察し,地図で現在地を特定,進路を確認し,勝間ケルンを目指す。
剣谷の様子
引き締まった斜面はキックステップが決まりづらい。落石に注意を払いながら,足早に登る。
通過直後に発生した落石に,ここが危険地帯であることを実感した。
勝間ケルンから分岐に到着,避難小屋へ直行する計画だったが,せっかくなので三鈷峰へ立ち寄ることにした。
三鈷峰へ向かって
吹き上げる風は冷たかったが,足元に生えるイワカガミの葉に,春を感じた。
三鈷峰から眺める北壁の姿は美しかった。それと同時に,ガラガラと崩落していく様を見て,変化し続ける自然も確かに感じた。
美しく厳しい現実,それと向き合う自分はどうあるべきか,そんなことを考えた。
ユートピア避難小屋にて大休止の後,下山開始。気温の上昇で雪は緩み,落石の頻度が増したため,宝珠尾根経由で下山した。
北壁の表情
⑥まとめ:
私にとって「学びの山」は,始まったばかり。
今回は,先輩Y,Eとこれから山を共にするSzとの顔合わせを兼ねて計画しました。
先輩にご指導いただきながら,仲間と共に,創造すること,それが私の目標です。
今後も努力を重ね,体力だけではなく,登山に必要な洞察力や判断力など,総合力を高めていきたいです。

2015年4月12日日曜日

2015春 船上山(屏風岩:クライミング)①

新調したロープでアンザイレン
①日時:2015.4.12(日)
②行先:船上山屏風岩
③メンバー:Mt,Mj,T
④メモ:
メンバー全員,昨年11月以来の船上山,と言ってもMjは山陽方面で腕を磨き,私とMtが今シーズン初の外岩になった。
毎度のことながら,Mjにリードしてもらいトップロープでメンバーが登った。Mjにはいつもお世話になり感謝している。もうそろそろ他の会員がリードできるようにならなければ・・・
Mj,今シーズン船上山初クライミング
その筆頭Mt,やる気が違う。9.8mm×60mのロープを新調してきた。初めて使用する白いロープは眩しかった。
千丈のぞきでは,2回ノーテンで,完璧な登りを見せた。下から見ていて,今までの彼の登りで1番美しかった。今日のトピックスは何と言ってもこれでしょう。Mjと私は手を叩いて喜んだ。次はMtがリードに挑戦することが決定した。
午後はアクエリアス,赤壁国体ルートと登り,今シーズン初の船上山屏風岩クライミングを終了した。
Ys,ビレー中でした
赤壁では偶然,クライミングに来ていた会員Ysに会いました。こっちの方が良かった?のに。
(私は午前中で帰宅,午後の記録は以下Mtが報告)
午後からは,まずアクエリアスに登る。このルートはほとんどのホールドがカチのため,足の置き方がポイントである。まずはMjがリードで登りトップロープをかける。その後,Mjのアドバイスを受けてなんとか登りきった。
そして,赤壁の国体ルートに移動する。ここは長いルートのため,省エネで時間をかけずに登ることが求められる。当初の計画では,リードが登った後にセカンドがすぐに登り,終了点から2人とも懸垂下降で降りるはずだった。しかし,セカンドのMtが3/4程度登ったところで力尽きてしまい,あえなくクライムダウンしてしまう。その後,Mjが懸垂下降をして,本日は終了した。(文責Mt)

2015年4月8日水曜日

2015春 阿毘縁アルプス(御墓山~高橋~牛ノ首山~猿隠山)縦走

代表Sから山行記録が届きました。

4月2日,Siの山始めとして阿毘縁アルプスを選んだ。
阿毘縁アルプスの主な山容は,御墓山(比婆山)758m,高橋780m,牛ノ首山847m,猿隠山817m,大菅峠・砺波峠600mである。
この阿毘縁アルプスの登山は,木々の葉がなく遠望がきく,早春が最高だろう。秋の紅葉シーズンも良く,尾根からの眺望は,東は大山,花見,大倉,鬼林山,船通山等の1000メートル以上の山並みが見られる。西は遠く三瓶山・隠岐の島なども遠望できる。
このコースの尾根筋の樹林帯はドングリ,栗,馬酔木などの雑木林と赤松が点在している。
大菅峠登山口

①日時:2015.4.2(木)
②行先:阿毘縁アルプス(御墓山~高橋~牛ノ首山~猿隠山)
③メンバー:Si,Sa,S
④行動記録:
大菅峠登山口(9:30)→お墓山(10:14)→高橋(11:22)→(12:00)牛ノ首山(12:20)→猿隠山(13:00)→砺波峠(13:40)
⑤行動概況:
我々がよく行く船通山は雪をまとい冬のまま,目的地も積雪があることも予想し引き返すことも考慮し登山口を出発した。メンバーは,S,Si,Saの3名である。
御墓山にて(S,Si)
登山口の石碑・案内板に従い谷沿いに進む,時には小滝を見ながら,谷筋の水の流れは尾根の100メートル下で終わり,少し上ると稜線且つ県境に至った。ここから尾根筋を北の方角に進むとすぐに御墓山の頂上に到着した。頂上にはキャラボクの巨木がありイチイの木とも言うが,地元の話では船通山のイチイの木の枝を挿し木して大きくしたとの話しもある。次のピーク高橋に向かう。尾根筋は1本,小さなピークを幾度も越えようやく高橋のピークについた。このピークには阿毘縁の境港市民の森から上ってくる登山道と合流していた。
猿隠山,大山を遠望する
次のピーク,牛ノ首山を目指し進む。相変わらずのアップダウンを繰り返し牛ノ首山に到着した。ここの三角点で景色を見ながら昼食,牛ノ首山から猿隠山を目指し出発する。やはりアップダウンの連続,ピークからは大山を遠望できる。13時,猿隠山に到着した。頂上から比田側に下る道があるが標識はない。この道は少し下ると展望台に出るコースがあるが,下降はできないとのことである。
頂上から砺波峠に向け出発する。砺波峠手前で(杉林でルートはドッグレッグしている)登り返しもう一度下降すると峠であった。
大菅峠登山口まで車を回収に,配車しておいたマウンテンバイクで私が走った。

