三鈷東谷辺りをゆっくり散歩でもどうかとTを誘う。もちろんこの時期この場所,目的はアレなはずだけどTはいつもの長靴&作業着でなく登山スタイル。私の裏プランを見透かされていた。
①日時:2015.10.24(土)
②行先:大山(三鈷東谷~親指ピーク)
③メンバー:T,Fu
④行動記録:
川床(7:40)→東谷出合(9:30)→取り付き(11:48)→親指ピーク(12:25)→野田ヶ山(12:50)→川床(14:50)
⑤行動概況:
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親指ピークへ |
川床の駐車場は満車だったが,阿弥陀川方面は人の気配はなく夏道へ向かったというAsを思うとこちらは静かだね,と話しながら紅葉の鮮やかな葉が舞う阿弥陀川をのんびり散策。東谷出合が今回の折り返し地点だったが,天気もいいし奥に綺麗な紅葉も見えた。三鈷東壁のピナクルが見たいとTを唆し,東谷へ突入。さすがにピナクルは遠いので目的を二俣までとしまた足を進める。二俣からは2つのルンゼが見え,冬のモチベーションが上がる。モチベーションが上がったついでに,そのうちと狙ってる東谷から親指ピーク,取り付きを見たい(まだ先まで進もう)とまたTを唆す。二俣まで来ると東谷を半分くらいは進んでおり戻るのも若干面倒だ。
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後ろにはピナクル |
私の口に出さない気持ちが通じたのか,親指ピーク行ってみる?とTからお誘い。(諦め?)代表Sにはだいぶ前に崩落してから東谷から親指ピークへ登るのは厳しいと言われたが,どうにか登れないものかと去年何箇所から眺めていたら1本の尾根が繋がっているように見えた。あとは行くだけ。とりあえずTには自分の目で確認してからと言われ取り付きまで行き見て判断してもらうことにした。下から見ていて1箇所不安なところがあったが,無言でTが登り始めたので追いかける。岩質が脆く落石に気をつけながら高度を上げていく。急なので登るたびにどんどん高度が上がり景色が変化するのが楽しい。天気と紅葉に恵まれ振り返れば絶景だった。しばらく登れば脆い岩場は終わりブッシュ帯に突入。急には変わりないが,もう滑落の心配はない,ブッシュに囲まれる変な安心感。安心感の代償か無理にブッシュを抜けようとした時にひっかかり服がやぶれた。親指ピークに到着し登った尾根を眺める。夏には野田の谷から,秋には東谷から親指ピークを目指す。満足だ。帰りは大休峠経由が面倒だったので,野田ヶ山辺りから適当な尾根を下り中国自然歩道へ抜けた。
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下に見えてる東谷から親指ピーク |
⑥その他:
・Tから「長靴でなく登山靴で正解だった。Fuの行動予想通り」と言われた。さすが。
・無理をしてはいけない,と諦めもつくだろうと散歩装備だったが結局登ってしまった。
・Fuの帽子が風で飛んだ時にサングラスも一緒に落とした。
・東谷から親指ピーク,Tは初めてだったようでとても喜んでもらえてよかった。