この山行の目的は来週の登山の下見と雪上訓練だったが,私には別の思いもあった。キリン峠直下に比較的平らな箇所がある。雪のある時に,いつかはここに雪洞かテント泊と思い続けた場所である。何十年の思いを叶えに行って来た。トレーニングとはいえ,同行してくれた子供たちに感謝している。
①日時:2012.4.14(土)~15(日)
②メンバー:T,会員外(A)と子供たち
③行先:大山(桝水高原スキー場~(環状道路)~文珠越~キリン峠(泊)~駒鳥小屋)
④行動時間:
4/14:桝水(9:52)→文殊越(11:45)→キリン峠(12:53)→(キリン峠直下にて幕営)
4/15:キリン峠(6:22)→駒鳥小屋(6:53)→キリン峠(8:27)→文珠越(9:04)→桝水(10:22)
⑤一口メモ:
← 二ノ沢の雪と一緒に歩いた子供たち
桝水高原スキー場から閉鎖されている環状道路を出発する。道は完全に除雪してある。一ノ沢手前,横手道との合流付近で大規模な雪崩のなごりを確認する。大木,電柱がなぎ倒されている。
平地では子供たちについていけない。唯一勝てるのは雪の急斜面のみ。しかたないね。
文珠越に到着(どう進むか考えてます) →
日も射すようになり,誰にも会わない,車の走らない環状道路を雪景色を見ながら歩くのもなかなか良い。文珠堂まで歩き,昔?の登山道に入る。文珠越では子供たちにキリン峠まで,左,まっすぐ,右,どう進むか確認するが,まっすぐ行きたいとの返事,いいねえ,雪のある春山の魅力である。この直後,鍵掛峠を上がって来たAと合流する。
←
キリン峠に立つA(バックは槍ヶ峰)
文珠越から1時間弱でキリン峠に到着,ここから見る槍尾根は素晴らしい。アルプス級だね。昼過ぎにはキリン峠直下の平らな場所にテントを張る。ぽかぽか陽気の中での昼寝,夜は満点の星,今回初めて使用する高価?な会(YCC)のテント,春山を堪能した。
翌日は駒鳥小屋周辺の状況確認に行き,来た道を折り返した。
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駒鳥小屋の雪(昨年より少ない) |
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高価?な会(YCC)のテント |
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