2016年2月12日金曜日

2016冬 大山北壁(8合尾根)

着実に計画が実施される冬山計画。第5弾は「8合尾根」で,リーダーY以外は初挑戦。
快晴の中,非常に充実した山行となった。
小岩峰を登る
①日時:2016年2月11日(木)
②行先:大山北壁(8合尾根)
③メンバー:Y,E,Mr,As,Mt
④行動記録:
大山寺(6:50)→元谷(8:00)→8合尾根取り付き(9:30)→ナイフリッジ(13:00)→夏山登山道(14:50)→南光河原P(16:40)
⑤行動概況:
大山寺から大神山神社を経由して元谷に到着する。雪が柔らかいから,取り付きまで苦戦するのではないかと頭をよぎる。
堰堤の右側の尾根を登り適当なところでトラバースして取り付きに着くというルートで行く。
取り付きに向かう途中で8合尾根を目指す4人組のパーティーを発見する。ほぼ同時に取り付きに着いたが,彼らがロープなどの準備をしていたため,取り付きの右側面をラッセルしながら登り先に尾根で出る作戦を取る。
8合尾根を終えて
1ピッチ目は追い抜いたものの,尾根に出る2ピッチ目で我々がブッシュの間を抜けるルートを選択してしまったため,手間取ってしまい結局抜き返されてしまった。
尾根に出たところで,単独で夏山登山道を登っていたSzから「6合目の避難小屋に着いた」との連絡があった。小屋の方をみると手を振っている人物を発見した。その後のSzは我々が夏山登山道に出るまで見守ってくれた。
尾根に出てからは,MrとEとYの3人組,AsとMtの2人組でそれぞれロープを結んでコンテで登る。
トレースはなく雪が締まっていないので沈み込むため,慎重に登る。また,不安定なところでは確保をしながら進むため,どうしても時間がかかってしまう。
ただし,それは先行するパーティーも同様であり,ややもたついていたところでチャンスと思い追い抜くことに成功する。
さらに登るとナイフリッジに到達する。ただでさえ細い上に今シーズンの積雪の少なさからその不安定さが際立っていた。慎重に通過した後は核心部の小岩峰である。
ここは浮石が多いことなどから,他の山行記録をみると右にトラバースするケースが多いようだが,Mrが様子を見たところ安定していたことから直登できそうだったので全員が直登で通過する。その後,夏山登山道に出てとSzと共に下山する。
下山後はSzお手製のチーズケーキを食して皆が満足していた。
夏山登山道で待つ(Sz撮影)

2 件のコメント:

  1. 当日、七合尾根を歩いた者です。
    六合尾根側からのトレースを使わせていただきました。

    また、皆さんの登はんの姿、絵になっていい写真も撮れました。
    ありがとうございました。

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    1. K様
      返事が遅くなってすみません。
      書き込みありがとうございます。

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