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2015年7月3日金曜日

2015夏 大山(野田の谷)

大山山系で1番標高の高い地点の遡行できる谷,と代表Sに紹介された野田の谷。去年は参加できなかったので行ってきました。
野田滝下段
①日時:2015.7.2(木)
②行先:野田の谷~親指ピーク
③メンバー:Fu,会員外(T)
④行動記録:
一向平(5:48)→(6:50)地獄谷出合(7:07)→野田滝(8:14)→(12:40)親指ピーク(13:00)→大休峠(13:40)→一向平(15:00)
⑤行動概況:
前日までの雨で心配だった地獄谷の渡渉。去年の大休谷では台風後の激流で渡渉のたびに何度も流され大変だった苦い思い出があったので地獄谷に下るまでの水の音に緊張するも特に問題ない水量で普通に渡渉できた。
スノーブリッジ,さすがにもう上は歩けない
大休滝の上流は以前歩いた時とは大きく変わり同じ場所とは思えなかった。崩れた土砂がまだ安定しておらず,歩くたびに足場が崩れ何かの拍子に上から斜面ごと崩れてきたらとどうしようかと緊張した。野田滝に到着。2段の滝らしいが,3段に見える。上段まではホールドたっぷりだ。折角なので上段の滝壺まで上がる。去年の山行で高巻き中に岩が剥がれ滑落したと聞いたので慎重に。上段の滝壺につくと水量が多く息をするのが苦しいくらいの水しぶきだ。この時点でびしょ濡れ。滝行して気合をいれ,上段の右岸が登れそうだったのでそちらから取り付いたが見た目以上に脆く岩もすぐ剥がれ失敗したと思ったが登れなくもないのでとにかく滑落だけはしないようにと尾根まで登った。ここが核心だった。
稜線見えた
滝の頭を覗き,F1上部に懸垂下降で谷に下りた。ロープを出したのはここくらい。高巻きの緊張感はどこへやらの平穏な谷だ。F2を越えたら特に変化のない平凡な沢歩きが続く。長い。水がなくなりゴーロになるがこれもまた長い。地形図通りな沢だ。飽き飽きしていると振子山,しばらく進むと親指ピークが見えてきた。稜線が近づいてきてあと少しと思ったら数mの泥壁にぶち当たる。これが私だと登れない,上部も悪い泥か岩が続いているように見え,このまま登れる気がしなかったので沢の左右の登れそうなとこからよじ登る。2人で左右両側から取り付きヨーイどんした。親指ピークのコル目指してトラバース気味に泥壁を頼りない草を頼りに登っていくと稜線にでた。私が選んだ方が比較的快適?だったようで同行者が選んだ方はえらく滑る泥壁だったようで苦労していた。先に親指ピークに登り日向ぼっこしながら,20分ほど泥壁で頑張って登る姿を眺めていた。(いつもTはこんな気分なんだろうか。)到着を待てばあとは一般道を大休峠経由で一向平へ戻る。これがまた長い。
頑張ってる姿を眺める
野田の谷,取付きと最後の詰めは楽しいが,沢自体はだらだらと長く途中飽きてしまった。お隣の大休谷の方がテンポが良い。
⑥その他:
・F2でカメラを落とした。多分滝壺にあるんだろうが,上流に少し雪が残っていたせいかここだけ氷水のようで潜ってまで探せなかった。防水なので無事なはず。もし見つけた方はご一報よろしくお願いします。地獄谷まで流れてこないかな。
・とにかく水が綺麗な野田の谷でした。
・代表S,昔どうやって登山靴で行ったんですか?全身びしょ濡れになりましたが。

2014年9月22日月曜日

2014秋 大山(野田の谷)

代表Sより山行報告が届きました。

琴浦町の山行の連続で大休谷,山川谷と続き,今回の野田の谷である。当初の計画は,山川谷を遡行し1300メートルピークを考えていたが,時間がかかる等の理由で野田の谷とした。野田の谷は大山山系で1番標高の高い地点の遡行できる谷でもある。
今回のコースは,一向ヶ平~大休口~六号堰堤~大休滝~野田の滝~親指ピーク(野田の谷経由)~大休峠~大休口~一向平。
野田の滝

①日時:2014.9.18(木)
②行先:野田の谷
③メンバー:S,Ys,Mi
④行動記録:
一向平(7:25)→大山滝(8:08)→大休口(8:45)→六号堰堤(9:00)→大休滝(9:33)→野田の滝(10:00)→野田の滝頭(10:53)→親指ピーク(15:30)→大休峠(16:20)→一向平(18:05)
⑤行動概況:
7時25分一向平を出発し,6号堰堤までは順調に歩む。廊下の狭いところは堰堤を利用して上流に進む。7号堰堤も無事通過すると谷の様相が1年前と変わり,巨石がごろごろしている。大休滝の上流のS字状の谷の形状も変り,尾根が土石流により削られて直線上になっている。更に上流部には巨石がごろごろとし谷の様相を一変していた。野田の滝の下方のコーナーも烏ヶ山側が崩落し広くなっていた。野田の滝に到着後,沢靴から登山靴に履き替え,1段目の滝上部から滝右側の樹林帯に入り,もろく滑る岩に注意し登攀する。続いてMi,Ysと続くが岩がはがれYsが滝壺に転落した。Miを先頭に急斜面の樹林帯を登り滝の頭に出て,野田の谷(滝落ち口)に下降した。ここで高さ5メートルのF1を登るためロープをつけ瀞を泳ごうとしたら反対され(カメラが防水でない),下降した岸壁を登り,高巻き,懸垂下降しF1上部に出た。ここからは2~4メートルの滝が続いており,楽しい沢歩きである。上部に進むにつれて水量も少なくなり,ゴーロ歩きになる。15時前は振子山の出山(前衛峰)下をクリアし,親指ピークが見えるところまで来た。
野田の谷F1
小さな沢筋を辿り,藪をこぎしながら進む。沢筋がなくなりと斜面をトラバースしながら親指ピークのコルを目指した。親指ピークに到着後,休憩もそこそこに野田ヶ山,大休峠に向かう。大休峠から1番元気のよいMiに尻をたたかれながら歩を進め,18時05分一向平のスタッフに迎えられ無事帰着した。
この野田の谷は数年前(H18.11.9,H19.10.25)に2回遡行し,登山靴で親指ピークまで行ったが,谷の形状(滝が連続する,瀞がある),水量からとても信じられない。一昨年はロープを携帯しなかったためリタイアした。コースタイムは当時は香取発でやはり11時間程度かかっていた。リーダーであるSがど忘れして楽しんでいけるコースだよとメンバーを誘い,無理な行動をさせたこと,リーダーは反省しきりである。
MiとYs
⑥反省点,その他:
・気楽なコースとして山川谷から変更して実践したが,長時間,過酷な登山行動であった。
・装備面では軽量化と過去の遡行歴からハーネス,ヘルメット必要なしとしたが,懸垂下降を2回も行い,肩がらみ懸垂を現場指導で実践させた。野田の滝1段目でYsが滝壺に転落し,準備の不足を痛感した。
・過去に遡行は,登山靴で行っており,遡行開始からの滝の連続をイメージしてなかった。また,今回は水量が大いにしても昔「登山靴」でよく登ったもんだ。