2013年3月31日日曜日

2013春 大山春山パトロール②とボッカ訓練

パトロール要項には以下のような文言が書いてあったような(-_-;)
賑あう6合目避難小屋

・厳しい気象条件に対応できる十分な装備の携行
・現場に向かう場合があるのでロープ,ハーネス等の登攀具の準備

遭難対策委員長様,了解しました(^-^) 

もう使うことがないだろうと思っていた110リットルのザック取り出しパトロール要項の装備,全て突っ込んだ。まだ余裕があるのでテント,シュラフまで入れ今日の泊りは頂上小屋と決め,出動した。皆さん楽な山ばかりしてはだめだよ(それは私です)。
下山していくパトロール隊員
①日時:2013.3.30(土)~31日(日)
②行先:大山(夏山登山道)
③メンバー:山岳パトロール隊員(T,M,H)
④行動記録:
3/30:駐在所(9:20)→山頂(11:50)
⑤行動概要:
110リットルのザックに必要装備を突っ込むと,さすがに重い。ロープは補助ロープに,登攀具は半分に勘弁してもらう。20kgといったところかな。
ひとり小屋に残ります
ゆっくり皆さんの後ろを歩きました。それでも12時前には小屋に到着する。昼食後下山する2人を9合あたりまで見送り,小屋に引返し,2階にテントを張りベットメーキング。まだ日は高い。アイゼン,ピッケルを取り出し,ラクダの背の手前まで行ってみた。雪がなく凄くガレている。縦走は禁止です。
無線を残してくれたので,頂上台地の木道を周回しながら下山したパトロール隊員と時々交信して時間を過ごす。彼の松江の自宅まで交信できました。
小屋の宿泊者は私を入れて2人,酒飲んで12時間以上寝て,翌日7時に小屋を出発下山。

2013年3月28日木曜日

2013春 大山(キリン峠:山スキー)

キリン峠稜線手前
「ふらんすに行きたしと思へどもふらんすはあまりに遠し・・・」萩原朔太郎の旅情に浸り,山を彷徨い始めてうん十年。フランスも遠いけど日本アルプスも遠い。米子からだと10時間はみなければいけない。アルプスは地理的ハンデはあるけど大山は近い。私の自宅(米子)から,30分で雪の世界に入ることができる。大山が近くにあることの幸せ。大山は夏道だけじゃないよ。
キリン峠上部,右はキリン沢



①日時:2013.3.28(木)
②行先:大山(鍵掛峠~キリン峠)
③メンバー:T(単独)
④行動記録:
鍵掛峠(12:33)→キリン峠上部稜線(14:35)→鍵掛峠(15:23)
⑤一口メモ:
稜線で見つけたフキノトウ
積雪期の大山は終わりと言いながら理由をつけてちょくちょく大山に出かけている。今回の理由は御嶽に山スキーで行きたいので,クトー(スキーアイゼン)のチェック。稜線まで山スキーで行く予定が稜線近くで雪がなくなり,山スキーをデポし,つぼ足で上がった。帰路はシール外して,気持ちよく滑り下りたが,脚力が弱く(太ももにくる),数十秒滑っては休憩の繰り返し,転倒こそなかったが雪解けの木の跳ね返りが顔を直撃し,顔面血を流しながらの帰還。

2013年3月24日日曜日

2013春 備中(用瀬の嶽2ルンゼ:クライミング)

会員Mjから山行記録が届きましたのでアップします。

登攀準備をする私
①日時:2013.3.23(土)
②行先:備中(用瀬の嶽 2ルンゼ:ダンゴのリズム)
③メンバー:Mj,To(元YCC会員)
④行動記録:
米子(8:00)→(10:30)備中(16:00)→米子(18:30)
⑤一口メモ:
岡山エリアに行くつもりが先行パーティ3組8人のがいる2ルンゼエリアに着いた。先行パーティの人に聞くが岡山エリアは知らないという。それもそのはず,後でわかったがあまりにも初心者用の場所で誰も取りつかないようだ。
備中の岩場
一番奥付近のグレードの一番低いダンゴのリズム(5.10b)に取りつくことにした(とはいっても船上のブラックフェースですら5.10aはある)オール薄被りの難しそうなルート,予想通り第1ボルトすら届かない(備中はほとんどがそうらしい)。1時間くらいは第1ボルトにクイックドローが掛けられなかった。なんとか支点までたどり着きトップロープが掛けたが,トップロープを掛けても離陸が難しく苦労の末,自分が2本,Toが1本,1ルートだけで3時間以上の格闘でした。自分たちの力のなさにとことん腹が立ちました。まるっきり歯がたたず,新しい場所は相当難しく悔しい思いです。へたれの自分を再確認しました。先行グループは5.11や5.12を軽々?とやっていました。

