2013年11月28日木曜日

2013秋 大山(一ノ沢~弥山~桝水高原)

先日の鴨鍋パーティでMkが一ノ沢に行くと言っていたので,便乗させてもらった。
前回のいい加減な装備を反省して,今回はしっかり冬の装備を準備し望んだ。少々の悪天候でも行く気であった。
ここ数日で雪はだいぶ解けたが,クラストした雪の残る斜面をキックステップ,一部ストックからピッケルに替えて上がり,雪山の気分を思い出した。速攻というか機動力のある山ができ満足している。適度な雪山への足慣らしにもなった。
雪の感触を楽しむMk
①日時:2013.11.27(水)
②行先:大山(一ノ沢~弥山~桝水高原)
③メンバー:T,Mk,会員外(A)
④行動記録:
一ノ沢林道入口(6:10)→一ノ沢林道終点(6:40)→(8:08)大山山頂(8:26)→桝水高原(9:30)
⑤行動概況:
山頂にて
環状道路のゲートはまだ開いており,桝水高原スキー場から一ノ沢まで歩きを考えていたが,一ノ沢林道入口まで車で行くことができた。ヘッドライトを点け出発,上がるにつれて東の空が赤くなる。嵐の前ぶれのようにやけに赤い。林道終点からは一ノ沢の真ん中を雪を辿りながら上がる。雪と岩はクラストしており,後ろにずることなく快適に上ることができた。上部は少し風とガスがあるものの,雨,雪に遭うことなく頂上に到着,避難小屋で小休止後,帰りは正面を下った。

2013年11月25日月曜日

2013秋 三瓶山

男三瓶の頂上付近
20日の例会で突然決まった三瓶山に行ってきました。牛のフンを避けるために北の原から出発です。

①日時:2013.11.24(日)
②行先:三瓶山
③メンバー:Si,Y,E
④行動記録:
登山口(9:00)→トイレ下の分岐(9:25)→男三瓶(10:35)→子三瓶(12:10)→室の内池(13:20)→女三瓶(14:10)→登山口(15:30)
室の内池は上部から見るより
とてもきれいな水だった
⑤行動概況:
三瓶青少年交流の家の駐車場に車を止めさせてもらって出発した。歩き始めはあまり傾斜のない散策路を歩いて行く。分岐を過ぎてから少しずつ上りがきつくなり,雪が積もりはじめてくる。歩き続けていたら3人の若い女子が下りてきた。雪が多くなってきたので,スニーカーだとヤバいと思い引き返したそうだ。賢明な判断だ。その後も雪が10cm~15cmくらいだろうか男三瓶まで続いた。途中,膝に不安を持つSiは引き返そうか迷っていたが,男三瓶まで行って検討することにした。男三瓶に着くと雪は全くない。北斜面だけだったようなので,計画通りの行動をすることにした。その後は秋晴れののんびり登山を満喫しました。

2013年11月24日日曜日

2013秋 船上山(屏風岩:クライミング)⑤

余裕のMt
予定では湯原クライミングセンターでしたが,秋晴れに恵まれたこともあり船上山に変更しクライミングを楽しみました。
スタートは千丈のぞき凹角ルートで身体を慣らし,その後アクエリアス,ブラックフェース,国体ルートと日の暮れる直前まで楽しみました。

ブラックフェースをリードするMj





①日時:2013.11.23(土)
②行先:船上山屏風岩
③メンバー:Mj,Mt,N

2013秋 大山:鴨鍋パーティ

Mkが大山頂上避難小屋で鴨鍋パーティ,ご来光登山をやるという話を知り,ご相伴に預かることにした。私は歩くより,食することの意識が高く,いい加減な装備で小屋上がったことに反省している。彼らは完璧冬山装備で上がって来た。たいしたもんだ。TuとNaは今年から山を始めたそうでピッケル,アイゼンが輝いていた。
鍋(鴨,フォアグラ入りつくね,蕎麦)は絶品でした。翌日は2人を鍋のお礼に正面を案内する。上部は冬山そのものだ。いよいよ冬山シーズンが到来しますが,皆さん準備OKですか?
剣ヶ峰とご来光

