2012年4月30日月曜日

2012春 中央アルプス(木曽駒ヶ岳・宝剣岳)

八ヶ岳かどちらにしようかなと悩んだが,まだ行っていないところ,アプローチが近いということで木曽駒となった。この歳になるまで,アルプスの山行は最初から小屋泊まりなど考えたことはなかった。基本全てテント持参である。それでも熊が出たとか,台風,大雨で小屋に避難指示?はあったが・・・今回は最初から山小屋というかホテル利用で計画した。これから山小屋使用の山行が増えるだろう。今まで不自由した分(実はその不自由さに楽しみがあるが)まあそれもいいか。晴天に恵まれゴールデンウイークを中央アルプスの春山(木曽駒ヶ岳・宝剣岳)と旅(馬籠宿)で楽しんだ。
ホテルの窓から(中央が乗越浄土,左が宝剣岳)
①日時:2012.4.28(土)~29(日)
②メンバー:T,O (高体連)
③行先:中央アルプス(木曽駒ヶ岳・宝剣岳)
④行動記録:
ホテル(5:42)→乗越浄土(6:25)→木曽駒ヶ岳(7:38)→ 乗越浄土(8:37)→宝剣岳(9:00)→ホテル(9:58) 下山後,馬籠宿に寄り道して帰鳥する。
⑤行動概況:
(4/28)米子を7時に出発して,14時に菅の台バスセンターに到着,バス,ロープウェイを乗り継ぎ,15時過ぎには,2162mにあるホテルに到着した。千畳敷カールのスケール凄いね。食事までまだ時間もあり,一っ走り乗越浄土まで往復する。
中岳に向かう相棒
(4/29)早朝ホテル出発,さすがに雪はクラストしている。乗越浄土に出ると風があり,ヤッケ,ピッケル,アイゼン装着し中岳,駒ケ岳に向かう。駒ケ岳まで出会った登山者は4名のみ,広い雪原を目もくらむような晴天の中,我々だけが独り占めたように歩くのは気持ちがいい。人に会わないのが山が私の山なんだろう。誰もいない頂上に到着し,記念撮影。御嶽がはっきり確認できる。
乗越浄土から見る宝剣岳
(宝剣岳は右のスカイラインを行く)
せっかくここまで来たのだからということで,宝剣岳を慎重(クラストした急斜面,ロープ必要)に往復した。山頂から続々登山者が千畳敷カールを上がって来るのがわかる。そろそろ我々が下山する頃である。帰り,ストックで千畳敷カールを下るが,指導員らしき人から,グリセード禁止,ピッケル使用するよう強く言われ従う。状況に対応した行動があると思うのだが・・・
木曽駒山頂,後ろの御嶽が見える

2012年4月22日日曜日

2012春 烏ヶ山

代表Sから烏ヶ山の山行記録が届きました。YCC_山便りにアップします。
南峰から本峰,大山方面を望む

①日時:2012.4.12(木)
②メンバー:S(単独行)
③行先:烏ヶ山
④行動記録:
鏡ヶ成P(9:20)→南峰(12:25)→頂上(13:28)→1180ピーク (14:00)→キャンプ場下展望台広場(14:40)


 ⑤行動概要:
頂上から見る大山稜線

本日は快晴,単独行である。コースは正面登山道から入る。樹林帯には2m弱の積雪がある。カーラ谷を横切るため谷に下りたが,谷を遡行することを選択した。雪は締まっており,補助具は必要なしである。谷にはスノーボードの跡があり,南峰等から滑走したのであろう。 カーラ谷から別れ緩やかな尾根を直上する。新小屋峠コースの笹畑展望広場に到着し,小休止,南峰合流点に向け出発。ここからの尾根筋は積雪少なく,ブッシュも出ており,アイゼンではきつい面がある。
単独頂上(teraもほとんど単独です)
 木の枝をくぐり抜け烏ヶ山頂上到着。帰路は1180ピークを経由して下山した。