2015年4月6日月曜日

2015春 クライミング講習会①

湯原名物 15mの人工壁
11月まで全8回のクライミング講習会,第1回は前日の雨と当日の雨予報を受け,湯原クライミングセンターでの開催となった。
①日時:2015.4.4(土)
②行先:湯原クライミングセンター
③メンバー:Mj,N,Mt,Kw,Fu,As,会員外(To,Sa)
④行動概況:
クライミングはやらなければと思いつつなかなか継続して取り組めずにいたが,講習会ということでこのチャンスを逃すまいと早くから参加を決意していた。YCCで初めてのクライミングはこれまた自身初の湯原クライミングセンターだったが,まずはその壁の巨大さに圧倒され始めるまえからすっかり萎縮気味に。
ビレイはいつも準備万端,登りは・・・

トップロープをセットしにすいすい登るMj,Toの姿を目に焼き付けるが,いざ自分で登り出すと無様に壁にへばり付いて腕はあっという間にパンプ,分かってはいたが一筋縄ではいかない。数回トライはしてみたものの,結果は惨敗。登り出すまでの手順,登ってからの所作,ビレイのやり方等々学べたことが今回の収穫だったと自分に言い聞かせるしかなかった。
不屈?のクライマー Fu


この日素晴らしかったのは何と言ってもFu。右から2番目の壁に果敢に挑み続け一番乗りで登り切ったのだ。離れてはクイックドローを掴んでは壁に戻り何度も核心部での挑戦を繰り返す執念には恐れ入りました。次はノーテンですね、ビレイしますよ。
開始にあたってMjから説明を受けたグレード表を見ると先は果てしないですが,これはやりがいがあるなという気持ちが同時に湧き上り,Mjの言うスタート地点「まずはクライミングを好きになること」には立てたと確信出来る充実の一日でした。
ご指導ありがとうございました。

2015年4月1日水曜日

2015春 大山(三鈷峰北東ルンゼ)

阿弥陀川の春
春の足音が日に日に近づく中,雪との触れ合いが足りないメンバー3名(+1名)で三鈷峰を目指した。今回のコースは名称が正しいかどうかわからないが,三鈷峰北東ルンゼ(仮称)。
三鈷東谷から三鈷峰を見上げると雪の残る顕著なルンゼを2本確認できる。右のルンゼは三鈷峰北稜に,左のルンゼは三鈷峰横(東)のピークのコルに突き上げている。今回は左のルンゼを上り,三鈷峰に達した。
東谷出合

                  
①日時:2015.3.31(火)
②行先:大山(三鈷峰北東ルンゼ)
③メンバー:N,Ys,As,部外者(T)
④行動記録:
川床(6:40)→東谷出合(7:50)→北東ルンゼ取付き(9:30)→三鈷峰(12:30)→スキー場(14:50)→川床(15:15) 
⑤行動概況:
陽光の空の下,リーダーN,直前で参加してくれたYs,烏天狗Pにピッケルを忘れて落ち込むAs,川床に偶然居合わせた(?)Tの4名で川床から出発。気温が高い日が続いているため渡渉やむなしと覚悟を決めて歩き始めたが,飛び石とデブリを上手く利用しながら両岸の残雪を伝いなかなかのペースで東谷出合に到着。
北東ルンゼ(2本ある左のルンゼを上がる)
出合での小休止後,東谷を詰めやがて水流が完全に雪の下に隠れるとほどなくして三鈷峰北稜,北東面がその全容を現す。このまま東谷を詰めるか,北東ルンゼか。コルまで雪がつながっており(実際は1ヶ所切れていた)登攀可能と判断し北東ルンゼに取付く。
下部はよく締まったデブリを軽快に歩き,中腹からは気温の上昇で緩み始めた雪をキックステップで登り,傾斜が強まった上部ではロープを使用しての登攀となった。途中,支点工作とビレイ操作の訓練を織り交ぜたため,時間はかかったが無事北東ルンゼを攻略。
いい山でした(三鈷峰にて)
好天に恵まれ充実した登攀の余韻に浸りながら頂上までの最後の斜面を登り切り三鈷峰登頂となった。
帰りは剣谷を下り,下宝珠越下部から,健脚組(N,As)は宝珠山に直登,国際スキー場経由で,軟弱組(Ys,T)は下宝珠越経由で川床に帰着した(実際は先に下りた健脚組が中ノ原スキー場に迎えに行った)。
この日も最高の山でした。