2013年3月23日土曜日

2013春 大山春山パトロール①

山頂(あと2名はカメラマン)
今日の山は特にコメント無し。敢えて言えば,若者は強し,当たり前か。情けないけど勝っているのは装備くらいかな。経験?体力の前に霞んでしまう。

①日時:2013.3.23(土)
②行先:大山(夏山登山道~頂上~常行谷)
③メンバー:パトロール隊員と子供たち(総勢7名)
④行動記録:
駐在所(9:05)→6合目避難小屋(10:30)→山頂(11:25)

4合(やっと雪が出現)
8合(雲を抜ける)




9合(雲海に向かって下山)
常行谷(思い思いに滑る)


2013年3月22日金曜日

2013春 大山(三鈷東谷)

本日快晴
貴重な木曜日休みが取れたので,代表Sに魅力的なルートをお願いしこのルートとなった。YCCでの山行へ初参加のKwも道具を揃え参加となった。初山行がこのルートとは何とも羨ましい。
①日時:2013.3.21(木)
②行先:大山(三鈷東谷)
③メンバー:S,N,Kw
④行動記録:
川床(6:50)→東谷雪壁取り付き(10:00)→(13:30)ユートピア(14:00)→宝珠山(15:45)→川床(16:50)
⑤行動概要:
東谷をつめるS,Kw
核心を行くKw
氷窟
川床から阿弥陀川を右に左に渡渉を繰り返す。ドボンして濡れてしまえば今日の気温では山行を続けるのは難しい気がするので慎重に東谷出合まで向かう。東谷からは雪面歩きで取り付きを目指す。ツボ足でガレと氷のミックス地帯を高度を上げ取り付きまで。1ピッチ目(本日の核心)をSがトップで行き,Kw・Nと続く,1P終了点は氷窟の中で分厚い氷に穴を開けビレイしていた(なんとも勉強になる)。2ピッチ目,終了点にブッシュ帯が見えるが50mロープで届くか届かないかで途中支点はない,トップをNが行くがロープいっぱいで見事にブッシュ帯には届かなく,セルフも取れないままピッケルを打ち込むが、岩の上についた氷のようで刺すこともできない,そのまま横移動しつつアンカーできる場所を探り,ピッケルを差込みビレイ点を作った。3P目Sが確保体制に入ったのをいいことに安心し,冬グローブを落下させていまい今シーズンの雪山は終了を感じた。3P,4Pは支点も豊富でガスも晴れ景色を楽しむこともできた。ユートピアで休憩後,剣谷→下宝珠越→宝珠山→中の原スキー場→川床のルートとで下山。
ユートピア小屋からの北壁

⑥その他:
スノーバーなりスクリュウなりあればより安心できる登攀になったのでは(使えるようになりたい)ないかと。2P終了点では,セルフも取れない状態でKwには申し訳なかったです。行動時間10時間の山行,途中薬を飲みながらいろいろと伝授してくれたSには感謝です。山行後,帰宅することなくYCCの例会参加となりました。

2013年3月18日月曜日

2013春 八ヶ岳(赤岳)

愉快な仲間(赤岳山頂,バックは富士山)
積雪期の最後の締めくくりに八ヶ岳に行き,今の大山にはない雪と氷の世界と戯れた。
計画通りに,安全に山行が実行される。淡々とオンタイムに山をこなす。これもまた充実感のある山だ。当たり前のことだが,以外に当たり前のことが難しい。そのためにはパーティの力量も必要である。今回,コース,メンバー共に初級だったけど,このメンバーでもう一段高い山に行ってみようと感じさせる山行でもあった。またひとつ思い出を作ることができた。メンバーに感謝,感謝。