⑥ teraから師匠Sへの便り:
いつも突っかかっていってすみません。Sが元気である証拠と許して下さい。学生の頃,初めて山に連れて行ってもらって今の私があります。感謝してます。あと10年位は喧嘩?しましょう。

2012年4月21日土曜日

2012春 大山春山(振子沢)

私はYCC以外に所属している会がある。それは高体連登山部である。高体連登山部はこの時期,振子沢の山行を何十年(私は正確にわからない),私に限っては20年続けて来た。継続することは価値があり,皆さんの努力のたわものだ。この山行にはたくさんの思い出がありすぎて泣けてくる?
駒鳥小屋と出現したテント村
①日時:2012.4.20(金)~21(土)
②コース:鍵掛峠P~キリン峠直下~駒鳥小屋(泊)~振子沢~ユートピア
③メンバー:高体連登山部と子供たち
④一口メモ:
まだ大山環状道路は全面開通していないので米子からは江府経由で鍵掛峠Pに向う。出発から雪上,先週幕営したキリン峠直下を経由し,駒鳥小屋へ。そして駒鳥小屋直下の河原に設営,河原といっても雪上。翌日は振子沢で雪上訓練後,振子沢を詰め,稜線,ユートピアへ。もう1泊の予定であったが,翌日暴風雨の注意報が出ているようなので,テント撤収し帰路についた。
振子沢を上がる子供たち
振子沢全景

2012年4月15日日曜日

2012春 大山春山(キリン峠:桝水原~文殊越~キリン峠~駒鳥小屋)

この山行の目的は来週の登山の下見と雪上訓練だったが,私には別の思いもあった。キリン峠直下に比較的平らな箇所がある。雪のある時に,いつかはここに雪洞かテント泊と思い続けた場所である。何十年の思いを叶えに行って来た。トレーニングとはいえ,同行してくれた子供たちに感謝している。

①日時:2012.4.14(土)~15(日)
②メンバー:T,会員外(A)と子供たち
③行先:大山(桝水高原スキー場~(環状道路)~文珠越~キリン峠(泊)~駒鳥小屋)
④行動時間:
4/14:桝水(9:52)→文殊越(11:45)→キリン峠(12:53)→(キリン峠直下にて幕営)
4/15:キリン峠(6:22)→駒鳥小屋(6:53)→キリン峠(8:27)→文珠越(9:04)→桝水(10:22)
⑤一口メモ:
← 二ノ沢の雪と一緒に歩いた子供たち
桝水高原スキー場から閉鎖されている環状道路を出発する。道は完全に除雪してある。一ノ沢手前,横手道との合流付近で大規模な雪崩のなごりを確認する。大木,電柱がなぎ倒されている。
平地では子供たちについていけない。唯一勝てるのは雪の急斜面のみ。しかたないね。

文珠越に到着(どう進むか考えてます) →
日も射すようになり,誰にも会わない,車の走らない環状道路を雪景色を見ながら歩くのもなかなか良い。文珠堂まで歩き,昔?の登山道に入る。文珠越では子供たちにキリン峠まで,左,まっすぐ,右,どう進むか確認するが,まっすぐ行きたいとの返事,いいねえ,雪のある春山の魅力である。この直後,鍵掛峠を上がって来たAと合流する。


← キリン峠に立つA(バックは槍ヶ峰)
文珠越から1時間弱でキリン峠に到着,ここから見る槍尾根は素晴らしい。アルプス級だね。昼過ぎにはキリン峠直下の平らな場所にテントを張る。ぽかぽか陽気の中での昼寝,夜は満点の星,今回初めて使用する高価?な会(YCC)のテント,春山を堪能した。
翌日は駒鳥小屋周辺の状況確認に行き,来た道を折り返した。

駒鳥小屋の雪(昨年より少ない)
高価?な会(YCC)のテント











2012年4月7日土曜日

2012春 大山(大ノ沢~頂上~正面道)