①日時:2013.11.23(土)~24(日)
②行先:大山
③メンバー:T,Mk,会員外(Tu,Na)
④行動概況:
Mkたちは仕事を終えてから,こちらへ向かうとのことなので,私はひとり16時前,南光河原Pをスタートする。風もなく静かな夏道登山道だ。2合目でジャケットを脱ぎ,6合目でヘッドライトを点ける。7合辺りから雪が引き締まってくる。夏靴で来たこと,ストックを持って来なかったことを少し反省する。
桝水高原スキー場に下る
(ザックの後ろに鍋,古典的風景です)
装備はマイナス30度仕様のシュラフと極上赤ワイン?のことぐらいしか頭になかった。何回滑って,雪上に素手を付けただろう。
18時半頂上小屋に到着,ひとり乾杯,シュラフに入りウトウトしながら彼らを待つ。22時過ぎに今夜のディナーを背負ってMkたちが到着する。Mkが持参した鴨,フォアグラ入りつくねの鍋で静かに乾杯,締めは鴨南蛮蕎麦,料理最高でした。重い荷物を担ぎあげ,ご馳走していただきありがとうございました。
翌日,Mkは仕事があり6時前にひとり小屋を出発し,残り3人はご来光を拝み,正面経由で下山した。

2013年11月21日木曜日

2013秋 大休峠

小屋の周りは雪は少ない
本日の山行予定(烏西ルンゼ)は代表Sの所用で中止となった。前日の例会で大山の雪の様子を聞いたこともあり,まだタイヤ交換を済ましていなかったので,今日はのんびりタイヤ交換と道具整理でもしようと思ったが,朝タイヤ交換を済ませると雪の上を歩きたくなったので,大休峠へと向かった。

①日時:2013.11.21(木)
②行先:大休峠
③メンバー:N(単独)
④行動記録:
香取上部P(9:55)→大休峠避難小屋(11:35)→香取上部P(12:45)
雪は深い
⑤行動概況:
前日の夜Mkからメールで一ノ沢から大山へ行くとの内容があったので,眺める大山の雲の中へパワフルMkがいるのかなと車を走らせていると,今日は止めましたっと電話がMkから入り,なんとも申し訳なく感じながら香取を目指した。香取Pからは思っていたより積雪があり野生動物のトレースしかない,30cm~40cmの積雪で大休避難小屋へ向けて行く。突然の大雪で動物達も準備が出来ていなかったのか,大小さまざまな足跡がある。
熊か猪か?
こんなにいろんな足跡を見るのも珍しいと言うか見たことがない,大きな足跡もあったり,木の幹の高い所へ小水のかっかた痕もあり,ホントに熊に出会うんじゃないかと思いながら大休避難小屋に到着した。
帰路の大谷を過ぎた辺りで遭遇してしまった,体長2mはあろう丸々と太った2頭野獣。慌てて逃げてはダメだと冷静にカメラを取り出し撮影に挑んだ。熊は黒いイメージがあるので猪かな?何ヶ月ぶりかの雪歩き,やはり歩き方が違うのか足が痛くなり本格シーズン前のウォーミングアップとなりました。

2013年11月13日水曜日

2013秋 三嶺縦走

1ヶ月ほど前,燕岳の登山口にある中房温泉が11月23日までの営業であることを知り,林道が車で通れるこの時期に,楽ちん北アルプスを計画する。しかし寒波の到来で暴風の中でのテント泊は困難であると判断する。燕山荘の小屋泊に切り替えるのは,労働者階級の私には費用的に非常につらい。費用対効果を考え,サブターゲットとして目をつけていた三嶺の山行に急きょ変更した。
三嶺避難小屋まで続く霧氷
①日時:2013.11.11(月)~12(火)
②行先:三嶺(奥祖谷かずら橋~三嶺~名頃)
③メンバー:Mk,I(会員外)
④行動記録:
11/11(月)奥祖谷かずら橋(10:25)→丸石避難小屋(12:00)→中東山分岐(13:00)→白髪避難小屋(14:05)→休憩出発(14:40)→カヤハゲ(15:20)→三嶺山頂(16:15)→三嶺避難小屋(16:30)
11/12(火)三嶺避難小屋(6:15)→名頃(7:35)→アスファルトを歩き奥祖谷かずら橋(8:20)
⑤行動概況:
朝は霧氷が一面に
高速道路を下りると国道439号線をひたすら剣山方面に車を走らせる。深い渓谷の木々が見事に色づき,今年最後の紅葉に嬉しくなる。しかし,ひたすら続く「くねくね道」に三半規管がやられ紅葉など,どうでもよくなってくる。取り付きの奥祖谷登山口に着いたころは,2人とも青白い顔をしていた。思い返せば,この道中が,今回最大の核心部であったのではないだろうか。奥祖谷二重かずら橋登山口からは,丸石谷川沿いにつけられた登山道を,まずは国体橋まで歩く。よく整備されており,沢の景色は気持よい。国体橋からは,同じ景色のつづら折りの急傾斜が続く。ひたすら歩くと1時間ほどで丸石避難小屋のある分岐に出た。尾根に出ると,このあたりから風も強く,インナーグローブだけでは,指先が冷たくなってくる。シカの食害が進み,多くの木々が立ち枯れしている高ノ瀬(1740m)を踏み,中東山の分岐に出る。
登山口の二重かずら橋
ここから白髪避難小屋までの笹原は,蒜山の笹原よりもスケールの大きさを感じた。このあたりで,普段なら三嶺の山容が見れるはずなのだが,霧に包まれ三嶺を見ることができない。白髪避難小屋にて昼食をとり,カヤハゲを踏んで三嶺の正面に立つ。山頂は霧に隠れていたが,その堂々たる山容に迫力を感じた。山頂までの約1時間はかなりの急登で,途中に鎖場がありとても楽しい。しかし,山頂直下はもっと急で,久しぶりに足が前に出なくなった。
虹と紅葉
10歩進んでは立ち止まる。何とも情けない姿であったが,登り応えのあるタフなコースに負けまいと,岩にかじりつきながら山頂に上がる。山頂に上がると,そこはメルヘンの世界で,霧氷が登山道に立ち並ぶ木々を,アイスコーティングしていた。山頂でパートナーのIと固い握手をしてお互いの健闘をたたえあったが,指先がジンジンしていたためインナーグローブは外さなかった。風が強いため足早に避難小屋にて休息をとり,翌朝の見えるはずもない御来光に期待しながら19:00就寝する。翌朝は予想通りの天候で御来光はなかったが,霧氷が一面に広がるメルヘンの世界が再び現れた。名頃登山口に向かっては,山頂直下は急傾斜で,雪が多くつくと雪崩が起こる危険箇所でもある。しかし,そこもわずかで終わり,後はなだらかな林道歩きが気持よく,最後まで楽しませてくれる。だが,ひたすら長いので,最後はやっぱりトレランを楽しみ無事に下山した。それにしても,雪ではなく霧が凍るという世界は初体験で感動したが,とても寒かった。帰って,大山が初冠雪と聞き「え~!」と思ったが,今年の冬の厳しさを予見させるタフな山行となった。

