黒部川本流(このあと流されかける) |
甲川は自信なくなったけど,今の私にとって赤木沢はちょうど良い(実はきつかった)。
7回目の赤木沢,ヘロヘロの14時間,満足を通り越したら何て言うんだろう?
これで3食昼寝付きの別荘に行ける。
①日時:2015.7.12(日)~14(火)
②行先:北アルプス(赤木沢)
③メンバー:T,Ys
④行動記録:
【7/13】太郎平小屋(5:40)→薬師沢小屋(7:32)→赤木沢出合(9:14)→大滝(11:33)→赤木岳稜線(14:14)→(16:20)太郎平小屋(16:50)→折立(20:00)
赤木沢①(ちょっとはしゃぎすぎ) |
行動概要は過去の記録(2012秋,2014秋)と大体同じ。この山行をトピックスをあげてみる。
・太郎平小屋の管理人(北アのダルビッシュ)に登山届を提出するが,何のコメントもなかったので,赤木沢の状況聞いてみた。「まだ入渓するパーティないよ。水量多いし,8月になってからだよ」とそっけない返事,赤木沢終えて小屋に立ち寄ったときも「赤木沢どうだった?」の言葉も無し。さすが北アのダルビッシュ。
赤木沢②(残雪,水が冷たいはずだ) |
・この時期,黒部の水は甲川より冷たかった。ネオプレーンの靴下持って行かなかったこと後悔する。
・この時期,岩魚のオンパレード。手づかみを試みるが,ジャンプして逃げられた。
・この時期,大滝の直下には巨大なスノーブリッジが残っていた。上を行くか,下を行くか迷ったが,際を行った。
赤木沢③(盛夏ならシャワークライミング) |
・大滝から,2番目の沢を赤木岳と北ノ俣岳のコルに抜けた。こんなに早く抜けるのは初めて。
・稜線手前草付きお花畑で滑って数m滑落。
・縦走の楽しさを再認識した。今までは馬鹿みたい走っていたからわからなかった。北ノ俣岳から寺地山に向かって合掌。
・薬師沢小屋から太郎平小屋まで誰1人会うこともなかった。
赤木沢大滝(高巻きには落石注意) |
・米子から折立までは,米子道,中国道,舞鶴道,北陸道を考えていたが,鳥取経由で北近畿豊岡道から春日JCT舞鶴道に入った。時間もさほど変わらないし高速代安くなる。
⑥パートナーに一言:
・Ys,私と行こうと思うならそれなりの準備と覚悟を持ちなさい。
・一言多いけど,山に取り組む真摯な姿勢は感服します。よく歩きました。
長く夢見てきた赤木沢です。まだ苔の付かない7月、白く磨かれた花崗岩に煌めく清冽な水。天候を選びに選びました。
返信削除どんなに感謝してもたりません。有難うございました。
ここ数年,大山中心に私の好きな山,良かった山を案内してきた。もう連れて行く力もなくなった。甲川も厳しい状況だ。赤木沢も当分行かんでしょう。
返信削除これからは私の行きたい山に付き合うというか連れて行ってくれてもいいんじゃない。9月に黒部の秘境,北岳バットレスを考えているが・・・
赤木沢遠征、お疲れ様でした。
返信削除昨年の秋に連れて行ったもらったことを思い出しました(すばらしい沢でした。一方で、薬師岳に登ったのにガスで景色を楽しめなかったこともありました)。
そして、大口を叩くようですが、北岳バットレスは期待していてください。他のメンバーも楽しみにしていますから、良い山行にしましょう!