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カタクリの群生 |
蒜山を,思い思いのスタイルで縦走する計画を,リーダーのYsが立ててくれた。私は,三脚を担いで,花を撮影しながらゆっくり歩いてみることにした。それぞれが,自分の蒜山を思い描き,心の中にある山頂を目指し登っていく。そんな感じだろうか。久しぶりに,大好きな山の先輩方とゆったりした時間を共有させていただき,心から癒された良い山になった。
①日時:2016.4.18(月)
②行先:蒜山
③メンバー:Ys,T,Si,Mk
④行動記録:
【Ys隊】上蒜山登山口(8:00)→上蒜山(9:30)→中蒜山(10:30)→下蒜山(12:30)→犬挟峠(14:00)
【T隊】犬挟峠(10:00)→下蒜山(12:30)→犬挟峠(14:00)
⑤行動概況:
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可愛いカタクリ |
蒜山縦走するYs隊と,下蒜山から登るT隊とで,下蒜山でランデブーする集中登山をスタートさせる。途中の様子は無線機を使い,状況報告を行った。この日は風が強く寒い。レインジャケットを脱ぐことなく上蒜山を登っていく。Ysとたき火の話ができるくらいのペースでゆっくり上がる。会話の中で,二人とも高桑信一氏のファンだということを知り,玉ねぎ袋の話で盛り上がる。そうめんを冷やしたり,釣ったゴギを入れたり,ゆで卵をつぶしてタマゴサンドにしたりと,会話が進んだ。今年は,渓で釣りとキャンプを一緒にできたらと話をした。新しい目標が決まりそうだ。杉林を抜け,あっという間に稜線に出た。そこで,撮影を開始する。三平山や大山,烏ケ山など,一目見ただけでそれと分
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イカリソウ |
かる特徴のある山が連なる。さっきまで寒さを感じた風が心地よく,新芽をつけた木々を撫でながら通り過ぎていった。花の撮影にのめりこみ,時間を忘れてファインダーを覗く。再び歩きはじめ,上蒜山山頂を過ぎたところで,Ysの姿を見つける。小三郎谷を抜けたところあたりまで歩いていた。慌てて,機材をザックに押し込み,息を切らせて中蒜山に上がっていく。しばらくするとTから下蒜山到着の連絡があり,二人でフングリ乢まで下っていく。途中,イカリソウ,カタクリ
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今回のメンバーと |
の群生に出合いカメラを向ける。上で先輩方が待っていることを気にしながらも,花たちに心を奪われてしまった。しばらくすると下蒜山は風が強いとの連絡を受ける。先に下山を開始してもらいながら,またも息を切らして下蒜山を上がっていく。鎖のある道を下るところでSiと合流し,雲居峠で全員が集合した。柔らかそうな雲居峠の毛並みを眺め,この山行のフィナーレを迎えた。ファインダー越しにそれぞれの微笑みを見つめ,大きな満足感を得た。先輩方に教えていただいたことは,私の人生に大きな糧となった。感謝してもしきれない。その恩返しするために,YCCにもっと貢献したい思いが強くあるが,そう簡単にはいかない実生活の現状もある。もどかしさというか,その狭間で無力感を感じることもある。しかし,難しいことをしようとせず,こういう山を仲間や先輩方と共にしていくことが,一番大切なのかもしれないと思った。たくさんの山に,たくさんの会員と一緒に登れることの幸せを,心から感じた山となった。
YCC最弱コンビSiと私はえっちらおっちらの山でした。なんとか下蒜まで上れたことが凄く嬉しかった。思うように歩けない私に付き合ってくれるみんなに感謝している。
返信削除蒜山は松江からやや遠いのと三座縦走だと下山後の移動が大変…で部分しかも積雪期しか歩いたことがなかったのです。延々と息せき切って無心に歩きたくなり設定。過去を見るとFuの「ボッカ完全ピストン」の恐るべき記録もあるけれど、今回仲間と先輩の参加を得て「片道どんなもんか」初体験。三つのピークを登ったり下ったり殆どずーっと爽やかで開放的な稜線歩き。
返信削除Mkとあれこれ話しながら登り、人間性?が違うのに趣味が一致してるというかお互い食い意地が張ってるのを確認。三脚やカメラ以外にも「二泊三日」は出来そうな大ザックの彼が撮影に夢中の隙にダッシュ。足が重くなった頃、Siが女神のように待ってくれてる下蒜山へ。笹に覆われた大きな犬の背中のような下蒜山は安らかで大満足の一日でした。
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