2012年9月9日日曜日

2012秋 扇ノ山(遭難者の捜索)④

最後になるかもしれない捜索,捜索箇所についていろいろな意見はあったが,協議の結果,未捜索エリアで,線で捜索するということで,赤滝上流の沢を3班に分け,捜索を行った。
全員で赤滝上流部に向かう
①日時:2012.9.9(日)
②行先:扇ノ山一帯(赤滝上流部)
③メンバー:YCC(S,Mtu,T)を含む総勢9名
④捜索概況:
9/8(土)に現地入りし(上山高原避難小屋に前泊),翌日6時出発,赤滝上流標高900m付近に移動,3班に分かれ捜索を開始した。稜線直下(稜線まで出た班もあった)まで捜索し,尾根を下降しながら捜索,分かれた場所に集結し,隣の沢に移動し,同じ要領で捜索した。最後は尾根に集結し,上山高原避難小屋に帰着した。
3班に分かれ捜索
尾根で集結後の帰り(小ズッコ山小屋)











⑤その他:
・この捜索,初めてカッパを着ることはありませんでした。
・体力あるI君,T君のおかげで機動力ある捜索ができました。
・けもの(足跡,糞から察するに,猪,鹿,熊かな)の強い気配を感じました。

2 件のコメント:

  1. 遭難者捜索という目的で山に入った為、いつもの登山とは違った緊張感があった。捜索中に足場の悪い場所・藪漕ぎなど難儀した箇所が多々あった。
    遭難者の方を発見できないまま終了の時間を迎え、すっきりしない気持ちのまま扇ノ山を去った。
    (捜索中に獣の気配や痕跡を見つけ、彼らのテリトリーの中に居るのだなと強く感じた。登山ルート外の山歩きでは、護身用の装備が必要だと強く思った。) 西工山岳会2名

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    1. 捜索お疲れ様でした。我々できる限りのことはしたと思います。

      獣の気配に不安を感じるのは初めてです。あなた方、護身用というか、藪漕ぎように鉈を持っていたじゃないですか。

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