2013年11月11日月曜日

2013秋 大峰山(八経ヶ岳)

八経ヶ岳,登ったこともあり,正直言ってあまり乗り気ではなかったのは事実であるが,これが最後と何回も言いながら山に向かうSiに頼まれ,今回もだまされてあげました。光陰矢の如し,Siや私同様,皆さんも動ける時間は少ないよ。と勝手なことを言いながらも,気の置けないメンバーと愉快な時間を共有することができ,メンバーには感謝しています。
紅葉,祭り,温泉つきの晩秋の吉野路,熊野古道の旅情も満喫することができ,またひとつ思い出作りができました。
出発前に1枚
①日時:2013.11.9(土)~10(日)
②行先:八経ヶ岳(天川村役場→八経ヶ岳)
③メンバー:
T,Mj,Ma,Mt,Y,E,Sa,Si,I,W(会員外)
④行動記録:
11/09(土) 天川村役場(10:50)→狼平(15:42)
11/10(日) 狼平(4:40)→八経ヶ岳(6:51)→(8:06)狼平(8:40)→栃尾辻(10:20)→天川村役場(11:33)
⑤行動概況:
狼平(狭い空間に3張
(第1日目)2台の車で,早朝5時に米子を出発し10時過ぎには天川村役場に到着する。この日は「天の川もみじ祭り」で賑やかである。八経ヶ岳の下山口を坪内にしたので,一台を配車後,役場グランドの脇の登山口から入山する。
単調な上りが続くがけっこうきつい。第1,第2鉄塔を過ぎ,林道に出る。ここから時間短縮で,林道を歩こうか迷ったが,急ぐ山でもないので登山道を行く。帰り,車回収先発隊(T,E,W)はこの林道を使用した。
宴会のスタート(大休峠ではありません
栃尾辻に到着すると20名程の高校生の集団が休憩中だった。山岳部の高校生で,今朝神戸を出発し,今日の幕営地は我々と同じ狼平と言うことであった。山岳部顧問の話では栃尾辻から坪内までの登山道が土砂崩れのため通行禁止で,八経ヶ岳登頂後は明星ヶ岳経由で天川村役場に帰るとの事,我々も同じコースを計画していたので,変更することにした。
八経ヶ岳
この辺りから,ザックの重さがボディブローのようにきいてくる。出発すること5時間,なんとこさ狼平に到着。テント設営後,小屋に移動し,食事というか宴会,明日3時半起床のため,20時前には眠りについた。
(第2日目)
3時半起床,テント撤収,その他装備を小屋にデポし,4時40分にヘッドライトを点け,狼平を出発する。上がるにつれて,雨はないもののガスと風が出てくる。稜線はずっとこんな感じであった。全員で八経ヶ岳登頂後,パーティを2つ(そのまま栃尾辻に下りるパーティと狼平に残した装備を撤収するパーティ)に別け,行動する。ちょうどいいタイミングで,栃尾辻で合流した。コース変更による車の回収があるので,車回収先発隊は早く下りてもらった。
下山後は「天の川もみじ祭り」の屋台で,格安,大盛りの「牡丹鍋」,「鴨鍋うどん」,「やきとり」などを楽しみ,締めは近くの「天の川温泉」で2日間の登山行動の疲れを癒した。