①日時:2013.3.16(土)~17(日)
②行先:八ヶ岳(美濃戸~北沢~赤岳鉱泉~赤岳~行者小屋~南沢~美濃戸)
③メンバー:T,Y,W(高体連)
④行動記録:
3/16(土):美濃戸口(12:35)→美濃戸(13:31)→赤岳鉱泉(15:10)
3/17(日):赤岳鉱泉(5:06)→行者小屋(6:01)→赤岳(8:32)→行者小屋(9:45)→美濃戸(11:09)→美濃戸口(12:10)
凍った道を歩き出します
⑤行動概況:
早朝4時半に米子を出発,高速道路(米子IC~諏訪南IC)を乗り継いで約8時間で美濃戸口に到着する。登山準備をし今日の宿泊地赤岳鉱泉に向けて歩き出す。赤岳鉱泉までの道,日陰はテカテカの氷,ほとんどの人はアイゼンを装着して歩いている。
美濃戸(行きは北沢,帰りは南沢)
アイゼン嫌い?の私とWはストックを使い赤岳鉱泉まで何とか歩いたが,歩きだして早々滑って転倒したYはアイゼンを取り出す。大山ではこんなところはないね。
赤岳鉱泉の山小屋には約230人程の宿泊者があり,初めて畳1畳2人を体験する。ツアー登山,ガイド登山が多いようだ。この様子から静かな八ヶ岳を歩きたいために明日の出発を1時間早めることにした。
赤岳鉱泉名物のアイスキャンディ
早朝5時地蔵尾根に向けてヘッドライトを点け赤岳鉱泉を出発する。低温に加え,風邪気味なのかペースが上がらない。中山乗越あたりでやっと,体と手足が温まるが行動は最後の美濃戸口までスローペースであった。
行者小屋から,ピッケル,アイゼンの世界に突入する。積雪期ビギナーW曰く「アイゼン,ピッケルの重要性,有難味がわかった」と。スローペースというか慎重に地蔵尾根を上がり,朝日を受け稜線に出る。富士山が綺麗に見え,富士山と太陽に合掌。このあと赤岳に上がり行者小屋経由で美濃戸口まで淡々と歩く。今日の行動時間7時間,前回の八ヶ岳と同じように満足感というか安堵館を感じる山が終了。

←赤岳鉱泉を出発


中山乗越(後ろは大同心) →




←地蔵尾根から稜線に出る


赤岳山頂 →


⑥その他もろもろ感じたこと:
・赤岳鉱泉有名なアイスキャンディ,ツールを駆使してのエイド,楽しいのかね?
・赤岳から文三郎尾根を下るとき,赤岳の壁に取り付いている多くのパーティを確認する。文三郎尾根から見るに,雪も氷もほとんどないようなところをアイゼン,バイルを使用して上がる意味あるのかね?たくさんのパーティと人だからきっと時間かかるね?
・赤岳周辺で出合う登山者大半ヘルメット着用,バリエーションじゃないのに必要なの?
・3年前5月の硫黄岳から赤岳(行動時間11時間の2泊3日),今回の赤岳(行動時間7時間の1泊2日)どっちがいい?
・ピッケル,アイゼンワークに最適な入門コースだが,ピッケル,アイゼン使えない人は怖くて連れて行けない。ということは中級コースかな?
・下山後,温泉に入り,蕎麦を食べる。今まで県外の山に出かけたとき幾度となく繰り返されてきた私の儀式,帰り高速道路からの米子の夜景,旅の終わりの感傷,安堵感,この先いったいどれだけ体験することができるだろうか?

2013年3月9日土曜日

2013春 大山(三鈷峰北稜)

阿弥陀川を右に左に渡渉しながら上がる
行動時間11時間半,たいへんきつい山だった。ちょっと判断が甘かった。書き出しは春の陽光の中,春山大山を堪能と書く予定だった。堪能?堪能を越えてなんと言うんだろう。積雪期の大山を締めくくる十分すぎる山だった。大山ごちそうさんでした。しばらく大山は休憩。

①日時:2013.3.9(土)
②行先:大山(三鈷峰北稜)
③メンバー:T,Y,会員外(I,Yo)
④行動記録:
川床(7:50)→東谷出合(10:03)→三鈷峰(18:07)→大山寺(19:20)
尾根の末端に出る
⑤行動概況:
Yがこの山行に参加したいということで,IとYoが加わり総勢4名のパーティとなった。車を大山寺と川床に配車し,春山を感じながら,川床から雪の世界に入る(三鈷峰まで,湿雪,ブッシュ,岩,ガレ,クラストした雪面など変化に遭遇)。阿弥陀川に水没しないよう慎重に何回か渡渉しながら,東谷出合を目指す。東谷出合からは適当な斜面を上がり,三鈷峰北稜に出る。尾根にはかろうじて雪が残っており,安心するが,急にYoが足のつりを訴える。
ガレ場,ブッシュ,雪のミックス
全員撤退を考えたがIとYoに川床に引き返してもらうことにした。Iの力量を知っているので安心して別れることができる。これからYと2人で三鈷峰を目指す。これからが大変でGPS画面に三鈷峰までの距離が縮まらない。ツルベで上がっていることもあるだろう。安全のため10ピッチくらいロープ使用して何とか三鈷峰に出た。三鈷峰からは大山寺で待っていてくれるIとYoのため最短距離を急いだが,ヘッドライトをつけての帰還となった。

