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F1の滑滝 |
矢筈源流3回目のMk。今まで苦労した滝の突破方法などを色々熟慮してくれたようだが,Nより「できるだけ自然を大切にいきましょう」とテーマを与えられ・・・
①日時:2015.6.2(火)
②行先:甲ヶ山(矢筈源流熊谷)
③メンバー:N,Mk,Fu
④行動記録:
最終林道P(7:30)→熊滝(8:35)→F1(8:49)→F2(10:14)→甲ヶ山(12:00)→東坂登山口(14:10)
⑤行動概況:
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スラブ休憩 |
最終林道から熊滝まで順調に進み,F1に到着する。
登り始めはホールドは十分あり頭から水をかぶるくらいで問題なく登れるが,すぐにMk思案中の滑滝が現れる。Mkはハーケンを打とうと検討していたようだが今回のテーマはNの「自然を大切に」。既に甲川に1人で入って準備OKなNがフリーでチャレンジし見事登られた。連瀑も終われば長いスラブが始まる。スラブ取り付きから下を眺めると雪渓が続いている。スラブと雪渓の間には大きな隙間もあり。スラブを滑落してしまえば怪我は免れない。比較的なだらかだが薄く水が流れており滑らないように慎重に登っているとF2の連瀑に到着。核心の滑滝を見てNが小三郎岩だ,とテンションが上がっている。蒜山の小三郎谷によく似ていたようだ。ハーケンを禁止?されたMkは自分にはフリーで登るには難しいと判断したらNどうぞ,だった。
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Mk命名・天空トラバース |
期待通りに登ってくれるNにMkは大興奮だった。ここで初めて突っ張って登る,をしてみた。お腹で滑る準備はできていたが細かいホールドをしっかり確認し,慎重に滑滝を越えた。連瀑も終わりあとはスラブを詰めて藪漕ぎを待つのみ。いかにして藪漕ぎ距離を短くするか。となればスラブをギリギリまで登るしかない,が下部のスラブに比べ上部はなかなか厳しい。グレード低めのクライミングだ。Mkがロープはなるべく出さない方向で,と言うので3人それぞれとにかく滑落しないように登りスラブが切れぎれで傾斜もきつくなってきた頃に藪漕ぎが待っている尾根に突っ込んだ。噂に違わぬ猛烈藪漕ぎに3人で騒ぎながら藪漕ぎしていると,上から「藪漕ぎですか?どこから来たんですか?大丈夫ですか?」と心配の声が聞こえた。縦走路にいると下から騒ぐ声と揺れる木々が目に入って気になって声をかけてくれたらしい。「あと30mくらいですよ」と教えてくれ,しばらくすると左手にMkの言う「天空のトラバース」箇所が出てきた。
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甲ヶ山到着 |
怖いよと言われていたが,ここまでのスラブの方が怖すぎて安心感のある場所に思えた。トラバースが終われば山頂直下。充実の矢筈源流だった。前回Mkが巻いた箇所は今回Nが全部フリーで突破してくれ巻くことなく登ることができた。役目を果たしたかのように縦走路に出たNの足は攣った。お疲れ様でした。ありがとうございました。
⑥その他:
・出発時からロマンチックMkが最後の藪漕ぎの後に「天空のトラバース」が待ってるから楽しみにしといてと言うのでNと2人でその瞬間を待ちわびた。
・Mkを確保していたNの肩にロープが食い込んだとかなんとか。ダイエット,少しづつ再開しましょうか。
・Fuの髪にヒルがついていた。
ブログアップありがとう。皆さんのおかげで、今シーズン最初の沢登りを楽しむことができました。今後ともよろしくお願いします。
返信削除ありがとうございました。
返信削除事前準備も何もせず、全てお二人に任せてしまいましたが、ゆったり沢歩きから滝見、JAPAN庭園、雪渓、スラブから藪に突入、天空のトラバースのために。脚が攣る程良い自然を楽しめました。このコースを単独で行かれたMk、代表へのオマージュの現れですね。
のんびり、ゆっくりお願いしたのにFuについて歩くのがしんど過ぎました、おかげで全てオンタイム。
また、楽しい山をお願いします。
藪漕ぎの達人になりつつあるFuに甲ヶ山直下の藪漕ぎたいしたことないと言われたら,どうしようなんて・・・
返信削除Mkが来週も私に合わせて矢筈源流誘ってくれました。この健脚メンバーで,甲ヶ山まで4時間半,トータルの行動時間7時間弱か。うーん今の私に行けるかな。同じ行くんだったら,ひとひねり入れないといけないし,リーダーMkよろしくお願いします。
近いうちに甲川で最高な沢遊び(上の廊下フリー,アブミ突破,キャニオニング,潜り漁,BBQ,焚火,ビバーク・・・)計画しています。リーダーNよろしくお願いします。