2015年3月17日火曜日

2015春 吾妻山

吾妻山の星空は,下界の光が入らず無数に煌めく。いつか,メンバーと,温めたバーボンをすすりながらこの星空をながめたいと思っていた。広島側からのアクセスが可能となり,駐車場内の使用許可もいただけたので,作戦を立て今回の山行となった。
ベースキャンプ完成

①日時:2015.3.14(土)~3.15(日)
②行先:吾妻山
③メンバー:E,I,Tn,Sz,Yh,Mk,(会員外2名)
④行動記録: 
【3/14】吾妻山休暇村P(18:00)→星空スキー&撮影(19:30)→鴨鍋パーティー(21:00)→就寝(24:00)
【3/15】吾妻山休暇村P(5:00)→吾妻山山頂(6:00)→吾妻山休暇村P(8:00)→解散(9:00)
⑤行動概況:
吾妻山頂上台地
子供の卒業式が終わって駆け付ける者,仕事が終わって駆け付ける者,仕事を投げ出し駆け付ける者と,いろんな事情を背景に,前日に積もった雪に負けずと,車を走らせ休暇村へ到着する。今回は,ゲストで私の従弟も参加してもらった。彼の持ってきたセンターポールのタープは,8人入っても余裕があり快適なリビング空間が作られた。
小坊主より無数の星を眺める
テントの設営が完了すると同時に,星空が現れた。各自,装備を装着しカメラを片手に吾妻山の雪原を歩く。月の出は翌01:00くらいだったので,星が広範囲で綺麗に見える。雪山で星空を眺めるとは,何ともロマンティックだ。雪原を照らす星の光にうっとりしながらも寒い。一時間くらい撮影してスキーを装着し,一気に滑り降りた。日付が変わるまで山談義で盛り上がり就寝する。翌朝はご来光を狙ってスキー×2,スノーボード×2,スノーシュー×3 ツボ足×1で,吾妻山台地につながるルンぜを直登する。直下はブレーカブルクラストで,スキーが沈まず危険を感じ,板をデポしてツボ足で登る。山頂は風が強いが視界は良好。
ご来光は雲がかかり残念だったが,山深い絶景を堪能することができた。バックカントリーは,カチコチの曲がらない雪を我慢しながら一直線に滑り降りた。雪山の中で夜を過ごし,「雪の上にテントを張り寝る」ということを体験していると,いざというときに,少しばかり余裕が生まれるかもしれない。楽しみながらも,雪山の厳しさも体験できて,良い山になったのではないだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