三鈷峰たどり着きました
三鈷峰まであと数ピッチ
⑥追記:
阿弥陀川で先日の遭難事故で亡くなられた方に手を合わせる。大休峠から香取展望台に帰る途中,道に迷い阿弥陀川斜面に滑落されたようです。亡くなられた方とは大昔,何回か一緒に歩いた記憶がある。山でほとんど人に会わない私が,昨年は偶然にもこの方と2回も会った。山が好きでコツコツ歩かれていたのでしょう。残念です。

2013年3月6日水曜日

2013春 大山(鏡ヶ成:巨木を探しに)

第一巨木(1000m付近)
晴天の本日,スノシューを購入したHと巨木を探しに行ってきました。
①日時:2013.3.6(水)
②行先:鏡ヶ成周辺
③メンバー:N,H(友人)
④行動記録:
鏡ヶ成P(10:00)→最高地点1170(11:35)→鏡ヶ成P(12:45)
春になりました

第二巨木(1050m付近)

第三巨木(1080m付近)
⑤行動概要:
晴天の春山へスノーシュー(要らなかったかも?)を履き西北西を目指す,がなんとHはリュックを忘れてきた。気持ちのいいスノーハイキング。標高1000m付近で第一巨木,これは大きいけど前回見つけた物よりは少し小さい,さらに進んで行くと標高1050m付近で第二巨木,これは前回の物,これより大きいのがあるのだろうか?ここから烏取り付き側に標高を上げ1170m付近まで上がりここでスノーシューを外しリュックに取り付ける,もちろんリュックを忘れてきたHの物も・・・ツボ足で高度を1180ピーク側に下げていくと,1080m付近で第三巨木,これは前回Tが見つけたものだろう。Hの体調が悪くなりここで断念,このまま尻セードを楽しみながら,最大巨木を見つけることなく駐車場へと戻りました。

2013年3月5日火曜日

2013春 大山(天狗ヶ峰)

大山冬山足繁く通ったが,ピッケル,アイゼンをまともに使用したのは弥山尾根の2回だけ,基本的に大山ではバリエーション以外では必要ないんです。
再来週の八ヶ岳に向けてピッケル,アイゼンの練習に大山に向かった。無理な理由をつけたが,要はこんな天気のいい日,大山に行きたかったのです。
左から剣ヶ峰,雪屁を挟んで天狗ヶ峰
①日時:2013.3.5(火)
②行先:大山(天狗ヶ峰)
③メンバー:T(単独)
④行動記録:
大山寺(13:25)→上宝珠越(14:05)→縦走路(15:16)→天狗ヶ峰(16:19)→大山寺(18:13)
⑤行動概況:
いつものコースを行く。上宝珠沢左のルンゼで下山中の3人パーティに会う。縦走をしてきたとのこと。縦走路は厳しかったようだ。縦走する意思はなかったが,剣ヶ峰まで行こうとこの時点で考えていた。
夕暮れの北壁(弥山尾根,別山ルートわかるかい)
上宝珠越でジャケット,アイゼンを装着,不覚にもアイゼン袋(なんてことない子供の靴袋)を剣谷に落とす。風にゆられながら落ちていく。これで帰りのコースが決定した。アイゼン袋を捜しに剣谷を下降し下宝珠越に出ることが。
上宝珠越から直上する。斜面はクラストしアイゼン,ピッケルの練習には大山では最適な斜面だろう。縦走路に出ると風も強くなる。雪,風の変化が大山の面白いところだ。慎重に縦走路を歩くが,天狗ヶ峰でThe end ! 天狗ヶ峰あたりからナイフリッジ,雪屁の張り出しがあり,怖くてよう行かん。帰りはユートピアまで行かず,適当な斜面を剣谷に向けて下降した。下るにしたがって,雪に潜るようになり,剣谷途中で,上宝珠越に登り返した。きつかった。上宝珠越に出ると来た道を辿った。

2013年3月4日月曜日

2013春 大山北壁(弥山尾根西稜)

