2015年8月18日火曜日

2015夏 甲川(下の廊下~上の廊下F2)

一頃の猛烈な暑さも一段落,早朝の涼しさに秋の訪れをかすかに感じつつ,リーダーNの呼びかけに集まった5人で甲川へ向かった。
①日時:2015.8.16(日)
②行先:甲川(鶯橋~下の廊下~中の廊下~上の廊下F2)
③メンバー:N,Mk,Y,Tn,As
④行動記録:
鶯橋(6:50)→冑滝(10:00)→上の廊下F2(12:30)→林道P(14:00)
⑤行動概況:
夏休みの甲川_2015
青空の広がる香取Pに集合,予報によると15:00頃から天候が崩れるとのことなので,手早く準備を済ませ,6:50 鶯橋より入渓。前々日に雨が降ったようだが水は多くない,つまり冷たい。
リーダーNを先頭に交互に現れる樹林帯とゴルジュ帯を遡行。私にとっては初めての甲川,息を呑むような絶景の連続に目を奪われるが,緊張感を持ち慎重に歩みを進めた。
冑滝以降の滝は巻くことなくフリーまたはアブミを駆使して上の廊下F2まで突破,全員大満足で2015年版「夏休みの甲川」を終了した。
⑥その他:
・安全第一ということで危険個所では躊躇なくロープを出したことによりやや時間がかかってしまい,目的の一つであった上の廊下でのアブミトラバースはタイムアップ,次回に持ち越しとなった(アブミ自体は全員持参)。
・目下の懸案事項は,アブミトラバースを含むA1訓練と上の廊下F2のフリー突破。何とか今期中の実現を目指す。
・先行するリーダーNについて行くので精一杯,先頭を任せてもらうにはまだまだ勉強と経験が必要。但し,甲川のシーズン終了は遠くない。

5 件のコメント:

  1. 今回は、Nのトップで、ほとんどフリーな「攻めの甲川」を見させていただきました。中の廊下も一切高巻きせず、登れぬ者は、ロープで滝を引き上げる。上の廊下F1の滝を直上し、他のパーティーを抜き去る姿に、皆、感嘆の叫びをあげていました。Nの口元が緩んでいると、マジモードに突入した証拠です。ガツガツ登るその姿につられて、みんな、目が真剣になり、100%の力を出し切ったのではないでしょうか。そのあと私もF1をフリーで抜けました。「なんだ誰でも行けるのか」と、視線が変化したように感じました。Nが抜けると「難しそうに見える」が、私が抜けると「行けそうな気がする」この違いはいったい如何に・・・
    Yとは2年ぶりの夏休みの甲川。10年後にYのように私も甲川に行けるだろうか?確かな足に尊敬の念をもって感心いたしました。
    Tnの40肩が治ればもっと楽しかったでしょうが、絶景に喜んでいただいてとても良かったです。次はどこに行きましょう?Asは、ここは厳しいぞ~というところも、簡単に、するする登りやがるので、もうちょっと辛そうな表情を・・・しかし、そのクライミング能力は本当に素晴らしいと感心いたしました。それぞれが、得意な分野で力を発揮し、全員が力を出し切ることができた、素晴らしい甲川になりました。ありがとうございました。

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  2. 甲川初めての人もおり,満足の沢のようで良かったですね。甲川経験者が増えてきたから,甲川行きたい人はどんどん手を挙げるべし。
    夏の気配が残っているうちに。但し連れて行ってもらってばかりでは駄目で,次は自分がリーダーになる覚悟で望んで下さい。
    これから上の廊下F1はアブミトラバースするパーティいなくなるかもしれないね。結局F2は誰か上がったの?

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  3. F1はN、Mk、As、Tnの順で4人上がり、F2はN、Mk、Asと続いて上がりました。帰りはF2から滝つぼにダイブして、F1は左岸を懸垂下降して降りました。F2は残置が新しく掛替てあり、それを使って上がりました。
    ショルダーでのフリー突破が見えたような気がします。あとは、休みをどうやって合わせるかが問題となりそうです。

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  4. 行動概況の補足です。F2はN,Mk,Asが右岸の残置ロープにアブミをかけ突破しました。

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  5. 夏休みの甲川、最高の夏休みになりました。
    ありがとうございました。
    難しいボールを簡単に魅せてさばく、名手の証しですね。難しく見せるのは、まだまだ足りないことだらけと言うことですね。
    Yにさりげなく突っ込まれましたが、暑さに弱く、10年後にこのタイムで歩けるように、歩きを鍛えねばと。
    Asが日曜、甲川隊を実行してくれるはず。
    Tnの肩を早く治さないと、秋になってしまいます。
    次は上の廊下F2、残置未使用突破に行ってきます(誰かいませんか?)。

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