思っていた以上に渓相は素晴らしく,沢登りに興味のある会員を連れて行ってあげたいと思う,そんな沢でした。
今月計画していた赤木沢は台風の影響で中止になったが,大休谷と山川谷で赤木沢以上の満足感を得たような気がします。負け惜しみではありません。本当です。
二児滝 (滝に下りる直前に撮影) |
①日時:2014.8.20(水)
②行先:大山(山川谷)
③メンバー:Fu,S,T
④行動記録:
三本杉林道終点(7:30)→二児滝(8:20)→三本杉滝(9:54)→飯盛滝(10:36)→三本杉別れ上部(12:46)→一向平(14:30)
⑤行動概要:
一向平に配車後,三本杉林道終点に移動,山川谷の入渓は二児滝直下を目標とし,三本杉林道終点から歩き始める。最初はトレース跡を山川谷と平行気味に進み,適当な場所で左に折れる。見事,懸垂下降することなく,二児滝直下に下ることができた。こういう点が藪漕ぎだけではないYCC的というか,凄さである。
二児滝 下部 |
二児滝 上部 |
ここから我々の山川谷遡行がスタートする。いきなりの二児滝の迫力に圧倒される。二児滝はしっかりした支点が取れなかったが,何とか左岸を登る。
三本杉滝 |
次の飯盛滝まで,それ以降も大小の滝,淵が連続し飽きさせない。太陽も顔を出し(途中雨もありましたが),明るい渓相と滝の連続は甲川にないものを感じる。
飯盛滝 |
最後上段をFuがトップで挑戦,ちょっとしたアクシデントもあったが,Fuの沢登り,余裕が出てきました。
一応これで大きな滝は終了。あとは山川谷を横切る三本杉別れへの旧道を行こうと思っていたが,代表Sの「そんな単独行動は許さん」ということで,山川谷を詰めるところまで詰め,中国自然歩道に出て,一向平に帰着しました。
沢登りも余裕が出てきたFu |
・二児滝登攀中,ブッシュに取った支点のスリングとカラビナ,回収し忘れたので,誰か行く人いたら,回収返却お願いします。
・飯盛滝登攀中,サッカーボール大の石が,代表Sのヘルメットを直撃しました。大丈夫でした?!
・行動中,マムシ3匹遇いました。うち1匹はヒキガエルを丸呑み中でした。
・大山滝吊橋から一向ヶ平まで,林道の整備が完了し,急な階段の登山道は歩きませんでした。
SとTとが一緒に歩く姿を見たかったです。迫力ある素敵な写真を拝見し、私もこのコースへ行ってみたいと思いました。二児滝のシュリングの回収もかねて、いかがでしょうか?
返信削除もう一度訪れたい所だね。山川谷は甲川とは違う趣があります。沢登りの楽しさの要素は山川谷のほうが甲川よりあるような気がします。Fuは大休谷の方がきついとは言ってましたが・・・
返信削除入渓する人がいない二児滝の残置のシュリングとカラビナは,当分残置のままでしょう。大丈夫,Fuが案内してくれます。
お世話になりました、最近では珍しい?SとTの組合せに同行でき良い体験ができました。
返信削除大休谷というか激流の地獄谷で足が疲れトータルで考えると先日の、谷で考えたら山川谷の方が厳しかったです。
回収に行きたいけど、私には山川谷までの林道運転が核心です・・・