大リーグマリナーズのイチローの第1打席を確認した後,一っ走り,大山冬山の宿題を片付けに大山正面に行って来た。私は大山に行くにはベストポジションに住んでいる。なにしろ大山寺まで15分そこそこでいける。今回の桝水原高原スキー場までは14分。
横手道上部から大ノ沢を見上げる

①日時:2012.4.7(土)
②メンバー:T(単独)
③行先:大山正面(大ノ沢~頂上~正面道)
④行動時間:
桝水高原スキー場(11:44)→ロックシェード(12:05)→頂上(14:53)→桝水高原スキー場(16:08)
⑤一口メモ:
正面道を下る(正面はスキー場)
桝水高原スキー場からまだ閉鎖されている環状道路を歩き,ロックシェード手前から直上する。最後の堰堤からは適度に雪は締まりぐんぐん高度を稼ぐ。まっすぐか,右か,左かどっちに行こうか迷ったが今回は左にコースをとり頂上台地に出た。風はないが全くのホワイトアウト状態だった。頂上で会った登山者は2名のみ。「ガスがひどいので気を付けてください」と声をかけられ,「ありがとうございます」と一応言っておいた。この状況で正面登山道の降り口捜さないといけないのに・・・
自慢でもなんでもない,欲求がなかったのか行動中何も口にしなかった。 私はこれで時々痛い目に遭う。

2012年4月5日木曜日

2012春 大山春山情報(鍵掛峠周辺の雪)

鍵掛峠展望台下の駐車場(4/4)
一っ走り,春山のアプローチの起点にこれからよく訪れるであろう鍵掛峠の状況を調べに行ってきた。4/4(水)現在,道路は,奥大山スキー場から鍵掛峠展望台まで除雪,通行可能でした。
展望台下の鳥越峠方面のスタートとなる駐車場は10台程度駐車できるスペースがあります。
周辺の雪の壁は2~3mあり,当分(1ヶ月程度)ここからのスタートは雪の上を歩くことになるでしょう。

鍵掛峠展望台駐車場(4/4)


鍵掛峠から見る南壁は昨日の積雪で,新雪をまとい,綺麗でした。デブリの後も確認できなく,もしかしたら新雪が崩れるかもしれません。

雪のあるうちに,一ノ沢,三ノ沢,キリン峠,槍尾根,キリン沢,振子沢方面に行かないといけませんね。

2012年4月1日日曜日

2012春 船通山

代表Sから船通山の山行記録(写真)が届きました。会員Siの一口メモをのせ,YCC_山便りにアップします。春山のスタートを感じさせる山で,たまにはのんびりとした山もいいですね。

山頂直下,大山バックにパチリ
①日時:2012.3.22(木)
②行先:船通山(鳥上滝からダイレクト頂上へ)
③メンバー:3S(S田,Si宮,Sa藤)
④一口メモ(以下会員Si宮からの報告):
膝痛のため,雪山は卒業かなと思っていましたが,代表Sの「船通山に行くよ」の誘いに膝痛忘れ,行って来ました。鳥上滝コースの駐車場はしっかり雪の中,手前に駐車し,スタートする。雪は締まっており,スノーシュー無しで心地よい雪の感触を楽しみながら歩く。40分程で鳥上滝へ着き,小休止のあと滝の上をダイレクトに頂上に向かう。亀石コースとの合流点の広場で大山をバックに写真をパチリ!そして頂上へ。その時目の前にいきなり避難小屋が・・・周りの木々が伐られ,芝が植えられ真新しくなっているのにビックリ。新しい小屋で早めの昼食をとり,下山,そしていつもの温泉に入って帰途に着きました。
新しい避難小屋
山頂の様子











⑤teraからSi宮への便り:
何だかんだ言って歩けるんじゃないですか!? 無理は言いません,日々下界では城山,月一は大山でトレーニングして,あとしばし頑張って下さい。大山を歩ければ,どこにでも連れて行ってあげますよ。