⑥その他トピックス(詳しくは例会で)
・Mt,I は山行でのテントは初体験,I はマットを忘れ,寒くて寝れなかったそうな。早朝,テント外に出たら,外のほうが暖かいと言っていた(そんなアホな?)。
・寒さに弱いMj には女性用のテントに入ってもらおうと思っていたが,小屋に避難する?
・文学青年と呼ばれるMt は今回の山行,本を持参していなかった。
・35kgの荷物を平然と担ぐYCCのヘラクレスMkに来てもらいたいという話で盛り上がった。
・Wのザックには2リットルの水と,1.5リットルのビール,焼酎があった。
・相変わらずアルコール(バーボン,スコッチ,ビール,焼酎)は豊富でした。
・宴会はSaが道中,ゲットしたナメコを肴にした。帰りはクリタケもありました。
・先週20kmのマラソンに出場したMaは今回の山ほうがきついと言っていた。
・帰りはコース変更となり,車回収先発隊(T,E,W)は栃尾辻からトレイルランを敢行しようとしたが,トレイルウォーク(約1時間)になってしまった。

2013年11月6日水曜日

2013秋 庄司ヶ滝

甲川
前日のクライミングに続き,ボルダリングに行こうかと思ったが,天気もいいので森歩きに庄司ヶ滝へ地図合わせに出かけてきた。
①日時:2013.11.6(水)
②行先:庄司ヶ滝
③メンバー:N(単独)
④行動記録:
香取上部P(9:45)→甲川(10:20)→庄司ヶ滝(10:50)→香取上部P(12:20)
地図上の甲川は枯れている


⑤行動概況:
今日の甲川は水量が多く,渡渉に石を投げ足場を作らなければならないところもあった。途中から川の水流と別れ,地図に記載されている甲川に入る,地図に記載の川は枯れている。
地図に記載の庄司ヶ滝(妖精の滝?)
昔はこちらが本流だったのだろうか?枯れ川をつめると地図に記載されている庄司ヶ滝の位置に2段の枯滝,これが庄司ヶ滝?妖精の滝と言われているたきだろう?たぶんひっくりかえって地図に記載された?もしくわ昔はこちらが本流でごうごうと水が流れ庄司ヶ滝だったのだろう。ここから滝の上に出て大休峠避難小屋を目指そうと適当な枯滝を登っていったが,2,30m上がった所で大きく足元を崩してしまいテンションも下がったので,帰路へと足を向け次回は滝と滝の間の尾根を詰めてみようと眺めながらルートを確認した。

2013年11月5日火曜日

2013秋 船上山(屏風岩:クライミング)④


カンテルートの取り付き
(いい写真がなくてごめんなさい)

秋空の下,クライミングを楽しみました。
千丈のぞき側面でスタートの予定が,少し岩が濡れていたので,最初にカンテルートを足慣らしに登った。カンテルートは簡単らしく私でも行けた。上から見る紅葉と滝は綺麗でした。その後,側面,のぞきと移動。
会員Nは船上山岩デビューだったが,ボルダリングの練習の成果かうまく登る。初めての彼が私よりうまいとはこれ如何に。

①日時:2013.11.5(火)
②行先:船上山屏風岩
③メンバー:T,Mj,N,会員外(To,S)

2013年11月4日月曜日

2013秋 キノコ採り④:ボタヒラ(ムキタケ)

出発前,ブログの構成は決めていた。タイトルは「キノコ採り④:ナメコ」,写真は倒木に黄金色に輝くナメコ。残念ながら今回も空振りだった。ほんの少しあるにはあったが・・・ボタヒラをゲットしたのでタイトルはボタヒラに変えてのアップ。
計画はキノコを探しながらは妖精の谷を越え,甲川を遡り,大休峠に抜ける予定であったが,甲川で強い雨(枯葉が雨で落ちてくる)に遇い,妖精の谷を越えた時点で,大休峠に行かず,出発地に帰着した。計画通りならナメコ採れたかな(負け惜しみ)。
妖精の谷を越えたあたり

①日時:2013.11.4(月)
②行先:妖精の谷
③メンバー:T,Y,Mt,Si,I
④行動記録:
香取上部(7:50)~甲川(9:00)~妖精の谷上部(10:15)~香取上部(12:00)