2014年3月9日日曜日

2014春 大山(8合沢BC)

風の噂では,YCCの新人Oは蝶のように舞い,飛ぶように歩くそうな。真偽の程を確かめに,ちょっとした?スキーツアーにOと出かけた。そこまではなかったが,行動中,私のほうから休憩を申し出るくらいOは速かった。YCCにはもうひとりヘラクレスと呼ばれるパワフルなMkがいる。Oとの対決が楽しみだ。
今回の山は,スキーがメインで6合目から滑り,8合沢を登り返し,滑り下りようとするものだ。途中撤退はしたが,あらためてスキーの機動力,楽しさを実感する山だった。
8合沢に向かって滑走する

①日時:2014.3.9(日)
②行先:大山(8合沢)
③メンバー:T,O
④行動記録:
大山寺(7:36)→6合目避難小屋(9:05)→8合沢(9:20)→1330m付近(10:50)→元谷(11:05)→弥山尾根取り付き(12:11)→大山寺(12:48)
⑤行動概況:
南光河原P奥の斜面から,私は山スキー,Oはテレマークスキーでスタートする。夏山登山道に合流し,トレース上をスキーで上がる。なんとなくペースが速い。Oの様子を見ていると,休憩する雰囲気がなかったので,2合目で休憩をお願いする。この辺りから登山道横をジグザクに登行し,スキーを外すことなく6合目に出る。
8合沢をラッセルするO
6合目からシールを外し,トラバース気味に滑走し8合沢に下りた。8合沢では7合尾根に1パーティ,8合尾根に1パーティを確認する。8合沢は急斜面でデブリの跡があり,シール登行できる状態ではなかった。もう雪崩れることはないだろうと勝手な理由をつけ,上がって行く。7合尾根を登攀するパーティからは「雪崩に注意してください」と声をかけられる。十分注意しているつもりでいるが一応「ありがとうございます」と言っておいた。
8合沢での弱層テスト
デブリがなくなると,ラッセルの開始である。堅雪の上に新雪が40cm程ある。適当な斜面で弱層テストをしてみることにした。
なんとOはスノーソーまで持参していた。柱状に雪を掘り起こし,両腕で引っ張ってみると,いとも簡単に新雪が滑り落ちた。躊躇することなく,ここで上ることは中止し,元谷に滑り下りた。まだ時間があったので,近い将来連れて行ってくれるであろう北壁の確認に取り付きまで行き,また滑り下りた。元谷からはスキー場方面に下り,大山寺に帰着した。
北壁取り付き手前
⑥トピックス:
・初めて6合まで山スキーを外すことなく上がった。
・初めて弱層テストで撤退を決めた。
・初めて登山行動中,自ら2回も休憩をお願いした。

⑦おまけの動画:
8合沢を滑走するOです。滑り難いデブリの上でうまくスキーをコントロールしています。私より断然うまいです。

1 件のコメント:

  1. お疲れ様です。非常に楽しいスキーの旅でした。
    八号沢でのスノーテストはお手本のように顕著な弱層を発見できてとても良い経験になりました。
    あんまり早い早いと言わないでくださいw私も最後の滑りでは太ももにかなり来ていましたよ。

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