昨日の遭難騒ぎで,今日の山行も危ぶまれた(昨年は深夜に及ぶ捜索となり翌日の山行が中止になった)が,全員無事でめでたし,めでたし。
今日のスノートレッキングは最適なコンディションになった。雪上登攀とは違いスノートレッキングは雪はあればあるほど面白い。いいオジサンが子供のように雪よ降れ降れと前日から願ってました。特に大休峠まではスノートレッキングに最適なコースだ。
白と灰色の世界,トレースの無い雪原,どこを歩いているのはわからない不安,自分の歩く道が道になる不思議,変化する地形と天候,それに伴う不安と安心,大休峠避難小屋を見つけたときの喜び,こんなところをメンバーに楽しんでほしかったけど,どうだった?
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いざ出発 |
①日時:2014.1.19(日)
②場所:大休峠
③メンバー:T,I,E,Kw,Y,会員外(W,O)
④行動記録:
往路(4時間4分)
香取上部(7:45)→甲川分岐(9:23)→大休峠避難小屋(11:49)
復路(山スキー1時間29分,その他2時間)
大休峠避難小屋(13:00)→香取上部(14:29 and 15:00)
⑤行動概況:
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大休峠避難小屋 |
昨日の雪崩遭難の件もあり,各自ビーコンをセットし,山スキー1,スノーシュー5,ワカン1で出発,雪は多く,湿雪ではないが雪は少し重く,山スキー,スノーシューでも膝下まで潜る。Kw曰く「雪に潜る程度をつぼ足を10としたら,ワカン8,スノーシュー5,山スキー2」らしい。
とりあえず甲川分岐までウォーミングアップ,ワイワイガヤガヤ言いながら揃って行動した。7人もいれば,後ろに回ると楽だ。HPに書いた手前,山スキーのぶっちぎりの機動力を見せようと先頭を歩こうと思ったが,きついのでやめた。
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大休峠避難小屋入口の雪の状況 |
年を考えないといけないね。
深雪も早めのトップ交代で快調に進む。
甲川分岐からは,無線も用意したので,スノートレッキングを楽しんでもらおうと,健脚組,そうでない組で別れて大休に向かおうとも考えていたが,みんな健脚なので,大休峠まで離れることはなかった。
スタートから甲川分岐まで1時間38分,大谷通過まで3時間22分,大休峠まで4時間4分,こういう雪の状況にあってなかなかのタイムだ。7人もいるからかなぁ?
大休峠避難小屋の入口は雪で埋まっており,雪をかき出し,中で昼食,大休止。
YCCは同じ道で帰らないという無茶な話も出たが,帰路は作ったトレースを忠実に辿り,スタート場所に帰着した。
Mkが明日,大休峠に行くとのこと。トレース残っているけど,楽しんで来てね。