①日時:2016.7.22(金)~7.24(日)
②行先:北アルプス(北穂高岳・奥穂高岳)
③メンバー:Y,Sz,Mt,その他(1)
④行動記録:
【7/22】あかんだな駐車場(5:50)→(6:25)上高地バスターミナル(6:40)→明神館(7:40)→徳沢(8:50)→横尾(10:30)→本谷橋(11:40)→涸沢(13:40)
【7/23】東稜組・・・涸沢(4:00)→北穂高沢(5:00)→東稜稜線(6:10)→北穂高小屋(8:10)
南稜組・・・涸沢(4:50)→南稜取り付き(6:30)→北穂高小屋(7:50)
北穂高岳(8:50)→最低のコル(10:25)→涸沢岳(12:00)→(12:15)奥穂高岳山荘(13:00)→(13:50)奥穂高岳(14:10)→奥穂高岳山荘(14:40)→涸沢(17:00)
【7/24】涸沢(4:50)→本谷橋(6:00)→横尾(7:00)→徳沢(8:10)→嘉門次小屋(9:15)→(10:45)上高地バスターミナル(11:00)→あかんだな駐車場(11:30)
⑤行動概況:
槍ヶ岳をバックに |
【7/23】2時半に起床。雲ひとつなく月夜に照らされる中,食事を取る。周りのテントは寝静まったままであり,東稜組は4時に出発する。はじめは南稜と同じルートになるが,途中から北穂高沢をトラバースしてルンゼを詰める。ルンゼでは落石の心配があり,落とさないよう慎重に登る。稜線へ上がり南側を振り返ると雲海から頭を出している富士山が見えた。ハーネスを装着して登攀を開始し,しばらく行くと核心部であるゴジラの背が姿を現す。ロープを出そうか迷いながら歩くも,ホールドやスタンスがしっかりしているため,難なく通過できた。そしてコルへの下りは巻き道がありスタスタと降りることができた。コルから北穂高岳小屋へは踏み跡らしき箇所を辿りながら登るが所々右往左往する。そうこうするうちに北穂高岳小屋の真下に出てホッとする。ハシゴを使ってテラスに着くと,先に到着していたSzと目が合い「今,到着したの?ここ(テラス)に上がってくるの?」と驚きの声を上げる。抜けるような青空のなか,小屋からは槍ヶ岳を一望でき,皆写真を撮りまくっていた。
ガスに包まれる奥穂高岳山頂 |
【7/24】3時に起床して朝食を食べて撤収を行い,モルゲンロートを見てから下山開始。途中,嘉門次小屋に寄って小屋内を見学すると,囲炉裏で焼かれていた岩魚が凄くおいしそうに見えた。下山後は昨年同様「ひらゆの森」で温泉に浸かり帰途につく。松江到着は23:30であった。
⑥トピックス
・東稜に登っているのは我々だけであった。
・東稜はバリエーションルートなので注意が必要。
・奥穂高岳山荘のラーメン(味噌味)が美味かった(僕の中で山小屋ラーメンのベスト3に入る)。
・アルコールを摂取した後には少なくとも同量の水分を取っておく必要がある(えらい目に遭いました)。
恒例の遠征、お疲れ様でした。スケジュールが都合できず同行できなかったのは痛恨の極みです、私が同行すれば天候もバッチリだったはず。帰路の道々、来年の遠征先を考えたと思いますのでジックリと計画を聞かせて頂こう。
返信削除ザイテングラードの大渋滞による奥穂高岳途中撤退から5年が過ぎた。やっと実現できた奥穂高岳登頂。私の我儘な山行に同行してくれたメンバーに感謝します。
返信削除今回の山行は金土日とも降水確率60~80%だったので,雨を覚悟していたけどガスだけで済んでよかったと思う。(Mtをかばうわけじゃないよ)
東稜と南稜に分かれて集中登山も良かったですね。南稜チームはモルゲンロートに魅せられて少し遅い出発になったけど,北穂高小屋で東稜チームを迎えることができてよかったです。次は秋の燃える涸沢も見たいね!
縦走なら槍~奥穂か奥穂~西穂,頑張って槍~西穂は検討した?
返信削除次は北鎌,八峰あたりかな一般ルートばかりじゃ面白くないでしょ。