近々YCCの会員になる予定の? I から山行記録が届きましたのでアップします。

弥山尾根から見る別山
Tから別山行きの誘いを受け準備をしていたが,前日からの遭難者捜索で計画中止のメールを午前3時に受けた。朝7時に目を覚まし,今日の予定を改めて計画することにした。1日のんびり過ごすことも考えたが,体が動きたいと言っている。Tが以前単独で弥山尾根西稜を登っていたことを思い出し,挑戦することにした。
①日時:2013.3.3(日)
②行先:大山北壁(弥山尾根西稜)
③メンバー:I(単独)
④行動記録:
大神山神社(12:05)→元谷小屋付近(12:52)→取り付き(13:27)→弥山(14:41)→8合目付近?から尻セード(?)→元谷小屋付近(15:33)→大神山神社(15:51)
⑤行動概況:
記念の1枚(頂上付近)
スタートから捜索ヘリが飛び交ってる。単独ということもあり気持ちが少しダウンしたが何とか持ち直す。適度に凍った斜面は登りやすく,バイルがサクサク刺さる感じがとても心地よい。登り始めて中間付近で別山を見ると5,6名のパーティーを見かけた。計画通りであればあのパーティーと顔を合わせていたかもしれない。夏山登山道も賑わいを見せていた。急な斜面では,『落ちたらヤバいよね!』とハイテンション気味でひとり笑いながら登った。頂上付近まで来ると残念なことにガスがかかり始め見通しが利かなくなった。頂上ではガスの切れ目もあり,記念の1枚を登山者の方に撮ってもらった。帰りに8合目か9合目付近からスキーで滑走しようとしている登山者の方を見かけた。ならば私も!と,尻セードで元谷小屋付近まで滑走(滑落?)してみせた。30代半ばになろうとしているのだから,もう少し落ち着いた大人の登山をしてもよいのでは?という反省を全くしない登山だった。

2013年3月3日日曜日

2013春 大山(夏山登山道)②

今日の山行予定は別山の予定でしたが,前日遭難者捜索へ行っていたTが午前3時に帰宅,午前3時に別山行きの中止のメールが入り,5時にセットしておいた目覚ましを止めてそのまま寝入ってしまった。7時半に代表Sから再度,別山中止の電話で目が覚めた。目が覚め今日は山を止めようとも思ったが,技術も経験も体力も乏しい私が怠けていては一緒に山行をしてくれる人に迷惑をかけかねない,と思いスタートは遅くなったが大山に向かった。

①日時:2013.3.3(日)
別山も賑わう
②行先:大山(弥山)
③メンバー:N(単独)
④行動記録:
南光河原駐車場(10:25)→弥山(12:20)→南光河原駐車場(13:35)
北壁の晴れ間
⑤行動概況:
スタートからヘリが飛び交う,滑落事故が起きたようだ。ヘリの音も賑やかだが天気の良い休日と言うことで人も多い。天気も良く気温も高くはないので快適に歩ける,8合目付近で下山途中のY,Eに遭遇,この辺りからガスの中となり風も強くなったので,バラクラバをかぶることになった。頂上に着くも視界は無くそのまま下山,7合目くらいまで下ると北壁が顔を出し,北壁も各所に人の賑わいが見られる。ガスが晴れると再びヘリの音もしだし,長いホバリング音の後静かになったのでピックアップされたのだろうと思い下山となりました。夏道をそのまま下り駐車場へ。ストックを車のフロントへ立てかけて荷物を片付けて,車を走らすとストックを潰してしまいました。片付け忘れです...。

2013春 大山(夏山登山道)①

山頂に着くころには晴れると思っていたが…
YCCの今日の予定は別山。私には厳しいので,Eと夏山登山道を計画。天気も良さそうで,良い写真が撮れそうだった。

①日時:2013.3.3(日)
②行先:大山(弥山)
③メンバー:Y,E
④行動記録:
大山情報館(8:23)→弥山(11:00)→大山情報館(13:45)

下山してから晴れてきた(^_^;)
⑤行動概況:
最近は週末の天気が思わしくない。しかし今日は良くなりそうだったので,大山に行ってきた。車での道中は思わしくなかったが「登っているうちに晴れてくる。」と確信していた。しかし,6合目でストックをピッケルに替えアイゼンを着ける時も晴れてくる様子はない。それどころか風が強くなり始めバラクラバをかぶらないと顔が凍ってしまいそうになる。そして山頂に着く。いつものラーメンとコーヒーでお腹と心を満たし,下山開始。途中,別山に行っているはずのNと遭遇。別山は中止になったので単独で登ってきたようだ。そして,我々は元谷方面へ下山中ガスが消え始め,ついに晴れてきた(^^)v。8合目で年配の人が言っていた。「午後3時には晴れるらしいよ。」当たった(・_・;)