気候も安定し,残雪期の北アルプスを堪能しようと槍ヶ岳登山を計画した。メンバーは,20代前半から30代前半の若いパーティだ。山々はとても美しい景色を見せ,疲れも忘れてしまうような素晴らしい登山だった。
槍ヶ岳山頂 |
②行先:北アルプス(槍ヶ岳)
③メンバー:I,T,Y,F
④行動記録:
5/2 鳥取(19:30)→新穂高温泉(4:30)
5/3 新穂高温泉(7:30)→穂高平(8:40)→滝谷出合(11:40)→槍平(13:50)
5/4 槍平(5:15)→(9:27)槍ヶ岳山荘(10:10)→槍ヶ岳頂上(10:50)→槍ヶ岳山荘(11:50)→槍平(14:15)
5/5 槍平(6:50)→滝谷出合(7:50)→穂高平(10:20)→新穂高温泉(10:54)→平湯温泉(14:36)→鳥取(2:00)
⑤行動概況:
槍ヶ岳山荘から |
新穂高温泉から雪のない林道を黙々と歩いたが,雪が現れ始めると皆ウキウキ♪雪を見てはしゃぐのは子供だけではありません。明日は晴れるかな?などと話しながら歩き進めると幕営地の槍平小屋に到着。テントを張って,乾杯して食事をしたら早目の就寝。おやすみなさい。
アタック当日,頭上の空は気持ち良く晴れていたが槍ヶ岳の方向には淀んだ大きな雲が1つ。メンバーのFも少し体調が悪そうだ。30分ほど歩き始めると日本天然記念物のニホンカモシカの死骸が横たわっていた。死骸ではあったが,珍しいものを見ることができた。飛騨乗越に近づくにつれ風は身を切るような冷たさに変わり雪が混じる。体温を奪われる前に急いで全身の防寒対策を施す。稜線に出るとますます天候は悪化。メンバー全員が押し黙ったまま前進を続け,槍ヶ岳山荘が見えたときには一安心した。槍ヶ岳山荘で休憩させてもらいながら皆で頂上を目指すか思案する。幾度かのガスの切れ目から槍ヶ岳山頂が見えたときに,どうしても登りたくなった。Fは小屋で待機し,残りの3人で頂上を目指すことにした。岩と雪がミックスされたルートを滑落しないよう気をつけながら登り進める。落石の心配もある為,全員がヘルメット着用した。ルート側は風が遮られたことが幸いし,突風にあおられることもなく無事登頂できた。頂上では,先に登頂した方からお疲れ様と声をかけられ,写真まで撮って頂いた。ありがとうございます!頂上をしばらく堪能した後,これ以上の天候の悪化が予想された為,足早にこの場を去った。尾根を下る頃には冬かと思わせるような雪が降り始めていた。翌日にはFも体調を回復し,4人そろっての帰還となった。
法要がなければ後半の連休,飛騨沢か御嶽に山スキーに行く予定でした。一緒に行きたかったなあ。
返信削除行動概況を読むと意外と慎重に行動してますね。アクシデントを起こすようなパーティでなく安心しました。
今は山へのモチベーションは下がり気味です。ワクワクするような企画期待しています。今日,元会員から甲川大流れの滝を登りたいというメールもらいました。こんな企画なら行きたいね。
羨ましい。。
返信削除山行と休暇の両方が・・行きたいです、北アルプス。