早速当日の天気予報チェックしてみると,暴風雪のマークが出ており,ラッセルと雪崩の文字が頭をよぎる。シュミレーションしてみる。とりあえずは横手道から大ノ沢に入り,森林限界まで上がり,時刻,雪の状況を見て,可能なら左手(右岸の尾根)を頂上目指し上がろうと思った。残念ながら,ラッセルによる時間切れで終了点は森林限界までとなりました。
桝水高原スキー場を出発 |
①日時:2015.1.12(月)
②場所:大山(大ノ沢)
③メンバー:Kw,Mt,Tn,Ys,I,Sz,T,会員外(1)
④行動記録:
桝水高原スキー場P(7:50)→(環状道路,横手道経由)→大ノ沢(9:30)→森林限界(12:50)
⑤行動概況:
大ノ沢はスキー場を上がり横手道から取り付くのが一番速いが,スノーシュー初心者もおり,スノーハイクを楽しんでもらうため,環状道路,横手道を経由して,大ノ沢に入った。スノーシュー6名,ワカン2名のパーティである。
先頭きつそう!ラッセル楽し? |
スコップで雪の層を確認してみたら,堅い雪の上に,ここ数日の柔らかい新雪が1m近く積もっている。斜面が急になると,胸までのラッセルになる。堰堤の脇の適当な斜面を右に行ったり,左に行ったりして,森林限界に到着した。
大人数に関わらずラッセルはきつく,遅々として進まず,歩き始めて森林限界まで5時間もかかった。時刻も13時前だったので,ここで引き返すことにした。吾妻山の時と何が違うんだろう?
終了点の森林限界 |
今回の山行は撤退というんだろうけど,そんな悲壮感はなく,メンバーは「The 雪山!」を楽しんだ。
⑥後記:
積雪期に入り,7合尾根,弥山尾根と今回の大ノ沢,登りというより,ラッセルを強いられた。どうもYCCの山行は藪漕ぎが終了したらと思ったら,ラッセルが待っているようだ。まぁそれはそれで楽しいけれど?
Szが見せた最後のラッセルは,本日の最長記録。その姿に男性陣はショックだったようです。短距離ながらも全力で進めたラッセル,しかし斜面は手強かった。Szと共に,ラッセルクイーンを目指します!
返信削除Szの最後のラッセルは次第にパワーとスピードを増しながらどこまでも伸び、終盤は「おりゃー」とも「きえーい!」ともつかぬ雄たけび?をあげながら突き進む様は、開放感に満ち美しかった。
返信削除前半のIの驚くべき「ターボ」加速のラッセル共々感動しました。
山行の殆どを切り拓いてくれた屈強のジェントルマンたち、ありがとう。そして指導者Tの素手による怒涛のラッセルは、別格でした(あたりまえだけど)。
・・・私はトシを言い訳にして皆さんに甘えました。でも自分で自分を限定してはいけませんね。
お疲れ様でした。
返信削除大山寺の積雪計では前夜に50cmほど増雪したようでしたが、弱層テストを兼ねた積層チェックでは新雪が約1mも!そりゃ、難儀するはずです。
『YCC的なラッセル』を求め、頭の高さの雪壁を掻き落とし踏み固め、ヘルメットに雪を積みながら進む様は、まさに『The雪山』でしたね。
【雪と戯れた】というより【雪に弄ばれた】といえる、素晴らしい山行でした。
雪崩の巣を登行することを誰が提案したのでしょうか、弱層テストを行っても万全ではありません。また多人数での行動も問題です。また会本部には行動の計画は一切出ておりません。山をやる以上に命のことももっと考えてみるべきではないdしょうか。参加者のリーダーの反省を待ちます。
返信削除例会時,Mtに状況説明してもらいます。
削除リーダーは承知した上で、最善の山行を組んで頂いていると思います。今のYCCのメンバーは行きたい行きたいの思いばかり強く、任せて登っているような。
返信削除メンバーの反省がないと、この先が変わらないかと。前日の降雪を観察して20cm以上になって不参加と決めた、私も含め、世代交代うんぬん言う前に真剣に取り組み反省し、学びますので、今後も御指導お願い致します。
今回の山行も雪と格闘?する山でしたが,メンバーが主体的に行動してくれ,大名登山するようでした。
返信削除山に対して真摯に謙虚に臨む人が多くなり嬉しく思っています。またジェントルマン,ラッセルレディたちに感謝します。
今日は別山尾根にタケノコメンバーで行く予定でしたが,私のあまりの体調不良のため中止しました。
別山尾根をやったら,少し休もうと思っていたので,大ノ沢が一区切りの山となりました。